遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

稲倉峠から刈谷原峠へ・・・春の山菜ハイキング

2011-04-29 16:50:37 | 山行

 山菜天ぷら中/刈谷原峠にて


 山のあしおと小学校,恒例の春の山菜・野草ハイキング。
 コースは善光寺街道岡田宿・岡田公民館支所から稲倉(しなぐら)峠(1020m)まで、旧東山道を歩き、峠からは1108mの三角点を含む2つのピークへの急登を登り、善光寺街道刈谷原峠(1020m)に下って、峠の広場で道々採った山菜・野草の天ぷら・キノコ汁等,春の味を楽しんで岡田宿へ帰ると言うもの。


 出発前の体操/岡田宿を歩く
 立派な休憩所ができた

 4月29日(休),8:30,岡田支所集合。参加者7名はjun1さんリードのストレッチで体をほぐし、8:40出発。岡田宿は善光寺街道歩きの集合・解散の中継地点としてしばしば利用している所。
 善光寺街道(西往還)は、岡田宿を経て初めて山道に入り刈谷原峠と言う往時の難所にさしかかるが、宿のはずれから東山道・江戸海道を分ける。9:00通過。


 江戸海道分岐

 稲倉峠から戸谷峰に至る稜線/刈谷原峠方面

 この道は岡田宿から分岐し、保福寺峠を越えて上田に至る道で、保福寺街道(松本街道)とも呼ばれる古の道,東山道の一部で、1891年(明治24)、登山家のウェストンがここから北アルプスを眺め、その素晴らしさを著作『日本アルプス-登山と探検』の中で絶賛しており、保福寺峠には『ウォルター・ウェストン日本アルプス絶賛の地』の碑がある。
 善光寺街道はここを直進し、R254のガードを潜って刈谷原峠に向かうが、今回は伊深の集落で右に折れて稲倉に向かう。国道を越える辺りからは、稲倉峠を鞍部として東に立ち上がる1118m,1126mのピークから戸谷峰に至る境界線ルートがよく見え、また目をやや北に転じると、刈谷原峠と思われる低みを望むことが出来る。


 稲倉峠口
 稲倉城主館跡/稲倉城登り口

 9:47,道祖神と看板のある稲倉峠口(720m)に着き、ここから峠道に入る。この道は峠までの高度差300mを何度も屈曲しながら3.5kmもかけてゆっくり登って行く長い長い林道で、途中に稲倉城の城主で小笠原氏から謀反の疑いをかけられて切腹させられた赤沢氏代々の居館だった屋敷跡や稲倉城(山城)等の史跡がある。


 タラの芽があった/カラマツ芽吹く
 ヤマザクラとは思えない・・?

 道すがら山菜・野草を手に入れられると期待したが、今年は色んなものが少し遅れているようで、あまり多くをゲットするには至らなかった。それでもタラの芽をはじめ、ツリガネニンジン(トトキ),ナンテンハギ(アズキ菜,アズキッ葉),ホップ,モチグサ(ヨモギ)等を手に入れ、また道々咲いているタンポポの花を取る等、天ぷらを楽しむには充分な材料を手に入れ、10:58稲倉峠に着く。
 峠には相模ナンバーの車があって初老の男女が野草を探しており、女性が手にしていたアズキ菜の食べ方を尋ねるとクルミ和えにすると言う。アズキ菜はよく知られた野草だが、この地域の人はあまり食べないので都会の人の方が詳しい。


 稲倉峠から三角点ピークへ

 刈谷原峠への道・馬飼峠分岐/石仏達

 この日、風邪で体調がよくないと言うK氏には車で稲倉峠まで行ってもらい、稲倉峠からはjun1さんに刈谷原峠までの案内を頼んでnobouはK氏の車で伊深に戻り、K氏と一緒に直接刈谷原峠に向かうことにした。実を言うと4ℓの水と天ぷらやキノコ汁の材料,調理具,コンロ等を詰めたザックが15~16㎏もあって稲倉峠からの急登がしんどかったので距離の短い刈谷原峠から登りたかった~,と言うのが本音。
 だが、実際には伊深の起点(750m)から刈谷原峠(1020m)までは高度差280m,1.8kmの登り,稲倉峠から刈谷原峠までは100mを一気に登って100m下るものの距離は1.4kmで、どっちがどうとも言えない登りだった訳で、結構しんどかった。
 伊深発11:20。Kさんには休みながらもゆっくり登ってもらうことが出来、稲倉峠の隊から25分遅れの12:16に刈谷原峠着。全員で山菜パーティーを楽しむことが出来た。


 山菜パーティー盛況/同行者大歓迎!

 テーブルを独占して天ぷらをやっているところに単独で街道歩きを楽しんでいると言う川崎市からの若者が上がって来たので輪に加わってわってもらい、山の話し,善光寺街道の話しで交流しながら春の野の味を満喫する。


 花はイチリンソウ,葉はニリンソウに近い/ヤマエンゴサク?

 鹿の前足

 13:36岡田宿に向かって下山。途中で花は一輪でニリンソウに近い葉のキンポウゲ科の花や、ヤマエンゴサクと思えわれるケマンソウ科の花を見る。まだ生々しい鹿の前足が1本転がっていたり・・。
 14:08,馬飼峠分岐通過,同23,伊深に着き、Kさんはここで終了。同じ道を下ってみると登りの時感じた以上に傾斜がきついことに気づかされ、風邪気味のKさんには無理をさせたと思ったが、無事に楽しんで歩いてもらえてよかった。


 伊深の道標
 清沢先生にバッタリ/洞楽新鮮市

 伊深から松本市を見ると松本平が随分低く、盆地状であることがよく分かる。岡田宿に向かう途中,洞と言う地区の『洞楽新鮮市』と言う農業を楽しむグループの農場で、我が山菜・キノコの師とも言える清沢由之先生にバッタリ会うと言うハプニングもあって充実したハイキングとなった。


 岡田町地図/増沢助右衛門筆塚の地蔵(稲倉地区)

頼れる5才・・,みかん畑でも!

2011-04-28 12:12:17 | 平郡島にて・平郡島から

 ペットボトルで水汲み&水遣り/温州みかん4本を植える

 みかん畑にて

 4月9日はみかん畑の草刈り・・,
 今はまだ柔らかい草だけなのだが、柔らかい草は歯ごたえがないと言うか、小気味よくスパッと倒れず、まとわりつくので意外と手間がかかる


 まだまだ空き地がある/レモン1本も・・

 草を刈った後、枯れた木をチェーンソーで切って処理。枯れてしまって空い部分がかなりあるので少しづつ増やそうか・・,と言うことで、みかん4本とレモンを1本を植える。
 

 任せたぜぃッ!/ガッテンだッ! 

 この日,Nonちゃんの仕事は水遣り・・。はるか下の湧水からペットボトルで何回も運んでもらった。
 頼れる5才!


Nonちゃん,大奮闘!

2011-04-28 11:41:03 | 平郡島にて・平郡島から


 4月8日 床板張り替えの続き・・
 1部屋分,まるまるコンパネを利用したので丈夫な床板が余った。経費節減のため、使える床板は最大限使うべく、これで次の部屋の不足分を補充し、結果として全部の部屋の床板が間に合った。
 大変なのは水平を保つための高さの調節と、根太の下に噛ます材料の調達で、1mm,2mm,5mmのベニヤ板やかまぼこ板から廃材まで、あるものを手当たり次第に使う。薄いベニヤ板がない時は壁を剥がしたくなる。
 これをきちんとやれば床はしっかりして鳴くこともない。根気のいる作業だが誰にでもできる。※45cm間隔で根太を入れる。


                             

 1人遊びしていたNonちゃんが『お手伝いしたい~』と言うので、床板を根太に固定するビス打ちをやってもらった。
 5才児にとってインパクトは少々重い上に、長い木ネジを完全に捻じ込むのは容易でなく、ビットが踊ってネジ頭から外れてしまうので、余程の力で上から押さえつけないとうまく行かないが、何度か繰り返しているうちにそこそこできるようになり、大助かり・・。本人もご満悦! 

 これで4部屋の床の張り替え完了。思った以上にうまく行った。



穴の中に落とすだけ ~ 土寄せなしの一本ネギ栽培

2011-04-27 23:02:48 | あまってら農園

 『現代農業』2007年12月号で紹介された、須坂市の大島寛さんと竹前欣二さん考案の『土寄せいらずの一本ネギ栽培』を試みることにした。

 この方法は、一本ネギで求められる白い部分の長さに合わせて畝を立て、穴の壁が崩れない程度の水分状態で、直径3cm,深さ35cmほどの穴をあけて、そこにネギの苗をすとんと落とし、後は何もせず収穫を待つだけと言うもの。
 直径3cmは収穫時のネギの太さを、深さ35cmは白い部分の長さを想定したものだそうで、ポイントは穴の壁が崩れないようにすることに尽きるとのこと。


 一般的なネギの植えつけは、深い溝を掘ってそこに苗を置き、枝分かれしているすぐ下まで土をかける。ネギの成長に伴って枝分かれした部分が上がってくるので、一定期間ごとに土寄せをして白い部分をつくって行く『土寄せ』と言う作業が欠かせない。
 最後は土寄せしてこんもりした畝になってしまうが、畝の間隔を充分とっておかないと土寄せしようにも土が無くなってしまう,と言うような問題が起こったりする。

 深い溝を掘ってその壁を崩さず、根が曲がらないように植えるのは結構難しく、それが不要な上に土寄せがいらないとなればこれ以上いいことはないので実験的にやってみることにした。

 
 直径2cm,深さ20cm程度で穴の壁もボロボロ崩れていると言う実にいい加減なやり方だが、活着してくれるだけでも助かると言うものだ。


 ネギを植え、夏野菜の種をまき終えるのを待っていたように雨が降り始め、たちまち大雨になった。
 天佑だじゃ! .



越冬ブロッコリー

2011-04-27 22:49:58 | あまってら農園

 昨秋,育ちの遅かったブロッコリーをハウスに植えたままにいておいたところ、春になって結雷した。越冬して寒さを潜り抜けたブロッコリーは、アントシアニンたっぷりで茹で汁も濃い紫に染まって昨秋のものより味がよかった。
 これまでブロッコリーの旬は晩秋~初冬と信じて疑わなかったが、弟の農園(広島)では春先の出荷を目指して栽培しており、今が旬だと言う。
 それは瀬戸内沿岸と信州の寒冷地との差で、如何ともしがたいことだと思っていた矢先のこの出来事に驚いているところ・・。

 露地物のブロッコリーは、収穫した後は脇芽が延びるのを期待して畑に置いたまま冬を迎える。中央の蕾を切り取られたブロッコリーは殆ど冬の間に枯れてしまうが、中には脇芽に蕾をつけて青いままで冬を過ごしたり、時には雪の中で花を咲かせていたりするものがある。
 萎びて不味そうなので気にも留めなかったが試食してみるべきだった。案外美味しかったかもしれない。

 
 枯れるのは、中央の太い茎の先端を切り取られて活力を失い、乾燥と凍結の繰り返しで切った部分から萎びて行くのだろうから、収穫しないでそのままにしておけば、雪に守られて甘みを増した状態で春を迎えることが出来るかもしれない。
 あるいはもっと積極的に、播種・移植の時期を遅らせて苗の状態で越冬させ、春になって結雷させるように栽培することもできるかもしれない。

 信州では晩秋に収穫した際に取り残されたお菜(野沢菜)が春になって蕾を持って膨らんでくるのを『菜の花』としておひたしにしたりする。それは副産物的な扱いなのだが、越冬野菜の可能性を示唆しているとも言える。
 寒さを逆手に取って新しい可能性に挑戦してみるのも面白そうだ・・。


 と言う訳で、来期は露地とハウスで越冬ブロッコリーを試みようと思っている。プロはそんな危ない橋は渡れないだろうから、これぞアマの強み!


インカの目覚めは高い

2011-04-26 21:21:14 | あまってら農園

 22~24個×9条・・・約200個/牛糞堆肥一輪車23荷

 インカの目覚め12㎏・約300個と太白4㎏・約80個の植えつけを終えた。

 ジャガイモの種イモは小さいほど人気がある。品種によって大きさが違うが、同じ品種でも大きいものと小さいものがあって小さいものほど値段も高い。理由は小さいほど数が多いからに他ならない訳で、種イモがあまりに大きい場合は2つ,または3つに切って植えないと数が出ず、高いものにつく。
 インカの目覚めはやや小型だが他の品種に比べるとべらぼうに高い。その分だけ味がいいと言うことかも・・。
 アンデスが超小型の種から馬鹿でかいイモが採れるに比べると。インカ(の目覚め)はあまり大きくならないのが難点。
 一番高くて育ちにくいインカを12kgも植えるのは大きな賭けだが、多くの人に食べてもらって美味しさを広めたいと思っている。
 この場所は一昨年,ムジナに種イモを掘り荒らされた前例がある所なので目が離せない。


 太白・北アカリ・アンデス・インカの目覚め等4種/インカの目覚め12㎏


 品種ごとに種イモの数を数えてみると・・,
 インカの目覚め12㎏~約300個。1㎏当たり25個 1個当たり約40g
 太白4㎏80個。1㎏当たり20個 1個当たり50g
 アンデス160個。1kg当たり40個 1個当たり25g
 北アカリ 未

 アンデスは他の品種に比べて超小型で1㎏当たり40個もあり、4㎏だと相当な数になる。
 太白や北アカリの4㎏は大した数ではないが、アンデスをどこに植えるかが問題だ・・。


 太白4㎏/アンデス4㎏

 インカの目覚め 単価798円/㎏・・・12㎏ インカは高額品種 やや小型
 太白        480円/㎏・・・ 4㎏ 標準的
 北アカリ      240円/㎏・・・ 4㎏
 アンデス(ss)   598円/㎏・・・ 4㎏ 小型(ss)なのでやや高い

 計                 24㎏

帰りなん いざ!

2011-04-25 23:36:34 | あまってら農園

 田園かくのごとく荒れ/ハウス内もしかり


 1ヵ月遅れで畑の草刈り。露地もハウスも草茫々・・,とは言ってもまだ草の勢いもそこそこなのが救い。


 露地の草を刈る/ハウス内も草刈り


 まずは草刈りをして・・,

 耕運


 耕運・施肥


 4条植えるつもりだったが/3条に変更


 耕運,施肥して植えつけ・・。この場所に4条分植えたかったのだが、思いなおして3条にする。品種は『インカの目覚め』



 去年は油断してニジュウホシテントウムシに総舐めされ、大失敗した。近年あまり被害がなかったので甘く見ていたのが原因だが、欲をかいて密植したことも虫害を招く要因になったのかもしれない。


蜃気楼・・?

2011-04-24 02:00:36 | ひろしま・やまぐち電車旅

上;3月28日12時59分頃撮影/中;13時04分頃/下;13時09分頃。



 3月28日,ヤー・チャイカの船上での続き・・。
 13時頃,世界遺産航路で平和公園から宮島へ向かう船上から写真のような光景を見た。天候は快晴に近い晴れ。

 興味深いのはこの写真の大小2つの島の間に写っている影の正体だ。
 2.5万図から、この2つの島は小弁天島と大弁天島で、2枚目の後ろに写っているのは似の島の安芸の小富士ではないかと思われる。

 で、2つの島の間にある影が岩だとすると、地図では2つの島の間には小さな岩が1つ載っているだけで、写真のように複数の岩は記載されていない。しかし、それは岩が小さすぎて載せられていないだけかもしれない。あるいは岩でなく船の影かも知れない・・。
 現在,この2島が小弁天島,大弁天島であるかどうかという点と、2島の間に複数の小岩があるかどうかと言うことを広島市役所に問合せ中。

 問題は、仮に2島の間に小岩があってそれが写っているものとしても、その影が少し変形して海面から浮き上がり、しかも3枚の写真で少しづつ形が違っているように自分には見えると言う点だ。

 で、もしかしたらこれは蜃気楼現象ではないかと思うのだが、諸氏にはどう見えるか画像を大きくしてご覧いただきたい・・,と思う次第。
 


 右写真の左手に小さな島影が写っているのは、左写真から船が10分ほど動いて五日市沖に達し、津久根島が重なったものと思われる。





床下診断&床張り

2011-04-23 01:07:54 | 平郡島にて・平郡島から


 友人の転居先の床板の張り替えのために平郡島に行って来た。
 4.5帖のこの部屋の床は全体がぶよぶよと緩く、所どころめり込みそうなくらい弱い所がある。床板を捲ってみると、上面をチョウナで粗く削った大引き代わりの丸太が縦横に組んであるだけで根太が敷いてない・・,と言うか、丸太が根太で間隔は90cmと粗く、これではよほど丈夫な板でないと撓む訳で、全体が緩いのはこれが原因。おまけに床板の厚さが均一でなく薄いものがある。めり込みそうなほど弱いのはその部分。



 大引き代わりの丸太の上面をきれいに揃えてあるかと言うとそうでもなく、ために仮に丈夫な板を敷いてあったとしても床が鳴くし、畳は凸凹になる。凹んだ部分には厚みを補う板が入れてあるが、それは気休めに過ぎず補強になっていない。
 そこで大引きの間に45cm間隔で40mm×50mmの根太を入れることにする。当然ながら根太を支える束も入れなくてはならない。幸い床下に湿気がないのが救い。
 床板は12mmコンパネの総張りとすることにして材料を調達。畳屋さんにかけあって古い畳を譲り受けることにした。

 レーザー垂直水平墨出し器で見ると、一部分の床が向こう下がりの上に柱まで幾分転んでいるが、そこはどうしようもないので根太に厚みを加えて可能な範囲で水平を保つ他ない。



 柳井市のディスカウントで12mmコンパネ6枚,4mmベニヤ4枚,45×45mmの角材を調達。畳屋さんに飛び込んで古畳6枚を頂き、島へ・・。

 4.5帖の間の床板を全部剥がして根太を入れ、12mmのコンパネを張る。大引き代わりの丸太の表面の凹凸に応じて、根太との間に1mm~4mmのベニヤ板や5~10mmの板切れを噛ませ、根太の表面の水平を取る。
 束用の木材がないのでやむを得ず根太と同じ45mmの角材を使う。強度不足だが取り敢えずの間に合わせとし、いずれしっかりした角材か丸太が手に入れば差し替える。
 
 コンパネを1枚づつ張って詰めて行き、最後に向こう下がりの低い根太をしっかり持ち上げて完成。
 飛び上ってドスンとやってもビクともしなくなった。



 全部の部屋の床板をコンパネに変えると費用が嵩むのでそれが悩みの種だったが、4.5帖の間で剥がした床板の中に丈夫なものがあるので、それをドミノ式に次の部屋に使えば事足りるかもしれないと思い、コンパネの購入を最小限にした。
 そのためには45cm間隔で根太を張らなければならないが、何とか使い廻しして出費を抑えたい。 .

彩雲

2011-04-22 21:33:51 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象

 2011年4月22日11:30,池田町で撮影の彩雲/2010年5月16日10:40,明科で撮影の彩雲


 彩雲が現れた。昨年5月16日の彩雲も随分と横長・直線状で長時間にわたっていたが、今回も長い直線状だった。でも消えるのは早かった。

 彩雲は地震の前兆だと言う説は脇に置いて・・,昨年5月の彩雲はかなり広範囲の地域で見られたが、今日のはどうだったのだろう・・?



新種誕生の可能性

2011-04-20 12:38:06 | あまってら農園

 葉がセルヴァ-チカで花の色は両種の中間色/ルッコラ(葉が細葉でなく太い中心塔が立つ)


 先般,帰省の折に弟が経営する農園(やまび香房)を訪ねた時、ハウスの中に奇妙な『ルッコラ』の花が咲いているのに気づき、弟に尋ねたところ、『気づかなかったが、これは何だろう・・?』と、弟も異変を認めた。

 上の写真がそれで、下の写真と比べてみると,花の形とつき方はルッコラのそれだが、色が薄黄色でルッコラとセルヴァ-チカの中間色,葉はセルヴァーチカと同じ細葉・・,と、明らかに両種の特徴を備えている。

 嫁さんは気づいていたが、種は2種類しか播いていないので『変だな』とは思っていたそうだ。畑にはルッコラとワイルドルッコラが並んで植えられており、種はそのどちらかから採種したものだと言う。
 同じアブラナ科の野菜を同じ畑で隣り合わせで植えていて、両者の雑種が出来るのは不思議ではない。その子はF1であるから、通常は固定しないとされるが、この場合は種が採れてその種から発芽・生育しているのだから新しい種が出来つつあると言えるかもしれない。


 ワイルドルッコラの花/ルッコラの花

 けれど問題はこの新しい雑種君が、単に珍しいと言うだけでなく美味しくて好まれるかどうかだ。味や栄養面で注目に値しなければ単なる珍事として、今後は交雑しないような対策を考えなければいけないし、価値があるなら新種として育てればいいだけの話しであろう。
 そもそも、こう言う交雑はこれまでにもあちこちで起こっているだろうことは容易に想像でき、これまでに良種として取り上げられてこなかったと言うことからして、大したものでないと言うことも想像がつく。

 こういうことは自然界でも畑でも不断に起こっていると考えた方がよさそうだ。いや交雑せず純粋を保ち続けると考える方が不自然かもしれない。
 例えば、タンポポは西洋タンポポに席巻されて、日本産タンポポは探すに苦労すると言われるが、今はその中間種が普通にみられ、固定しつつあると言われるし、カタクリもドイツ産の園芸品種が持ち込まれた結果、どんなに山奥でも日本の山野には純粋な原種はすでに存在しないと言われている。
 ホタルに至っては2秒型と4秒型の中間の3秒型と言うのが見られ、ホタルの里づくり等と銘うって養殖や放流が行われるものだから遺伝子的には無茶苦茶なことになっていると言う(カワニナも)し・・。


 これ何?/やまび香房のナズナは柔らかくて美味しい
 
 そう言えば、弟の農園では関東地方でかき菜またはノラボウと呼ばれる品種に似た見慣れないアブラナ科の野菜が生えていた。弟は植えた覚えはないし何の品種かもわからないと言う。
 畑にはブロッコリーや大根,ルッコラ,キャベツ等、多品種のアブラナ科野菜が植えられているし、花粉は何処からでも飛んでくるのだから新しい組み合わせが出来ても不思議ではなく、こういう変わり者は新種の可能性もある。
 この変種君は生でちぎって食べて見るとクセもなく柔らかでおいしかったので大事に育て、調べてみて新種と判れば『やまび菜』とでも名づければいいと思う次第。
 尤も単に自分達が知らないと言うだけで、西日本で普通に見られる野菜,あるいは隠れた在来種と言うことも有り得る。

瀬戸の自然

2011-04-13 08:53:20 | 広島

 西峰ではツツジが咲き始めていた/何てたって桜はヤマザクラが一番!


 鈴ヶ峰~武田山間を縦走し、はからずも大茶臼~武田山間を2度歩く結果となったが、5日前には見られなかったツツジとヤマザクラの花を見たり、ウグイスの声を聴く等の変化があって興味深かった。
 ツツジは鈴ヶ峰西峰辺りが走りで、これから東に進んで行くと言う感じだった。
タムシバが満開をやや過ぎて散り始めるといよいよヤマザクラ登場と言うところか・・。


 ヤブツバキのしっとり感

 全コースを通してヤブツバキが多いのも驚きだった。咲く花の下に1つ2つ、あるいは無数の花が散っているのも風情がある。
 コシアブラの木が沢山あって小さな芽が出ていた。さすがにまだ1つも採られていなかった。そして今年初めてのウグイスの声を聴く。里でも初鳴きを聴いたと言う人がいた。
 たった5日間でこうも変わるのかと感心させられる。


 イタドリはぐんぐん伸びる/アケビも全開

 4月6日から平郡島に滞在して、知人の引っ越し先の手入れを手伝っているところ。床張り・畳替え、押し入れの修理など、あらかた終わり、今日はミカン畑の草刈りをして島を離れる。

 平郡ではヤマザクラはとうに散り始めたところがあり、アケビの花も盛期を過ぎた。タラの芽やイタドリが終わってツワブキの新芽が食卓に上る。
 ナマコやワカメ、ヒジキ漁は終わり、そろそろモズクが藻に付く頃。


 石に付く太モズク,藻に付くのとは別種/ヤマザクラ~島の中でも差があるようだ


タムシバ花盛り・・・大茶臼山~武田山間を下見

2011-04-05 21:12:31 | ふるさとの山
 10日の募集山行に向けて、未調査の大茶臼山~武田山間を下見してきた。
 全山を通じてヒサカキの甘い匂いが漂い、アセビやシキミ,ヤブツバキ,タムシバの花が咲く瀬戸内地方独特の春山の雰囲気を満喫。特とりわけ、丸山の山頂から火山にかけて咲き誇るタムシバの花は見事で、すれ違うハイカーが一様に絶賛していた。

 下見の結果、大茶臼山登山口(己斐峠)から大茶臼山頂まで40分,武田山山頂までは4時間弱,武田山から下祇園駅までは丁度1時間かかることが分かった。
大茶臼登山口(己斐峠)12:00-12:40大茶臼山頂-15:55武田山16:20-17:20下祇園駅
 なので、大茶臼山頂から武田山までは3時間20分弱,下祇園駅までは4時間20分弱となる。

 なお、当初案のコースと日程
集合/8:45鈴ヶ峯東峰9:00-12:00頃大茶臼山・昼食13:00-16:00頃武田山-16:30頃古市橋駅/解散

 は下記の通り変更します。
集合/8:45鈴ヶ峯東峰9:00-12:00頃大茶臼山・昼食12:40-16:10頃武田山16:30-17:30頃下祇園駅/解散 .

鈴ヶ峰~武田山・縦走のご案内

2011-04-04 11:05:38 | ふるさとの山
 来る4月10日(日),下記の要領で鈴ヶ峯~武田山の縦走を行いますのでご案内致します。

計画の概要
1:参加者各位が最寄り,またはお好みのコースから鈴ヶ峯東峰に登り、東峰で一堂に会してから、大茶臼,武田山を目指して歩きます。
2:本隊は鈴ヶ峰西峰~武田山の縦走を目指しますが、参加者各位はそれぞれの体力,その他の条件やご都合に応じて目標を決め、到達し次第下山して頂くものとします。
従って、下山コース,交通機関等は、参加者各位の責任において予め決めておいて下さい。下山コースが分からない方はお問い合わせ下さい。
3:当日の条件により、目標を短縮,もしくわ延長されることは自由です。ただし、想定されるコース,交通機関等の情報を予めよく調べておいて下さい。
4:当日の状況により、己斐峠,または大茶臼山から先の行程を取りやめる場合があります。
※ウロウロ会ではありません(一般募集山行です)。

日時;4月10日(日) 雨天中止 曇天決行(参加判断は各位)
コースと日程;集合/8:45鈴ヶ峯東峰9:00-12:00頃大茶臼山・昼食13:00-16:00頃武田山-16:30頃古市端駅/解散
※日程は大まかな目安です。
集合;場所 鈴ヶ峰東峰  時刻 8:45
服装;ハイキングの服装 雨具と帽子必携
持ち物;ハイキングに必要なもの, 弁当, 非常食,飲み物, 他 
※縦走の方は念のためヘッドランプを用意して下さい。
参加対象・制限;小学3年生以上(小学生は保護者同伴で)
申し込み・問い合わせ; 当記事コメントにて
※当日参加(キャンセル)も可としますが、出来るだけ前日までにお申し込み下さい。

参考;入・下山コース(2.5万図記載のもの)
鈴ヶ峰;八幡東(2本),美鈴ヶ丘南(一),美鈴ヶ丘南(四),井口台(2本),鈴ヶ峰町
鬼ヶ城山以降;山田町,田方,草津・沼田道路,古江上,己斐上町
己斐峠以降;五月が丘,己斐(バス),三滝(長い)
畑峠・丸山以降;大塚,山本
権現峠から;伴中央駅(長い),山本新町
火山・水越峠から;山本新町,高取(2本),沼田パーキング
武田山から;下祇園駅方面,古市橋方面,山本新町,相田(三)