遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

島の春を歩いた

2013-04-26 18:37:53 | ひろしま・やまぐち電車旅


 珍しく暖かい今年の春 




 珍しく 大勢で歩いた




 島の道




 子ども達は




 高い所が好き




 危ない所が好き




 磯が好き




 生き物が好き

 


 カタツムリが好き 




 オタマジャクシが好き




 赤い花が好き




 優しい色も好き  




 暖かい色が好き




 野の花も好き




 春の花が好き




 秋の草の実も好き




 海が好き




 冒険が好き




 島が好き




 みんな大好き

赤穂線に乗ってみた

2012-03-29 16:37:16 | ひろしま・やまぐち電車旅
6:20のバスで五日市駅6:40発の電車に間に合うかどうかは微妙。間に合わなくても構わないので試して見ようと6:00に家を出たら6:05に着いてしまったので、バスが来るまで歩いて3つ先のバス停から乗車。何と210円のところが170円ですんだ。
バスは3分前に着き悠々セーフ。がしかし、いつも利用するこの電車で行くと、中津川で1時間近く待たなくてはならない。中津川で待たずに乗り継ぐには五日市駅を7:55発がベストなので1時間以上の余裕がある訳だ。そこでなかなか機会に恵まれず滅多に行くことのない赤穂に行ってみた。本線から離れて元の駅に帰らず本線に戻れるのが魅力なのだ。かくして赤穂で買い物などして相生で本線に戻り、予定の電車にスムーズに繋がって米原、大垣、名古屋、中津川へと進む。松本着は20:21。



開幕!どう評価する?カープ打線

先行き不安な滑り出し

ルーキーの頑張りに答えれず…

平和公園にて

2012-03-27 18:05:30 | ひろしま・やまぐち電車旅
 Tubasa&Azusa兄妹はいつもけんかばかりしているかと思えばいつの間にかベターとしているなかよし。只今平和公園を見学中。賑やかにケンカしながら楽しく見学している。
 Masahayu&Yukiho兄妹はいつも寄り添って話したり歌を歌っているなかよし。何やらお目当ての店があるとかで2人揃ってどこかへ消えてしまった。

 この後、12:20発のアクアラインで合流して宮島へ直行するが、その前にT&A兄妹はボランティアガイドさんの案内で資料館を見学する。
 平和公園を見学する際は、このボランティアガイドを利用するのがベスト。自分もずいぶん学ばせてもらった。

 去年平和公園・原爆資料館を見学した時、Tubasa君​はガイドさんの説明を聞いて、原爆が炸裂した島病院に行​って見たいと言った。ガイドさんはちょっと驚かれたようだが、喜んで島病院に案内して下さった。自分も爆心地には行ったことがなかったのでいい経験をした。
で、彼は帰ってから一人で市の図書館に行き、『はだしの​ゲン』を全巻借りて一気に読んだということだった。
 今回​も熱心に説明を聞き、時々質問したりしてたが、最後に彼は『なぜ原爆ドームや記念館が世界遺産になっている​のか』と言う、大変難しくて重要な質問をした。何と答えればいいのだろうか・・。

平群島にて

2012-03-26 22:21:43 | ひろしま・やまぐち電車旅
平郡島にて

 3月25日(日)

 きれいな朝焼けを見ながら、今日も電車に乗って柳井市の港に向かう。昨日は19:44に駅に着き、夕食と朝食を買いに生協へ。閉店前の生協は半額の弁当・惣菜がズラリで大助かりだ。お腹いっぱいで食べられない〜と言っていたTubasa&Azuri兄妹もケロッとして食べ、ぐっすり寝て今朝は5時半起き。Masaharu&Yukiho兄妹共々、元気いっぱいのようだ。

 去年1人だけで参加したものの、体調を崩して何も食べら​れないまま行動した苦い経験を持つTuaasaは、今年はそのリベンジとばかり万全を期しての参加。妹のAzuriは見るからに逞しそうだ。
 この旅の常連だったMasaharu&Yukiho兄妹はそれぞれ高校・中学へと進学し、兄Masaharuは3年ぶり4回目、妹Yukihoは2年ぶり5回目の参加だが、2人ともすっかり大きくなり感心するほどの食いっぶり。今のところ全員順調だ!

 8時過ぎに柳井港で長野から参加の2婦人と合流し、平郡​島行きフェリーに乗船する。今回は平郡西港で降りて東浦までの13kmあまりを歩く。途中でミカン畑に寄り、また五十谷三島で磯遊びをする予定。

 3月26日(月)
 昨夜かなり冷え込んだだけあって今朝はいい天気。昨日は柳井港を8:30に出港した『へぐり』が最初に停まる平郡西港(西浦)で降り、お世話になる水無月さん宅(東浦)までの14kmを歩いた。Nonちゃんも一緒に歩き、AzuriやTubasaとすっかり仲良くなって3人大はしゃぎで走り廻りハラハラさせられた。
 7kmあまり歩いた所にみかん畑があり、そこで木に残っているハッサクを全部採る。完熟して自然落果したものは最高に美​味しいので、木の下に落ちている実も傷んでないものを選んですべて拾い集めた。
 さらに5km歩いて五十谷(いや)三島の海岸に降り、ヒジキやアオサ,フノリ等を採ったり磯の貝を探したりしたが、あまりに風が強かったのでそこそこに退散し、水無月さんのお家まで歩いて全コース14kmを完踏。
 夜は水無月さんご夫婦の心づくしの手料理~平郡産の魚介類と野菜たっぷりの~+漁師さん差し入れのお刺身やタコの料理など,食べきれないほどの豪華な料理を堪能する。
 今日は午前中は釣りを楽しんで14:00の船で島を離れる予定。

 午後
 天気はそこそこいいのに風が強く寒い2日間で、アジ釣りはさっぱりだった。
 小学校再開に伴う校舎の建設に携わる業者や役所の関係者が多数訪れていて、今日の島は賑やかだった。たった1人の子どもの成長〜9年ぶりの小学校再開が島を活気づけている。
 子どもの成長と言う点では、旅の初日にAzuriの乳歯か抜けると言う出来事があった。そう言えば昨年のアルプ​ス登山教室の最中にも歯が抜けた子がいた。歯が生え変わる〜と言う小さな出来事だが、内なる衝動に突き動かされて確実に訪れる成長と言う神秘的な現象を目の当たりにした思いがしてちょっと感動した。
 久しくそう言う場面に立ち会う機会がなく、自分にも自分の子ども達にもあったその現象のことはすっかり忘れていたのだ。



春休み・各駅停車,広島・山口,瀬戸の旅・・・24日~29日

2012-03-21 10:34:30 | ひろしま・やまぐち電車旅



 恒例の『春休み・各駅停車電車の旅~世界遺産(平和公園・厳島神社)と島めぐり(平郡島)』瀬戸の旅

2012年,3月24日(土)~29日(木)5泊6日 
1;参加対象:小・中・高校生、学生、青年、一般成人






2;コースの概要:
3月24日(土) 松本~各駅停車乗りつぎ/五日市泊 松本以外の方 山陽線五日市駅・20:00集合






3月25日(日) 五日市~平郡島・釣りと磯遊び/
3月26日(月) 平郡島~五日市








3月27日(火) 平和公園見学と宮島・厳島神社見学,弥山登山・潮干狩り/五日市泊






3月28日(水) 鈴峯~武田山登山
3月29日(木) 広島~各駅停車乗りつぎ/松本 または広島にて解散


 以下
3;行程と日程(略)/4;集合/5;解散/6;服装/7;持ち物/8;宿舎/9;食事/10;参加費/11;その他: ・・・略

 27日に宮島・弥山登山,または28日に鈴ヶ峰~大茶臼登山のいずれかを計画中。
 ご希望の方のご参加歓迎!






 Nonちゃん 間もなく1年生 ・・・ 3月B23日付 中国新聞

 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203230006.html

Nonちゃん,間もなく1年生~島 の学校,9年ぶりに復活!

2012-03-21 08:53:38 | ひろしま・やまぐち電車旅

 Nonちゃん(08年7月2才当時)/一家3人で(08年9月)


 学齢期の子どもがいないために休校となっていた平郡島の東小学校が、今春再開されることになったとことを報じる地元紙の記事(1月26日付け)が届いた。



 みかんに水遣り(11年4月)/家の改修・床張りに大活躍(同)



 山口県柳井市の離島、平郡(へいぐん)島にある平郡東小学校が4月,9年ぶりに開校する。島に移住してきた家族の1人が1年生になるからだ。市教委は古い木造校舎の一部を壊して、リース校舎を新築する。島民は『みんなで学校を盛り上げたい』と話している。

 入学するのは松川洵子(のぶこ)ちゃん(5)。4年前に両親と神奈川県から移住した。ピンクのランドセルを前に『お勉強したい。算数とか、工作とか・・』と目を輝かせる。父の潤さん(62)は元高校教師。『学校があれば子どものいる人も移住しやすい。再開はいろんな意味で地域の刺激になる』と話す。
 以下  ↓

島の学校、9年ぶり復活 山口・平郡東小に1年生入学へ
http://www.asahi.com/edu/news/SEB201201240004.html
                                』


 もぐりの練習中(11年8月)/みかん狩り一行をご案内(11年12月)




 Nonちゃん 間もなく1年生 ・・・ 3月B23日付 中国新聞

 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203230006.html 

計画頓挫

2011-09-06 12:42:54 | ひろしま・やまぐち電車旅
台風12号の影響により東舞鶴駅で大幅な遅れが生じ、北陸線廻りで今日中に大町に帰るのは絶望的になる。米原・名古屋廻りの保険が生きた訳だが・・,保険に頼る安全な旅なんてやっぱり面白くない。タイムリミットは明日の午後までなので、今日は行ける所まで行ってまた考える。と言う訳で切符の残りは1回分となる。

北近畿タンゴ鉄道宮津線
前夜、浜坂まで足を延ばしたので予定より1本早い6:15の始発に乗り、7:23に豊岡に着く。ひょっとすると全体を前倒し出来るかもしれないと思って、携帯のぐるなびで調べていて北近畿タンゴ鉄道と言う私鉄に行き着き、7:32の西舞鶴行きに乗り換える。この線は民営化される前から何度となく計画しながら実現に至らず、一度は乗っておきたかったルートであるし、なるべく海岸線に沿って走りたかったので、1680円の出費もよしとする。
西舞鶴には9:28に着いたがそこから先の接続がなく、結局、福知山廻りと同じ電車で乗り継ぐことになり、前倒しはならなかった。それどころか東舞鶴に着いててみると敦賀行きの姿がホームになく、大幅遅れの電車を待たされる仕儀となったのは前述の通り。

不接便宜乗車拒否東舞鶴を約50分遅れで出発した電車が敦賀に着いたのは13:55分頃。予定していた福井行きは13:39発で間に合わず不接。乗務員の対応も定時発車して何がおかしいの? と言わんばかりで昨日の山陰線の措置に比して素っ気ない。さすが北陸線ともなると態度もテカイ!
たが、遅れはわずか20分あまり。ここで数年前の不接便宜乗車と言う措置を思い出してお客様係りに走る。説明して直近の特急に乗れる証明書を発行するよう求めたが時間がない。お客様係りでなく駅員さんが「取り敢えず乗って中で証明書を書いてもらってくれ」と言うので飛び乗った。方針変更したのは以前の経験に加えて、舞鶴でナマモノの土産を買ったことを思い出したからだ。
ところが、車掌は「18切符にはそう言うリスクも含まれており、そのような措置はない」と言い、乗車券の購入を求める。前回の例を持ち出すと「それはその係員の間違いだ」と言い張り、結局乗車券と特急券を買う羽目になった。(前回は特急券のみ)
金が惜しいわけではなく、対応が線によって違うのが納得行かない。
そんなこんなで結局時間を金で買った結果になり、当初の計画の電車に乗ることとなって次は金沢。


穂高⇔五日市各駅停車旅

2011-08-27 13:53:12 | ひろしま・やまぐち電車旅
 1;前半
 穂高駅6:01発。松本着6:27、同6:32発、塩尻,中津川,多治見,名古屋,大垣,米原の各駅で乗り換え、現在姫路に向かって快走中。
 中津川から名古屋まではセントラルライナーが便利なのだが、多治見~名古屋間が全席座席指定で300円の指定券を買わなければならない。その指定券を買う場所が分かりにくくてウロウロした挙句、一旦改札を通って外に出て買わされたことがある。(中で買えるのかも知れないが分からない)。
 このわずらわしさを避けるのと300円をケチるには多治見でライナーを降りて直近の快速に乗ればよく、米原発11:50の新快速に充分間に合う。そして米原発のこの快適な電車に乗れば、座したまま京都・大阪等近畿圏大都市のゴチャゴチャに巻き込まれることなく素通りすることが出来るのだ。
 現在,新大阪を発車してまもなく大阪。

 これまで土・日曜日を避けてきたが今回はどの電車もさしたる混雑はなく、特にローカル線は通勤通学のない土・日の方が空いていることがわかった。

2;姫路駅にて
 14:26姫路着。米原から2時間26分。東海道・山陽線の特急・急行がなくなった今,この新快速が新幹線に次いで最も速い電車と言うことになる。ここまで来ると大都市の激しい乗降がウソだったかのように静かになる。
 ここから先,山陽線を西に向かう乗客は相生で必ず乗り換えなければならない。東西に向かう乗客が、大垣で乗り換えさせられるのと同じだ。

 相生から広島方面に向かうには15:22発の糸崎行きに乗るのだが、それに乗り継ぐための電車は姫路発15:03(赤穂行き)なので50分近く待つことになる。
 かつては待ち時間が1時間だったこともあり、その間に6人の子ども達を連れてバスで姫路城まで行き、走って帰ってギリギリ間に合ったと言うこともあった。
 2005年各駅停車・世界遺産めぐりの旅→
http://blog.goo.ne.jp/yamanoasioto/e/30b45fac90c5727106e963fb6a8bbbbe
 亮と少年達の軌跡 →
http://blog.goo.ne.jp/yamanoasioto/e/8c0c6dcfe5efd5c504cd6d58a1938236
 PC(駅からネット)で検索すると、この50分近い待ち時間を省くのと、いずれどこかで乗り換えなければならないことを考慮して、米原発12:00の快速から神戸乗り換えで相生に至る電車が紹介される。
 どちらでもいいのだが、短い乗り換え時間をアクセクする連続では飲み物を買う時間もなく、子ども達にはストレスが大きいので時にはゆったりした待ち時間をとるをことも必要になる。その点で姫路駅は混雑度もほどほど,待ち合わせホームと売店,トイレ等がまとまっていて子ども達が比較的自由に動き廻りやすく、従って解き放ちやすい駅なのだ。
 また、かつて相生で乗り換える際,それまで12両編成だった電車がいきなり4両となり、1分しかない乗り換え時間にその4両をめがけて乗客がドッと押し寄せ、12両の先頭にいた子ども達を必死で走らせたという経験があった。今はそれはなくなったのだが、その時の腹立ちと苦々しさが頭から離れず、できることなら相生には1つ前の電車で着いていたいという意識が働く。
 姫路から相生までは19分。相生(赤穂)行きはその前にもう1本あるので、姫路でゆったり用事を済ませて相生に移動し、余裕を持って糸崎行きを待ちたい・・等と思ってしまうのは、いつも綱渡りみたいなことばかりやっている裏返しなのかもしれない。

 そんなこんなで姫路でゆったりするのが常となっている。ここではいつもサバ寿司を買う。



蜃気楼・・?

2011-04-24 02:00:36 | ひろしま・やまぐち電車旅

上;3月28日12時59分頃撮影/中;13時04分頃/下;13時09分頃。



 3月28日,ヤー・チャイカの船上での続き・・。
 13時頃,世界遺産航路で平和公園から宮島へ向かう船上から写真のような光景を見た。天候は快晴に近い晴れ。

 興味深いのはこの写真の大小2つの島の間に写っている影の正体だ。
 2.5万図から、この2つの島は小弁天島と大弁天島で、2枚目の後ろに写っているのは似の島の安芸の小富士ではないかと思われる。

 で、2つの島の間にある影が岩だとすると、地図では2つの島の間には小さな岩が1つ載っているだけで、写真のように複数の岩は記載されていない。しかし、それは岩が小さすぎて載せられていないだけかもしれない。あるいは岩でなく船の影かも知れない・・。
 現在,この2島が小弁天島,大弁天島であるかどうかという点と、2島の間に複数の小岩があるかどうかと言うことを広島市役所に問合せ中。

 問題は、仮に2島の間に小岩があってそれが写っているものとしても、その影が少し変形して海面から浮き上がり、しかも3枚の写真で少しづつ形が違っているように自分には見えると言う点だ。

 で、もしかしたらこれは蜃気楼現象ではないかと思うのだが、諸氏にはどう見えるか画像を大きくしてご覧いただきたい・・,と思う次第。
 


 右写真の左手に小さな島影が写っているのは、左写真から船が10分ほど動いて五日市沖に達し、津久根島が重なったものと思われる。





平郡島

2011-03-31 21:39:23 | ひろしま・やまぐち電車旅

 貝殻に夢中のtubasa君!

 平郡島でお世話になるJunさんのお宅に着いたTubasa君の目が最初に輝いたのはバケツにいっぱいの貝殻を目にした時・・。
 『妹が貝殻が好き!』『お母さんも、僕も貝殻が好き・・』と言いながら、貝殻を1つ1つ調べて気に入ったものを選び、おばちゃんに『貰ってもいい?』と・・。



 大きなアワビを頂く/サザエ,ナマコも

 素潜り漁師のTakaharuさんのお家にご挨拶に・・。大きなアワビとサザエ,ナマコを頂く。夜にはタコの桜煮を持って行くと・・。



 アオサ/フノリ

 午後,引っ越し準備のお手伝いを終えて防波堤での釣りを試みるも風が強すぎて釣りにならず、盛と言う海岸を歩く。
 貝を拾いたかったが盛は浅瀬で大きな岩がなく、ヨメガサやマツバガイ,イボニシ等の大きな貝はない代わりに、アオサとフノリがびっしりとはびこっていていくらでも手に入る。と言っても地元民ではないので少しだけ頂く。アオサもフノリもむしり取ってきれいに洗い、日に干して食べる。
 アオサはみそ汁の実や佃煮にするのもいいし、パリパリに乾燥させたものを粉にしてふりかけにするのもよく、お好み焼きには欠かせない。市販の海苔の佃煮の大半はアオサの佃煮だそうだ。
 アオサには食べられるものと食べられないものがあって、島では食べられない方のアオサをひっくるめてガニアオサと言う。



 アオサを干す/フノリを干す

 フノリは名前の通り糊としても利用でき、島では食用としてよりも糊の材料として採取される方が多いそうだ。
 中が中空で、乾くとカラカラになるので一定の量を集めるのは容易でない。砂のついてない部分を集めてむしゃむしゃと食べながら歩くと、潮の効いた味と磯の香がたまらない。
 どちらも、根っこの付近の砂を取り除くのが大変で、砂が交じると洗っても洗っても取れず、口の中がじゃりじゃりすることになる。



 海岸を漁る/岩ガキをゲット

 磯を漁っていたTubasa君が大きなカキを拾ってきた。こじ開けて身を取り出し、潮水で洗って『食べてご覧』と言うと恐々口に入れたが、すぐにペッと吐き出してしまった。
 生ガキはちょっと無理だったようだが、Tubasa君は『超楽しい,来てよかった』を連発。



 イソギンチャク

 潮だまりや潮境にイソギンチャクを見つける。イソギンチャクも食べられるのだが、そう簡単には採れないのが難点。岩と岩の間で花を咲かせているように見えても、根っこは深い所にあってなかなか届かない。



 ナメットウ(スナメリクジラ)
 
 防波堤の下で遊んでいたTubasa君が『大きな魚が死んでいるよ!』と告げに来た。その時は気にも留めなかったが、帰りに見に行ってみると魚ではなくて小型のクジラ,もしくわイルカと思われた。
 Takaharuさんに同行して確認してもらったところ、この地方で『ナメットウ』と呼ぶスナメリクジラの子どもだとのこと。
 スナメリは瀬戸内ではよく見られる小型のクジラで、平郡航路でも時折泳ぐ姿が見られると聞いている。
 島でも昔は年に3~4頭,打ち上げられていたが、ここ10年ほどは打ち上げられたと言う話しを聞かないそうだ。
  この個体は何かに激突したのか、首が折れてのけぞった状態で頭部は白骨化し、肋骨が疎らに覗いていた。首から下は健全なので骨格を採取したいところだが、匂いが強烈で持ち帰る訳には行かないのが残念。



 『へぐり』が帰ってきた/白ナマコ

 フェリー『へぐり』が帰ってきたのを潮に引き上げる。途中,Takaharuさんの船に寄って白いナマコ(アルビノ)を見せてもらう。



 ひじき干し

 島では第2期のひじき漁が終わったばかりで、豊漁を裏づけるかのように、島のあちこちでひじきを干す光景が見られる。

世界遺産&平郡島~各駅停車電車旅

2011-03-23 23:28:22 | ひろしま・やまぐち電車旅


 明日から
 24日(木);穂高6:01-19:44五日市(広島)
 25日(金);五日市6:41-10:10平郡島
 26日(土);平郡島滞在
 27日(日);平郡島14:00-17:09廿日市
 28日(月);五日市7:50-8:23平和公園12:35-(世界遺産航路)-13:30宮島
 29日(火);五日市6:40-21:24穂高





 参加者1名(小3男児) .

春宵に集う

2010-04-04 16:18:16 | ひろしま・やまぐち電車旅
 
 
 シェフでもあり、新しい船で鯛漁を始めた漁師のKojiさんの手になる鯛とハマチのおつくりと、前日締めたハマチとダイコンの焚き合わせ

 
 
 採れたてのヒジキとキヌサヤの和え物,今が旬のナマコと平郡ダイコンのおろし和え



 ノンちゃんとの笑顔和え



 果てしなく続く語らい。

 今日も、平郡率90%超,笑顔率100%超,千金の春の宵

島の農~平郡島レポ by deku

2010-04-03 09:31:39 | ひろしま・やまぐち電車旅
 みかんの貯蔵庫
 田圃もある
 みかん畑のすぐ下には田圃があり、私達が着いた時にはすでに代かきをしている人がいて一日中耕運機の音がしていた。島ではかつてはかなりの量の米の収穫があったそうだ。

 網代の磯~遠くに三島が見える
 アオサ 垂れ下がったところを採る
 ミカン畑の仕事を終えて網代の浜に降り、ひと時磯漁りを楽しむ。五十谷三島と違って目の前に大きな礫岩がドカンと座っていて、その間の潮溜まりで様々な貝類を拾うことが出来たが、三島のような潮流に面した岩場がない分、海藻も貝類もやや少なめだった。
 岩についたアオサを採ると砂が混じっていて、干す前に相当洗っても砂を噛むことがあるが、このように岩から垂れ下がったところだけを採ると全然砂が混じっていない。

 ヤマザクラ
 ジゴクノカマノフタ
 軽4輪には一度に乗れないので先に子ども達を運んでもらい、若者達と一緒に歩いて帰る。山道には信州では見られない植物や、同じ植物であっても1ヶ月も早い成長を見ることが出来るので歩くのは楽しい。

 貯蔵庫には大量のみかん

 10分あまり歩いて左手に小屋がある辺りに差し掛かったとき、後から来た軽トラの人に『ちょっと寄って行きませんか』と声をかけら、みかんの貯蔵庫に招かれた。
 貯蔵庫には膨大な量のみかんやハッサクが保管されその幾つかを頂く。島一番のみかんの作り手だけに美味しい。
 島の農はこんな風に営まれている。


 奥さんがみかんとハッサクをいっぱい詰めたコンテナを荷台に乗せながら『後ろで荷物番をして』くれないかと言われ、若者達は荷台に。かくしてコンテナいっぱいのみかんを頂いた上に家まで運んでもらうことになった。

瀕死のみかん,救出作戦~平郡島レポ by Masaharu

2010-04-02 09:48:59 | ひろしま・やまぐち電車旅
 風光明媚~みかんの丘

 港から細い山道を車で30分,太陽が燦々と降りそそぐ南向きの小高い丘,眼下に網代の磯を見下ろし、緩やかな湾の先端に五十谷三島を望む。沖合いはるかに四国佐多岬半島,そして豊後水道を隔てて九州の佐賀関半島や国東半島が見えると言う風光明媚な斜面の中腹にみかん畑はある。

 コンテナいっぱいに!
 ハッサクの実を採る
 このみかん畑の手入れ~残ったハッサクの実を採り、草を刈り、薮に覆われて枯れかけたみかんの木を救い出すのが今日の僕らの仕事だ。
 採ったハッサクは好きなだけ食べていいと言われて食べた食べた! 酸っぱいけど甘くて混じりけのないすっきりした美味しさだ。

 薮の中に瀕死の木が隠れている
  巨大なカヤの山に切り込む。
 カヤに覆われて半分枯れてしまったハッサクの木を助けるために巨大なカヤの株を切り取ることにした。

 見えてきた
 作戦成功!
 カヤを断ち切るとハッサクの木が現れた。枯れているように見える右半分もよくよく見れば枯死には至っていない。枯れた枝だけを丁寧に切り取って後は木の生命力にかける。

 枯れた枝を切る

 しっかり働いた後の食事は格別・・,暖かい豚汁が腸にしみわたる。