遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

防護柵完成‥‥のべ17日+子ども達7名&スタッフ3名✕半日

2016-04-27 22:54:49 | 平郡島にて・平郡島から

 末端部(南西)まで完成/逆方向から見る


 みかん畑イノシシ対策の防護柵が14日目,竹林整備の3日を加えて通算17日目でやっと完成した。着工から3ヶ月半。



 一番気に入らない部分/低くて薄くて粗く、下に穴がある

 ここを乗り越えて出入りする 

 最後の日のメインは2ヶ所の穴塞ぎだが、その前に北西のコーナーの部分が低くて厚みがなく粗いので、まずここを補強する。
 出入りの際はここを乗り越えなくてはならないので、上ってもビクともしないくらい頑丈にする必要がある。中ほどにも透いた層がある。ここは主に裏側から補強し、高さも厚みも得られてほぼ満足。その場所の下の穴を塞いで昼食とする。



 大きな穴がある/裏側から補強


 ゆっくり食べて少し休み最後の大穴にかかる。狭い空間で太い竹を使うのは難しいので、その場にある細い竹を切りながら使い、ウリ坊も入れないほどに塞いで終了。末端部(南西)の下は5~6mの石垣になっているのでイノシシは入れない。



 きれいに並んだ/上から見る


 全体としては透いた部分があるのが気に入らないがほぼ完璧に出来、ひと先ず終了となる。



 3月29日・子ども達が奮闘


 防護柵づくりは今日が3回目の3日目で、通算14日目。これに子ども達が手伝ってくれた日が入る。子ども達が切ってくれた竹を1人で切って枝打ちすると1日ではすまないかもしれない程で、大助かりだった。






 通算日数は
 竹やぶの整理が1月12日から16日までの3日間
 1回目が1月17日から22日までの5日間
 2回目が3月6日から12日までの6日間
 3回目が23日から25日までの3日間
 3月29日に春休み瀬戸の旅の参加者(子ども7名+スタッフ3名)が半日奮闘



 


合わせて17日+子ども達とスタッフ10名が半日間
期間は1月12日から4月25日まで3ヶ月半 


ドキュメント

 手のつけられない枯れ薮だった


 1月12日 竹薮の中は枯れた竹が折り重なって手がつけられない状態だった。3日がかりで枯れた竹を片っ端から谷底に放り投げて整備する



 1月17日(初日)~北東の石垣から/1月20日(3日目)~西に延びて行く



 早い夕暮れ/ハッサク


 1月17日 北東の角、上の畑の石垣の位置から防護柵づくりを開始。生きた竹を支柱に交互に編みこんで重ねて行く。



 この穴を塞ぐ


 1月20日(3日目)はポッカリ空いたこの穴を塞ぐことに腐心した。ここは強く屈曲させるため、竹を割って使うことにした。



 すぐれもの登場~四つ割り器。竹の太さに応じて、五つ割り、六つ割り等がある。



 裏から見る/完璧~パンツ見たい‥


 1月21日(4日目),22日(5日目)は竹割器で四つに割った竹を、籠をつくるように編んで仕上げる。極上の仕上がりになった。



 奥(北東側)の始点~石垣との接点



 同・裏側から見る。

 上の畑の石垣との接点付近。石垣の斜面を攀じ登れなくもないので高さが要求された。



 更に西へ向かう。


 起点付近の作業を終えて1回目はここで終了。

 

 3月6日から2回目の作業を再開。


 3月7日(7日目)。西に向かって延び、北西の角から南に曲がる。



 屈曲部から南進/薮を切り払って進路を確保


 3月8日(8日目)。西北ノ角から90度屈曲して畑の西の縁に沿って南進する。ここから先は竹と小灌木の混じった防風帯になっているので、薮を切り払って柵の進路を確保する。



 先端/進行先の薮払い

 

 更に延ばして/薮払い(11日)


 3月10日(9日目)。薮を切り払い、整備しながらの作業で遅々として進まず。



 頼りない1本だけど/終着点に到達


 3月11日(10日目)。やっと先端が終着点まで届いた。その少し手前に抉れた場所があり、そこが難関だった。後で穴を塞ぐことにしてまっすぐ進む。そうしないと強く曲げることになり竹が割れてしまうのだ。



 次第に充実/春分を前にして日足が長くなった。


 リードができたらどんどん竹を重ねて行く。竹の処理が間に合わずなかなか進まない。



 ひたすら積み上げる/竹の太さ、長さに応じて行ったり戻ったり‥。




 3月11日(10日目),12日(11日目)。2回目の作業終了。あとわずかと言うところで2回目の作業を終える。この後は各駅停車瀬戸の旅に参加した子ども達が竹を切り出してくれて大いにはかどる。



 末端部とその手前の部分完成~美しい仕上がり


 4月23日(12日目)~25日(14日目)の3日間でほぼ完成となる。部分的に不満なところもあるが、追々手を加えて行きたい。

 

 子ども達/いつの間にかつ・ぼ・み



4月26日。草丈が伸びて苗が埋もれてしまったので1回目の草刈り。いつの間にかみかんのつぼみが膨らんでいた。連休の頃には咲くのだろうか‥。

ここまでに使った材料はすべて大小の竹だけで縄さえも必要なかった。従って道具以外には1円の費用も使っていない。代わりに膨大な労力を費やしたと言う訳だ。
次はいよいよ入り口の封鎖。ここには支柱となる竹も木も1本もない上に、入り口を設けなくてはならない。どんな風に進めるか、まだ絵はできていないが何とかなる筈だ。

ばっさまに教わってゼンマイ処理

2016-04-21 12:59:00 | 山のあしおと小学校




4月16日;
 友人から『ゼンマイを採りに来ませんか‼』とお誘いを頂き、2週連続で能生へ向かう。
 放棄田とその周りで太くて柔らかいゼンマイをしっかり採らせてもらい、友人のお母さんから処理法を教わってすぐに試す。






 焚火で大鍋にたっぷりの湯を沸かし、ネットに入れたゼンマイを放り込んでワイルドに木の棒でかき混ぜながら茹でる。






 軽トラの後部の戸板にぶちまけて手揉みする。
 生憎夕方でその日は天日干しできなかったのが気がかり。






 4月17日;
 朝採りしたゼンマイをもって大町に帰り、すぐに茹でたものの大雨で干すこと適わず。しかし午後から晴れたので戸板の上で揉んで干すを3~4回繰り返す。

 前日分も茹でが浅かった気がしてもう一度茹でて同じように干したが、余計なことだったかも‥。








4月18日・19日;
 18日11時に大町を出て19日9時広島着。晴れたので軽トラの屋根に段ボール箱を貼りつけ、天日干ししながら買い物したり移動したり‥。
 
この日は知人の案内でゼンマイ採りし、これも処理して干す。






4月20日;
車に積んだまま平郡島の資材や買い物。時々外に出して干す等して夕方平郡島着。

4月21日;
朝から雨。天気のいい日に一気に仕上げたいがなかなか思うように行かないものだ。


1・2回目分はかなり乾燥が進んだがまだ完全ではない。しっかり天日干しないとし湿気た時に黴が生えそうだ。
天気がいい日なら2日間で仕上げることができるが、バタバタと落ち着かない作業で中途半端だった。きれいに仕上がるとピンクになるが真っ黒だ。
アクが抜けているのかどうか、食べてみないと分からない。その前に戻し方も教わらなくてはッ‼