遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

手作業のすすめ

2008-08-30 06:01:05 | あまってら農園
 丈余の草
 手取り除草後

 小型管理機が故障して以来,すべて手起こしで耕している。足腰に来るが健康上はすこぶるよいしガソリンを使わない点でもいい。

 ガソリン代高騰の折、除草も刈り払機を使わず手取りでやってみた。と言うのも、草の繁茂の度合いにも程度があって、鉄道草と言われたヒメムカシヨモギやオオアレチノギク,ビンボー草とも言われたヒメジョオンに加えてアカザやシロザ,アキノノゲシ等の茎の立つ雑草が背丈よりも高く、また木にように固く太くなっている状況下ではビニールコードでは歯が立たず、チップソーで刈っても倒れた草が累々と積み重なってそれを取り除かなければ次の作業に移れず、手の施しようが無いのだ。

  
 ここまでに雑草をのさばらせた罪は罪として、これを何とかしないと大根の播種に間に合わない・・。
 ところがよくしたもので、今を盛りと生い茂っている時期は根もがっしりしていてなかなか引き抜けないが、盛夏を過ぎて草の勢いも幾分衰えかけた今時分になると思ったより簡単に引き抜ける。
 丈余の草が密生してもの凄いと言うよりほかないように見えるが、畑の中では小さな華奢な草はすでに駆逐されてしまっており、残るのは両手で掴んで引き抜く大きさのものばかりなので、1本1本抜いてみると意外と簡単に始末できるのだ。

  
 太い茎の下には大きな根っ子がある。木の根のように深くはないが、枝分かれした無数の小さな根がいっぱいに広がり、その細かな根がしっかりと土を掴んでいるので、それを叩き落すとバラバラに砕けてまるで耕したようになる。沢山の太い根を引き抜くとそこいら中が柔らかく耕したようなふかふかの感じになる。雑草もここまで大きくすると土を耕してくれるのだ。

   手取りの場合
     チップソーの場合
 チップソーで刈った場合は、そこに倒れた草を取り除くのに大変な労力を要する上に、土中に残った根っ子を取り除きながら耕すので二度手間,三度手間になるが、手取りの場合は、草を抜く作業とその草を移動させる作業,根っ子取り除く作業が一連となり、実に効率がよい。チップソーで刈るのと同じ時間を頑張れば柔らかくふかふかの土が現れるのだ。
 滝のような汗でびしょびしょになるのも,綿毛になった種子がふわふわ飛んで鼻に入ってくるのもどちらも同じだが、手作業の場合は1本1本抜く度にその場所の土の様子がよく分かるし、バッタやカマキリやコオロギを殺すこともない。

   
 手では抜けず1本だけ残ったギシギシ。これだけは厄介だ。

70kgライン,クリアー!

2008-08-29 01:12:12 | 暮らし

 久々登場のガッテン式体重管理,1月11日の75.0kg(瞬間76.0)から始めて遂に70kgを割り、69kg台に突入した。
 表の青いピンから左は1月10日~20日までの、右は8月12日から28日朝までのもの。濃いオレンジのゾーンが75kg台で以下,オレンジ74kg台,青73kg台,薄青72kg台,緑71kg台,白70kg台,赤いラインが70.0kg。28日朝,初めて70kgを切った。
 08年1月10日~20日
 運動量が減る冬の間だけこまめに体重を記録し、畑仕事やアウトドアが増える夏場は必要ないので放任していたが、デスクワークが続くと増えることがあるので6月以降、記録を再開した。
 08年8月12日~28日朝
 結果として、夏場は畑作業に出るだけで食べたエネルギーを使い尽くしていることが分かった。少し意識的に食べる量以上に作業すると面白いように下がって行くのでついつい調子に乗ってしまう。
 この1週間はちょっとやりすぎの感がしないでもないがこれでも朝は一生懸命食べて畑に行くし昼もしっかり食べている。それでも作業して大量の汗をかいて帰り、夕食前に計量すると、朝よりも下がっていることがしばしばで、70.0kgを割ったのは実は27日の夕食前の69.6kgだった。
 夕飯を早めに摂って夜食しないようにすれば確実に下がる。

 

干し理想 & ホワイト6片

2008-08-28 16:51:21 | あまってら農園
 

 27日,第1農園に干し理想,2回目播種。4列×25穴,計100株分。1回目は8月23日,第2農園に約60株分。播種の翌日に雨が降ってすでに発芽。今回も雨が降ってdいい展開だ。
 干し理想はタクアン用の大根で、昨シーズンは約60本を漬物にしたところ味よくうまく漬かって殆ど全部食べた。楽しみな大根なのだ!

 他に、カタダイコンとビタミンダイコンと言う地大根2種と青首大根1種(総太り)を今月中に、またネズミダイコンと言う地大根を9月上旬に蒔く。
 9月上旬にはタマネギの種を蒔き、またニンニクも同じ時期に植えつける。

 (ホワイト6片,2kg~6400円)
 ニンニク(ホワイト六片)の種(球根)は1kg当たり3200円もする。1kgで12球しかなく、1球に6片だから全部で72片。1欠け当たり44円にもなる。
  比較的よく育ったものでも売値は買う場合の半値程度で1球当たり150円~200円。手数料を除くと105~140円にしかならない。しかも全部が売り物になるほどしっかり育つ訳ではない。
 仮に7割が売り物になるとしたら50個で5250~7000円となる。半年以上かかって育てても種との差額は2000円~3800円で、この中に肥料代等が含まれる。
 1kgや2kgつくったところでこの程度なので、売るよりも自分達で使ったり、仲間内に配った方が喜ばれる分だけ気分がいいと言うものだ。
 今年は納得のいく形状,大きさのものは5割以下の30個くらいに留まった。そのうちの10個を試しに売りに出したところ、150円(×10)で、手数料を引かれて手元に返って来たのはわずか105円(×10)だった。後は知人に配ったりキャンプで使ったりした。
 収入を得ようとすれば10kg,20kgでも足りないくらいで、しかも規模を大きくするからには8割以上の歩留まりで確実に売れる販路がなくてはならない。

 そんな訳で商売っ気は抜きだが、せめて7割くらいは納得のいく味,形状,大きさに育てたいので3kg(9600円)買って本気で育てる!

続・干しタコつくり

2008-08-25 21:04:57 | 平郡島にて・平郡島から
 
 裏返した頭(胴)部の袋を棒状のものにかけた状態で、足のつけ根の一ヶ所を切り開き、足を広げて形をつくる。


  
 ここで予めつくっておいた竹の小道具が登場。馬蹄形に整形したものと、両端を尖らせた竹の突っ張り棒。干しタコづくりはこれらの竹細工から始まっていたのだ。
 
 
 頭のカーブに合わせて馬蹄形の竹を入れ、8本の足は突っ張り棒で広げて形を整えるとほぼ完成。
 
 

ハイライトは干しタコづくり!

2008-08-25 18:11:26 | 平郡島にて・平郡島から

  

 今回のキャンプで一番印象深い体験は何と言って干しタコつくり。船倉の生簀にいるタコを手で捕まえ、眉間に鋭い鳶口を差し込んで絶命させたた後、頭(実は腹)をひっくり返して内臓を取り除き、これを竹でつくった串に貼りつけて干すと言う、超刺激的な体験をすると言うまたとない機会を得て、子ども達もスタッフも大興奮した・・。

  
 まずは全員船に乗る。漁船に乗せてもらうのも初体験の人だっている。


  
 生簀の中からタコを手づかみで引っ張り上げる。この時のタコの色に注目。上のタコは赤くて生き生きとしている。
 Takaharuさんが目と目の間に鳶口を刺し込むと、タコがサァーッと白くなり、これで締めが完了。急所を刺していないと色が変わらない。時には半分だけ白くなり、片方は赤いままと言うこともある。一発で締めるのはなかなか難しい。

  
 真っ先にタコ締めに挑んだのはYuya君。Åkkoさんも大奮闘。


  
 みな一斉にタコと格闘し、船は修羅場と化す・・。続く

撤収

2008-08-25 01:45:59 | 山のあしおと小学校
 
 8月5日,五十谷三島から引き上げる日。ここまで、Akkoさんの指導よろしきを得て朝晩の食事は素早くスムーズに運んでいた。いやスムーズに運びすぎていた。
 欲を言えばもっと失敗や苦労をさせたかったのだが、この日ばかりはラボと言う集団が150名の子ども達を浜に連れてくることが分かっていたので素早く食事をすませ、10時までにすべてを片づけて浜から東港への移動を開始させたかった。
 撤収作業は順調に進み、予定通り10時に出発。ラボの大集団とは朝便のフェリーで東港に上陸し、浜へ向かって歩き始めたばかりのところですれ違い、混乱なく入れ替わることが出来た。 

 この日は東港の近くの空き地で幕営する予定のところ、Kojiさん等のご好意でお宅に泊めていただき,ドイツ帰りのシェフであるKojiさんが、Takaharuさん,Masakazuさん等と共に海から獲ってきたばかりの新鮮な魚介類をふんだんに使った磯の料理をふるまって下さることになっており、またTakaharuさんには漁が終るのを待って干しタコ造りを教えてもらうことになった。
  
 干しタコづくりまでの数時間,やっと釣りをする機会が出来、船着場で初めて全員揃ってアジ狙いのサビキ釣りを始める。

 この日はNaotoの竿によくヒットしてアジや小サバ,カマスの仔などがよく釣れ、例によってその場で3枚に下ろして片っ端から食べながら釣り、釣りながら食べると言うOkkunが楽しみにしていた展開になった。

 今回は初日に午後便で島に入ったためにこれが出来なかったのだが、やはり朝便で入って初っ端からこの釣りを始める方がインパクトがあったかもしれない。
 
 左・逃がしておやりサイズ/右・まあいっかサイズ

朝まづめ

2008-08-24 11:51:34 | 平郡島にて・平郡島から

 5日5時,早朝の釣りに子ども達を誘うと、元気になった中2の3人にYuyaがついてきた。
 餌のアオムシはとっくになくなったが、岩場にはフナ虫と言う生きのいいを餌が走り回っている。昼間はちょろこく(すばしこく)てなかなか捕まらないが、この時刻だと簡単に捕まえられるので無尽蔵と言える。フナ虫のいいところは小さなフグがあまりかからず、本命の青ベラが釣れる率が高いことでこれほどいい餌はない。

 前々日,岩登りをした祠のある岩場が青ベラ(磯ベラ)釣りの格好の場所であることを確かめてあったので4人をここに誘い、1人づつ交代で釣ってもらった。
 始めはアタリが分かりやすくするためにウキを使う。ウキが沈み込むと言う明瞭なアタリがあって何尾か釣り上げた後、強い引きがあってやり取りしているうちに根に潜られて仕掛けを取られ、1個しかなかったウキが無くなってからは難しい脈釣りとなる。それでもこの日は食いが立っていた。

 ベラは貪欲な魚でよく餌を追い、メバルやチヌのような神経質な魚でもないので場所に当たれば誰にでも釣れる。
 砂場にいるシマドジョウのような細長いベラと違って青ベラはずんぐりして幅広く、動きが活発でハリがかりすると根に潜ろうとしてぐいぐいと引く。強引に引くとラインが切れるので、適度に竿を送りながらなおかつ潜られないように引かなければならない。切られても負け,潜られても負け。
 こうして切られたり根がかりして仕掛けを取られたりしながらも、各自1~2尾の青ベラを釣り上げることできた。
 よくハリがかりする割には釣り上げるのに駆け引きを要する釣りなので釣りの難しさと楽しさを経験してもらえたのではないかと思う。
 
 初心者の陸釣りの対象魚として磯ベラがベストだ。

華麗,かれ(辛)い,カレーな夜

2008-08-24 01:23:28 | 平郡島にて・平郡島から
 Mayu 登場
   カレーな夜 
 
 Mayu & 母さん登場
 4日の午後便でKeiの妹のMayuとお母さんが到着し、中2娘が3人揃って女の子達が俄然元気になった。
 夕食はTomさん一家と一緒に野菜たっぷりカレーをつくることになった。Tom&母さんはカレーにはちょっとうるさい。食材はあまってら農園から運んだジャガイモとタマネギ,ニンニクにTomさん持参のナス,ニンジン,島で頂いたとカボチャ・・。
 2人の協力に新戦力・Kei母さんも加わって期待以上の美味しい出来となり、華麗でかれ(辛)いなカレーの夜となった。


  

 明日は五十谷三島を離れて東港のKojiさん宅に泊めてもらうことになっているので今日が浜の最後の夜だが、暑さ疲れのせいか、みな早々に寝てしまった。



 今夜はきれいな三日月だった。月が没し、子ども達が寝静まった深夜,潮を見はからって磯に出てみたが、大潮の夜,あれほど沢山上がって来ていたマツバガイやヨメガカサは殆ど見られなかった。貝類の動きも潮が大いに関わっているようだ。


訪問者あり

2008-08-23 22:49:44 | あまってら農園

  ジャガイモ掘り
  
 小さな訪問者があった。ジャガイモの植えつけの時にもお母さん,おばあちゃんと一緒に来て手伝ってくれたSoraちゃん(2才半)。収穫もちょっとだけ手伝ってもらった。
 土の中からジャガイモが出てくる度に『オッ!』 『オッ!』と言いながらイモを追いかけて運んでくれていたが、一緒に飛び出してくるミミズの方に興味が移って、『オッ!』 『オッ!』を連発しながらおっかなびっくり、ちょこっと触っては『こわい~』と言って手を引っ込め、またちょっとつついては引っ込めて・・,しばらくミミズと遊んでいた。
 来年は土の中のジャガイモを自分で引っ張り出せるようになるかしらん・・。

    
  
  畑で食べる採れたての真っ赤に熟れたトマトが味覚の基本をつくってくれることを願う。
    

 浅植えのジャガイモに無数の食み跡。こちらにも小さな訪問者がいたようだ。多分コオロギだろうが、イノシシに比べたら可愛いもんだ。
 キリギリスやバッタ,コオロギ,セミ,トンボ,カマキリ,蛾や蝶,クモからトカゲやカナヘビ等々,畑には無数の虫や小動物がいて食べたり食べられたり・・。豊かな生態系が出来上がって、これも立派なビオトープ。少々の食害には寛容でありたいものだ。
    
         

踏みしだかれて 色あたらし

2008-08-22 22:26:26 | 花・植物・自然界
 

 葛の花 踏みしだかれて色あたらし この山道を行きし人あり
                     
                         釈 超空(折口 信夫)

 葛がマントを形成して山裾を覆っている。日本の山野で葛ほど強い植物はないのではなかろうかと思っていたら、近年問題になっているアレチウリはその葛を駆逐するほど強い有害帰化植物だと言う。
 確かにこのところの犀川周辺のアレチウリの繁茂は凄まじいが、葛だって負けてはいない。葛の葉のマントは日本中の山野の裾を覆って健在である。

 恋しくば たづね来て見よ いづみなる 信田の森のうらみ葛の葉

 秋の風に翻されて葛の葉がひらひらと裏を見せる。裏見と恨みをかけた歌舞伎の『葛の葉~キツネの子別れ』の中で、母狐が書き残して去った歌


 東山丘陵は八坂村(現大町市)の唐花見湿原から池田町の大峰山につながり、継子落としを経て安曇野市の押野山まで連なる。


 森くらより南にあって標高も低いのに、大峰山のクサギは今が盛りだった。5つの花弁のつけ根にある壷から長い蘂がニュウっと突き出しているのがユニークだ、


 変化に富むアジサイの花色だが、何とこれは花が緑色!


 草薮の中に赤い実が見えた。カラスウリにしては早すぎると思って近寄って見るとハマナスだった。 

 鷹狩山から大峰山まで、東山丘陵に様々な秋を見た。

貝ムラサキ

2008-08-22 20:00:57 | 平郡島にて・平郡島から


 貝ムラサキとはある種の貝の紫汁腺(パープル腺)と呼ばれる器官から分泌される物質を使って染める貝染めと言う技法(および染められた色,または染め物)のこと。
 世界各地で古くから知られており、地中海地方ではフェニキア人によって発見され、ギリシャやローマに受け継がれて『帝王紫』として高貴と権力の象徴として皇帝や聖職者によって独占的に利用されたと言う。 
 一方,貝紫はメキシコや古代インカでも独自に発見され、また日本でも吉野ヶ里遺跡から出土した弥生時代の銅剣に付着した紫の布が貝染めによるものと判明したそうだ。




 貝染めに使われる貝の殆どはアクキガイ科の巻貝で、ここではイボニシと言う殻に突起のある小さな巻貝を使う。 
 この貝を叩き割ってパープル腺から紫汁を絞り出し、爪楊枝などで字や絵,記号を描く。布は白がよいが
紫色とかぶらない薄い色のものなら何でもよい。


 紫汁自体は薄いコバルト色だが、これを紫外線に当てると見事な濃い紫色に変色する。この紫色は紫外線発色なので太陽の光で褪せると言うことがなく、いつまでたっても鮮明な色を保つのが特徴だそうだ。


 各自思い思いにハンカチや小切れに名前や好みのマークを書いたりして貝染めを楽しんだ。

唐花見湿原

2008-08-22 13:11:32 | 花・植物・自然界
 
 西山側の森くらから反対側の東山丘陵・鷹狩山に登る。鷹狩山は絶好のアルプスの展望台だが、この日は2000m付近から上が雲に覆われて見えない。
 下って唐花見湿原を訪ねる。ミヤマウメモドキが葉をいっぱい繁らせている様は盛夏そのものだが、湿原を渡る風の涼やかさも山々のなす陰の深さもすでに秋のそれである。

 
 サワキキョウが今を盛りと咲き、水の上にはヒツジグサの花が浮かぶ。あちこちに小さな池があり、それらはつながっているようにも見えるが、中には干上がったものもある。あるいは乾燥化が進んでいるのかもしれない。


  
    
 風に揺れるススキ・。アブラガヤは沼特有の植物。

 ミソハギ
   オトギリソウの仲間か?
     
   

森くらの秋

2008-08-22 11:09:45 | 森のくらしの郷&ぐるったネット

  
    
 『槍ヶ岳に登りたい』と言っていた亮だが、カナダへ帰る日が迫っていて、日程的にも時間的にも宿泊を伴ったり早朝出発の登山は無理となり、登山はやめて一緒に森くらから前越林道・鍬ノ峰の登山口まで行って見るだけにした。
 つい先日,白馬大雪渓で崩落事故があったばかりなので、雨上がりで落石がゴロゴロした林道をビクビクしながら走る。
 
 期待したクサギの花はもう終りかけていたがやはり美しい。ハハコグサの仲間は似たものがいっぱいあって分かりにくいが、これは多分ヤマハハコ。

 ノコンギクか?
   オトコエシ?
 ノギクの仲間で紫色系のものには、ノコンギクの他に、コンギク,シオン,ムラサキヨメナ等があって紛らわしい。これは多分ノコンギク。オミナエシに似た白い花はオトコエシか・・。

 オオイタドリ
  
 オオイタドリのも白花系と赤花系があるようで、後者には紅花イタドリと言う名があり、別名を明月草と言うそうだ。高山種のオンタデにも赤花系がある。


  
 早くも黄葉し始めたのはシキミか・・。ヤマブドウの葉にこのような赤い刺が出来たものを時々見かける。何ゆえの突起,あるいは何者の仕業なのだろうか?


  
 装飾花が向こうを向いているのが花が終った証拠。アジサイは色の変化が大きい。このままドライフラワーになる。


  
 森くらにアイガモが入った。6月いっぱいくらいまで田んぼでせっせと草を取る仕事をしたアイガモは、7~11月の間にしっかり肥育させた後,潰されて11月のアイガモパーティーのメインディッシュとなるそうだ。
 果たして潰して肉にする過程を子ども達に体験させることが出来るかどうか・・,興味津々。
 その運命を知るよしもなく,アイガモ君達はいたって元気!

亮の帰省

2008-08-22 08:55:50 | あまってら農園
 

 カナダに留学中の亮が1年ぶりに帰り、畑を手伝いに来たので未収穫になっているアンデス(ジャガイモ)を一緒に掘ってもらった。電柵のお陰で今年はジャガイモが獣害に遭うことなく、ゆっくり収穫できるようになったのが有りがたい。
 ジャガイモは気温が25℃を越えると地上部が枯れて肥育しなくなるが、アンデスは高温に強く夏でも枯れずに秋を迎える。その間にも肥育していると思われるが、大きくなりすぎると中に空洞が出来ると言う欠点がある。なのでほどほどのところで掘り上げて大きくし過ぎないことが肝要。
 掘り上げたアンデスはほどほどの大きさで、空洞もあまり問題にならないかもしれえない。