魚津市へ/魚津・蜃気楼ロード
8:30片貝川にかかる落合橋を渡って魚津市に入る。橋の中央付近で先ほど足早に追い越していった同年輩の人とすれ違い、その時に川の名前を聞いた。毎日のようにウォーキングをしていると言うその人は、約1km先の河口まで行って引き返して来たという。荷物がないとは言え、早足である。
この頃からこれまで部分的に海岸線をとばしてきたことを後悔し始めていたので、今度は迷わず河口を目指して左岸を下る。道はサイクルロードになっていて時折自転車で追い越していく人があった。
いくらも歩かないうちに俄かに雨が降り始めたので早めに雨具をつけようと立ち止まってズボンを履いていると、『これくらい大丈夫,すぐにやみますよ!』と声をかける人があり、振り向くと小柄だががっしりした体つきの中年の人がニコニコしながら私の仕草を見ていた。
日焼けした真っ黒な顔に白い半袖のシャツとトレーニングがよく似合う精悍な感じのその人は『自分も日本一周をやった』と言い、しばらくの間,あまり早くない私のペースにつき合ってくれて、歩くペースとか荷物の重さ,肉刺のこと等,色々なことをアドバイスしてくれた。
経田漁港を過ぎて堤防に出る。道は海岸線に沿ったサイクルロードに並行する自動車ロード共々『蜃気楼ロード』と名づけられ、自転車の人,ウォークの人が多く、また車も多い。
魚津三大奇観
蜃気楼ロード案内板
現在地
9:15,水場とトイレのある小公園で休憩。南に見えている山が僧ヶ岳と言う山であると教わる。ウォーキングの人には先に行ってもらってここで5分ほど休む。
休んでる間にもこんなにもウォークの人がいるのかと言うほど次々とやってきて去って行く他,自転車も車も多く、このコースの人気が伺える。
9:30発,やはり自分のペースがいい。朝方石田の浜で教わった射水市の煙突は少しだけ近くなったがまだ遠い。
9:50,灯台を模した展望台があり、そこに陣取って大きな望遠カメラで蜃気楼の写真を撮っている人がいた。殆ど毎日そこで写真を撮り続けていると言うその人が蜃気楼の写真を誰にも見れるように張り出し、またアルバムを見せて説明してくれた。特徴は実際より高く立ち上がって見える建物の高さの差による凸凹がなく、上のラインが揃って見えることだそうだ。
大伴家持 歌碑
碑文
近くには公園もあり、万葉の歌人で越中国司でもあった大伴家持の『越し海の信濃の浜を行き暮らし 長き春日を 忘れて思へや』の歌碑がある。
9:55発。デジカメのメモリーカード(256MB)を使い果たして2枚目(128MB)を使っていたが、いつ切れるか分からないので、どこかでもう1枚買うかCD化したいと思っていたところ,5分歩いた先で思いがけずカメラの店を見つけ、渡りに船とCDに焼いてもらって1つ問題解決。これで安心して次に迎える。
かすかに富山港火発の煙突
海辺で憩う人々
海辺の道の空き地で釣った魚をその場で料理して、通りがかりの人と談笑している夫婦がいた。似てることをやってるな・・,と、1枚撮らせてもらう。
蜃気楼ロードはこの先のお魚ランドと言う施設や埋没林博物館のある魚津港から更に3km先の早月川にまで続く。
8:30片貝川にかかる落合橋を渡って魚津市に入る。橋の中央付近で先ほど足早に追い越していった同年輩の人とすれ違い、その時に川の名前を聞いた。毎日のようにウォーキングをしていると言うその人は、約1km先の河口まで行って引き返して来たという。荷物がないとは言え、早足である。
この頃からこれまで部分的に海岸線をとばしてきたことを後悔し始めていたので、今度は迷わず河口を目指して左岸を下る。道はサイクルロードになっていて時折自転車で追い越していく人があった。
いくらも歩かないうちに俄かに雨が降り始めたので早めに雨具をつけようと立ち止まってズボンを履いていると、『これくらい大丈夫,すぐにやみますよ!』と声をかける人があり、振り向くと小柄だががっしりした体つきの中年の人がニコニコしながら私の仕草を見ていた。
日焼けした真っ黒な顔に白い半袖のシャツとトレーニングがよく似合う精悍な感じのその人は『自分も日本一周をやった』と言い、しばらくの間,あまり早くない私のペースにつき合ってくれて、歩くペースとか荷物の重さ,肉刺のこと等,色々なことをアドバイスしてくれた。
経田漁港を過ぎて堤防に出る。道は海岸線に沿ったサイクルロードに並行する自動車ロード共々『蜃気楼ロード』と名づけられ、自転車の人,ウォークの人が多く、また車も多い。
魚津三大奇観
蜃気楼ロード案内板
現在地
9:15,水場とトイレのある小公園で休憩。南に見えている山が僧ヶ岳と言う山であると教わる。ウォーキングの人には先に行ってもらってここで5分ほど休む。
休んでる間にもこんなにもウォークの人がいるのかと言うほど次々とやってきて去って行く他,自転車も車も多く、このコースの人気が伺える。
9:30発,やはり自分のペースがいい。朝方石田の浜で教わった射水市の煙突は少しだけ近くなったがまだ遠い。
9:50,灯台を模した展望台があり、そこに陣取って大きな望遠カメラで蜃気楼の写真を撮っている人がいた。殆ど毎日そこで写真を撮り続けていると言うその人が蜃気楼の写真を誰にも見れるように張り出し、またアルバムを見せて説明してくれた。特徴は実際より高く立ち上がって見える建物の高さの差による凸凹がなく、上のラインが揃って見えることだそうだ。
大伴家持 歌碑
碑文
近くには公園もあり、万葉の歌人で越中国司でもあった大伴家持の『越し海の信濃の浜を行き暮らし 長き春日を 忘れて思へや』の歌碑がある。
9:55発。デジカメのメモリーカード(256MB)を使い果たして2枚目(128MB)を使っていたが、いつ切れるか分からないので、どこかでもう1枚買うかCD化したいと思っていたところ,5分歩いた先で思いがけずカメラの店を見つけ、渡りに船とCDに焼いてもらって1つ問題解決。これで安心して次に迎える。
かすかに富山港火発の煙突
海辺で憩う人々
海辺の道の空き地で釣った魚をその場で料理して、通りがかりの人と談笑している夫婦がいた。似てることをやってるな・・,と、1枚撮らせてもらう。
蜃気楼ロードはこの先のお魚ランドと言う施設や埋没林博物館のある魚津港から更に3km先の早月川にまで続く。