遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

四分儀座流星群~島は春

2016-01-04 17:29:39 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象



島ではとっくにスイセンや菜の花が咲いている
1月3日夜は翌朝4:21の満潮に合わせて23時から大波止へ
暑くてヤッケを脱ぎ それでも暑くて
シャツの前をはだけるバカ陽気‥,異常だ‼

北に向かって竿を出すその先に 北斗七星が丁度立ち上がった形
それが次第に高く上がった午前2時過ぎ 
ひしゃくの柄に当たるカーブを延長したはるか先に
ポツンとひとつ明るい星‥‥麦星(アルクツルス)である
しばらくして下弦(2日正午)を過ぎたばかりの月(月齢23)が出る






しぶんぎ座流星群のピークは1月4日~明日の夜だと思っていたが
気づいてみれば今がその時刻ではないか‼
放射点は牛飼い座とりゅう座の中間あたり
北に向かって竿を出している自分の北東方向~右斜め上
月はあるが大した明るさではない
つまり絶好の位置・絶好の時刻にいると言うこと

探り釣りのいいところは星空を眺めながら釣れるところ
とはいっても凸凹だらけのテトラの上は不安定この上なく
転倒したり隙間に落ちて あっちこっちと生傷だらけだが
この期を逃すものかと空を見ながら釣る
幸いにしてあまり釣れないので しっかり見る





てな具合で 6つほど流星を確認して3時半に納竿
もうちょっと粘って金星を見てから帰ればよかった‥
ちょっと後悔


今夜~明日未明にもう一度チャンスがある





光と影~レンブラント光線

2014-06-14 01:47:07 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象

 有明山に現れた天使の梯子


いつものように
光のシャワーを降り注ぐ
レンブラント光線




 常念岳にも届いた


 いつものように
 光と影のシャワーを浴びる
 安曇野 有明山







 光のシャワー







 『光と影の画家』『光と影の魔術師』・レンブラントの代表作 夜警 & 自画像



 薄明光線(気象現象)
太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象の俗称。おもに、地上から見た太陽の角度が低くなる早朝や夕方に見られる。美しい自然現象

 俗称
 『天使の梯子』『天使の階段』『ヤコブの梯子』
 旧約聖書創世記28章12節に由来する。ヤコブが夢の中で、雲の切れ間から差す光のような梯子が天から地上に伸び、そこを天使が上り下りしている光景を見たとされる

 レンブラント光線
 光と影の画家と言われたレンブラント・ファン・レインがこれを好んで描いたことに由来する。絵画表現上においては、コントラストが強くなり、光の当たる部分と闇の部分との対比を強調され非日常的な雰囲気や宗教的な神々しさを表現することに成功した。


8月14日に金星食!

2012-08-03 20:29:40 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 3日未明,土用干しの梅が気になって外に出ると、全天で一番明​るい金星と、惑星で2番目に明るい木星が並んでいて壮観だった!
 この日の金星はおうし座・プレアデス星団の西にあって明るさは​―4.4等とかなり明るく、満月の光にも負けていなかった。
 木星はおうし座にあって―2等。

 この金星が、8月14日の未明に月と重なって、いわゆる星食が​起こる。
 金星は2:42頃から約1分かけて月の輝いている側に重なって​見えなくなり、3:27頃から約1分かけて暗い側に現れる。
 8月14日の月齢は25.9で新月(18日)の4日前。三日月​よりやや太り気味で逆向き。まだ暗い時刻で月もあまり明るくない​ので肉眼でもよく見えるが、双眼鏡があればより詳しく見ることが​出来る。望遠鏡で見るとほぼ半分にかけた金星が細い月に隠れる様​子がよく分かる筈。
 ただし月の位置は星食の始まりが7度,終わりが15度とかなり低い。
 ※腕をいっぱいに伸ばして指を広げた時の親指から小指までの​角度が約15度。指を揃えた時の親指~小指間の幅が約7度

 一方,12日3時頃には木星も月に大接近する。場所はおうし座​,ヒアデス星団・アルデバランのすぐ近く。

 その他、夜の星空では、おとめ座のスピカと土星,火星が接近し​、8月14日には3者がほぼ一直線上に並ぶ。

 8月16日の日の出30分前には水星が西方最大離隔で、細い月​と接近する。月齢は27.9でかろうじて見えるほど細く、水星を​見る数少ないチャンス。

 8月12日~13日にはペルセウス流星群が極大。乞うご期待



 今夜は快晴,おとめ座の中で1等星のスピカと火星,土星の3明星が直角三角形を成しているが、まもなく西に没する。

日傘雨傘・月傘日傘

2011-06-02 01:23:03 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象


 31日11:20頃,日傘と彩雲が同時に現れた。彩雲は日傘の外側の真南で、二重の日傘の一部分のようにも思える。いずれにしても珍しい現象だ。

 日傘雨傘,月傘日傘と言う。その言い伝え通りなら今夜か明日は雨になる筈だが・・,
 午前中はスッキリした天気で午後は暑くなるのではないかと思われたが、日傘・彩雲が消える頃から全天にうすい雲がかかり、午後にはそれが厚みを増してやや重い空になった。
 果たして明日の天候は如何に・・?




彩雲

2011-04-22 21:33:51 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象

 2011年4月22日11:30,池田町で撮影の彩雲/2010年5月16日10:40,明科で撮影の彩雲


 彩雲が現れた。昨年5月16日の彩雲も随分と横長・直線状で長時間にわたっていたが、今回も長い直線状だった。でも消えるのは早かった。

 彩雲は地震の前兆だと言う説は脇に置いて・・,昨年5月の彩雲はかなり広範囲の地域で見られたが、今日のはどうだったのだろう・・?



過ぎたけれど『雨水 』・・・2月19日

2011-02-22 12:00:18 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象



 19日は二十四節気『雨水(うすい)』
 西暦2月19日,太陰太陽暦1月17日~正月中 (睦月:むつき)

 太陽視黄経 330 度

 『陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧) 』

 空から降るものが雪から雨に替わる頃、深く積もった雪も融け始める。春一番が吹き、九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始める。




 間もなく『雨水」と言う2月15日,珍しく安曇野に雪が降り積もり、今シーズン初の雪かきとなった。
 しかし、雪はこの地方で言う水気の多い『かみゆき』(漢字では上雪だろうか・・) いわゆる里雪のことで、関東地方にも降った「春近しの~」の雪で大したことはない。




 19日は天気が良く、ぽかぽか陽気だったので幼子を連れて長峰山に登った。4才と2才の子ども達にとっては登山デビューだがそんな大げさなものではなく、お散歩の延長。
 子ども等は松ぼっくり拾いが楽しかったようだ。

 2月15日を過ぎればやはり季節は動く。


二十四節気『立春』・・・西暦2月4日,太陰太陽暦1月2日

2011-02-04 14:16:44 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象

 オランダフウロ,花:2010年3月18日/葉:同1月28日


 立春 (りっしゅん) 2月4日 旧暦1月2日 
 正月節 八節 
  太陽視黄経315度

  『春の気たつを以て也(暦便覧) 』

 この日から立夏の前日までが春。まだ寒さの厳しい時期ではあるが日脚は徐々に伸び、九州や太平洋側の暖かい地方では梅が咲き始める頃であるが・・・,今年は西日本に雪が多い。
 三八豪雪(1963年)の時、広島県芸北町八幡の中学校に勤めていたと言う同僚から、電線を跨いで出勤したとか、雪融け後に高鉄棒のバーが地面に届くほど下に引き伸ばされているのを見て度肝を抜かれたと言う話しを聞かされたことがある。


 ここ3年ほどは畑の土が凍ることがなかったが、今年はカチカチに凍って埋めておいた大根が抜けなくなった。ハウスの中に埋めるべきだった・・。



 葉;2010年1月28日/実:同5月16日



 オランダフウロ

 散歩の途中でひときわ目立つ赤い葉を見つけた。3月になって赤い小さな花をつけているのに気づく。
 初めて見る草で名前が分からなかったが、野草に詳しいブロガーの方に写真を送って『オランダフウロ』と教えてもらった。今年は未確認。




謎の光り ~ 停止流星 (再掲)

2010-11-13 02:58:21 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 2005年12月15日午後5時42分頃,ビニールハウスづくりで冷え切った身体を温めるために長峰荘で入浴中のこと・・。
 露天風呂につかって宵の明星・金星が明るく輝く常念岳方面の空を見ていた。一度目をはずしてもう一度その方向を見上げた瞬間,金星の北北北西ないし北北西(北極星を天の北極と仮定して金星と北極星を結ぶ大円に対して)約5度くらいのところで何かが明るく光ってすぐに消えるのを見た。
 それは金星よりやや暗く木星くらいの明るさだったが、光り始めたところを見ていないので最大光輝を過ぎていたとすればもっと明るかったかもしれない。あるいはその時が最大光輝だったのかもしれない。いずれにしてもその光は動かずにその場で光って消えたと思われた。

 普通,流星は光りの線として見えるが、それは私達が流星を横ないし斜め横から見ているからで、流星が真っ直ぐ自分の方に飛んできたとしたら、その場合は1点に生じた光がその場で明るさを変えた後にその場で消えて行く・・,つまり全く動かないで光って消えることになる。
 数ある流星の中にはそう言う流星があっても不思議ではないし、実際にそう言う流星がある。これを『停止流星』と言う。
 今回,金星の近くで見た謎の光は、この停止流星ではないかと思う。光り始めたところを見逃したので『全然動かなかった』とは言い切れないが、消え方からしてその場で光り始めてその場で消えたことはほぼ間違いない。

 停止流星は確率的にはかなり頻繁に起こっているのではないかと思う。ただ、それを見ることができるかどうかと言うことになると確率は格段に下がる。
 最近ではしし座流星群が話題になったりして流星が関心をもたれるようになって来たが、そもそも流星を見たことが無いという人も沢山いるのだから停止流星を見ることが出来る人は極めて稀だと言える。

 私自身は過去に1回半,停止流星を見たことがある。それははまったく動かずその場で光って少し明るくなってそのまま消える『謎の光』だった。
 当時(1960年頃)は日本で3つしかなかったプラネタリウムに入り浸っていたのだが、あまりに不思議だったので館長で木星観測の世界的権威者だった佐藤健氏に報告して初めて『停止流星』と言うものを知った。
 半分と言うのは完全な停止ではなくほんの30秒(角度),月の直径ほど動いたので停止に近いという意味だが、動いたことで逆に流星であることが確認できた。
 そう言えば3年前のしし座流星群の時,角距離で数度以下と言うのもいくつかあった。あれは流れた距離が短いのではなく、流れる角度が私達のいる方に向かっていると言うことで、真正面に入れば点になるとい言う訳だ。

 流星群にはその中心に当たる放射点と言うものがあるので、そこから真っ直ぐ飛んでくる流星は停止流星になる可能性が高いのではないだろうか・・。
 流星が自分達に対してどう言う角度で進入してくるのかを想像すると言う楽しみ方もあるということだ。うまく行けば停止流星を見ることが出来るかもしれない。

 ただし、仮に遭遇したとしても動けばはっきり記憶に残るが、1点で光ってそのまま消えるのだから、自分1人だけが見た場合,見たことを証明することは難しい。
 人に認めてもらわなくても構わないのだが、自分自身が果たして本当に見たのかどうかさえ疑わしくなることがあり、人の記憶のもろさ,曖昧さから、数日後には『あれは幻だったのではないか』等と思ったりもしかねないと言うあやふやさを伴う。
 停止流星はそう言う意味でも印象深い『謎の光』なのである。

 しし座流星群のピークは18日。出来ることなら露天風呂に浸かって夜空を見上げたいものだ。


アストロアーツ しし座流星群
http://www.astroarts.co.jp/special/103p/index-j.shtml

同,特集・ハートレー彗星
http://www.astroarts.co.jp/special/103p/index-j.shtml

同・ハートレー彗星に最接近した探査機ディープインパクト
http://www.astroarts.co.jp/news/2010/11/05epoxi-hartley/index-j.shtml

同 おうし座流星群
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2010/201011/1101a/index-j.shtml

 コメント欄参照

風が変わった日・・,立秋

2010-08-08 02:41:15 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 カワラナデシコ
 二十四節気・立秋 8月7日(旧暦6月27日) 七月節・八節 太陽視黄経135度

 『初めて秋の気立つがゆへなれば也(暦便覧)』
 暦の上の秋の始まりの日。この日から立冬の前日までが秋。一年で一番暑い頃であるが、一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。以後の暑さは『残暑』と呼ばれるようになるが現実の暑さは残りというにはあまりに厳しい。
 暑中見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞い。

 七十二候は後半の第三十七侯『涼風至る』

 ユウスゲ咲く
 昨日(6日)の暑さはそれまでと少し違う気がした。今日(7日)ははっきりと違う風を感じた。木陰に入ると暑苦しさがなく爽やかな空気に包まれるのだ。
 そんなところへ『残者見舞い』を頂き、『あぁ 立秋だったのか・・』と気づかされる。

 野菜達は、昼間の暑さに喘ぎながらも夜間にはすでにひんやりした空気を感じ取り、また着実に短くなる日照を敏感に捉えて、来る秋に備えているはずであるが、凡夫は日中の暑さに気を奪われてそのことに気づかず、野菜たちにとって大切なこの時期を毎年無為に過ごしてしまう。

 8月7日前後を『立秋』とした昔の人達の感覚の鋭さに今更ながら驚かされる。

 後ろ向くアジサイ

彩雲or地震雲~5月16日

2010-06-01 23:59:15 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 長大かつ長時間(3時間以上持続)
 5月16日10:54撮影 
 5月16日,旧国鉄篠ノ井線・明科廃線敷きを歩いている途中で、かつてないほど長大かつ長時間におよぶ彩雲を目撃し撮影した。形状は半円形の虹とは違って直線状。
 撮影時刻以前に発現し午後2時頃にもその状態を保っていたので、少なくとも3時間以上は持続していたことになる。
 翌日の地方新聞にその写真記事が載ったのを見たという人もあり、当地ではかなり話題になったらしい。

 ところが、昨日(5月31日)夜8時からのNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』を見ていたら、おそらくその時と同一のものと思われる彩雲が写っていた。場所は松江市近辺。
 それを見てこの日の彩雲は全国的に見られたものかもしれないと思い至り、『彩雲 5月16日』で検索してみると、同じ日に宮城県の蔵王や兵庫県の三田市で撮られた写真が載っており、そしてそれは『地震雲(日暈)』であるとした記述があって、実際にこの日奄美大島沖でM4.5~5.0の地震があったことが報じられていた。

 ソラからの情報を知って  ↓
http://sorakaranojyouhou.at.webry.info/201005/article_10....

 これまで彩雲はごく限られた地域的な現象だと思っていた。太陽の近くの雲が彩られるものだから雲のないところでは発現のしようがないが、この日の例は雲があれば同じ日にどこででも発現するものだと言うことを物語っている。
 もしかすると彩雲と地震雲とは現象は同じでも原因は別のもので、地震雲と呼ばれる現象だったから全国各地で見られたのかも知れない。
 謎は深まるばかりであるが、謎めいているからこそ面白いではないか・・!




二十四節気・啓蟄

2010-03-06 00:09:16 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 イトトンボ~生きていた!
                 
 啓蟄(けいちつ) 3月6日頃 二月節 太陽視黄経 345 度

『陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也(暦便覧)』
 啓蟄は冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味。実際に虫が活動を始めるのはもう少し先。柳の若芽が芽吹き蕗のとうの花が咲く頃である。

 ハエ?~歩いていた
                
 今年の啓蟄は太陽が黄経345度に達する3月6日2時である。
 解説には『冬眠していた虫が穴から出てくる頃と言う意味だが、実際に活動を始めるのはもう少し先』とあるが、今年の場合は1ヶ月前,ハウス内の床張り工事を始めた立春の頃から虫達が蠢き始めていた(写真)し、フキノトウにいたっては12月から出ていた。
 季節がどんどんと前倒しされて来ているように感じる昨今。

ルナ&ヴィーナス・・・美しき女神達の邂逅

2009-08-18 05:25:59 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象

 18日午前3時半,外に出て東の空を見ると月齢27の細い月と金星が並んでいた。思ったより高くすでに地平から15度ほどのところまで昇っているところを見ると月の出は2時過ぎ頃だったのだろうか・・。

 夜明けの金星を見るのに一番ふさわしい場所を求めて長峰山へ車を走らせる。もう1時間早くそこで待っていれば山の端から2女神が昇ってくる瞬間を見ることが出来たかもしれない~,と下調べの甘さをちょっぴり悔やむ。

 月と金星は双子座の中,カストル,ポルックスの南にいた。オリオン座のベテルギュースとリゲル,おうし座のアルデバラン,ぎょしゃ座のカペラ,そして火星等々,ひしめく明るい星々も月の光のせいかどこか弱々しく、やがて白みはじめた空色の中に埋没して行くのを見届けて山を下りる。

流れ星2つ・・・最後のペルセウス流星群

2009-08-15 11:09:11 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 15日午前3時。1点の雲もない晴天だが下弦を過ぎた月がプレアデス星団の東にあって流星を見るには明るすぎる。
 ペガサスの大方形は中天にはるか高く、ぎょしゃ座のカペラは今朝の月よりさらに東にあるので、一昨日切れ切れの雲間から見え隠れしていた星はそのどちらでもなく、まさに放射点であるペルセウス座のα,β、あるいはアンドロメダ座のα,β,γ辺りの星だったらしいことが分かった。
 月の東におうし座のアルデバランとヒアデス星団,その東北東にカペラがあってすぐ近くに火星がいた。
 20分ほど頑張って見ていると、火星付近で赤っぽい色の短く足の速い流星(2等級)が1つ見られた。間違いなく放射点からもので、これで満足して目を東の山際に転じるとオリオン座が出始めているのに驚く。午後8時の星空にすると12月の空。
 もう1時間弱でその東に双子座とともに金星が昇って来る。3日後にはそこで金星と月のランデブーを見ることが出来る。
 最後に1つ,流星群の流れとは逆方向に暗いけど長くて足の速い流星を見てお終いとする。

 今夜(朝)は木星が太陽の正反対の位置に来る『衝』。その木星は西空に踏ん張って大三角形とともに夏の名残りをとどめている。
 平原綾香のジュピターを!
 http://www.youtube.com/watch?v=G_lxcZT2G6M
 ※コメント欄からリンク

ルナ&ヴィーナス~2女神競演・・・8月18日未明

2009-08-13 11:42:02 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 8月18日の明け方、明けの明星・金星と月齢27の細い月が東天で接近する。最接近は東京で4時頃,1.5度(月の視直径の3倍くらい)まで近づ
いて並ぶ。
 場所はふたご座のカストル(2等星),ポルックス(1等星)の近く。この時間帯はオリオン座やオオイヌ座,コイヌ座などの冬の星座が勢ぞろいして賑やかだが、その中にあっても明けの明星と細い月,ルナ&ヴィーナスの2女神の競演はひときわ目を引きそうで楽しみだ。

 
 以上,参考は『つるちゃんのプラネタリウム』,他
http://homepage2.nifty.com/turupura/new/2009/new0908_03.html


 全天に分厚い雲~ペルセウス座流星群は見れず・・・13日御前2時~3時
 13日2時,満を持して外に出るもほぼ全天を覆う雲で、月齢22,明日が下弦かと言う月の周りだけわずかに穴が空いて2~1等級の星が見え隠れしていた。多分アンドロメダの大方形の一部か御者座のカペラかだと思われるも何星か特定できず。
 その方向がまさにペルセウス座の輻射点に当たるだけに、この分厚い雲が何とかならないものかと40分後にもう一度外に出ると、今度は月までもが雲に隠れてしまっていた。
 今夜はダメだったが明日に期待!