野海原遊人さんから五日市漁港での釣りの便りを頂きました。『野・海・原だより,第2弾』は瀬戸内釣り情報です。
『数年前に、県が船舶の係留に関する条例を発布し、有料の施設を造ってそこへ船舶を係留することを義務付けました。五日市港の沖合にもその施設が造られたために旧漁港が不要になり、埋め立てを始めました。
港は、宮島街道(旧国道2号線)のすぐそばから海へと開けていたので、埋め立てが国道のそばから行われどんどん進んでいます。港の沖側は、新施設の壁で仕切られ、陸側からは土が迫っているために、港はさながら池の様相を呈していますが、周りから海水の出入りがあるため、潮の干満は外海と同様に起こっているので、閉じ込められた生き物達は変わり無く生きています。
棲息している魚介類は、チヌ(=クロダイ),メバル,タケノコメバル,ハゼ,マゴチ,カレイ,ナゴヤフグ,トラフグ,エビ,クロベンケイガニ,イシガニ,ヤドカリ,ナマコ,エビ,イソギンチャク,アサリ,アカメボラ,ゴカイ,オニイソメ,イワガキ等です。
周囲から追い立てる様にせばめてきているのでかなりの魚が閉じ込められ、チヌなどは50cmを越えるものもかなりいるようです。
5月4日にこの港についての情報を得まして、次の日からここでの釣りを始めました。以下その釣果などを報告ます。メバルは平均して18~20cmくらいです。
5月5日:チヌ37cm1尾。
5月6日:大雨の中、我ながら常軌を逸していると思いつつ傘をさして釣る。チヌ36cm1尾
5月7日:釣果ゼロ,即ちボウズ。
5月9日:木偶野呂馬氏と行き、メバル2尾とカレイ1尾。氏の釣果は略す。
5月11日:氏と行き、メバル5尾とシマイサキ22cm2尾,チヌ27cm1尾。このチヌは、少し前に氏が逃がしたヤツだったことが、氏のハリスと針を飲んでいたことからわかる。
5月12日:氏と行き、メバル7尾。氏はその夜、長野に帰る。
5月13日:メバル6尾,マゴチ30cm1尾,チヌ32.5cm1尾,トラフグ20cm1尾。この日は、ジャンボチヌ(多分チヌかと?)が掛かり、ぎしぎしと竿が軋みだして折れるかと思った瞬間、パシッと切られてしまった。
註,2枚目の写真掲載のため、ここで記事を2つに分けます。(木偶)