遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

カモシカ調査・続

2009-02-27 08:18:53 | 生き物達
 高瀬ダム堰堤から見下ろす
   この堰堤を向こうに渡る 
ブナ立尾根 不動沢吊り橋
 高瀬ダムの堰堤に戻って上から墨絵のような景色を撮ろうとしたらガスが上がり始めていた。2月末とは思えない温かい雨に、心なしか木々の芽も膨らんで見える。
 堰堤を渡って不動沢に向かうトンネルを抜け、烏帽子岳登り口の吊り橋付近に車を停めて一帯を歩く。
 烏帽子岳ブナ立尾根登山口 
 不動沢の吊り橋
 ここは日本三坂と言われるブナ立尾根の急登を擁する烏帽子岳登山道入り口の吊り橋。まっすぐ伸びた橋とそれを吊るす簾のようなワイヤーの直線が群れて織りなす曲線と青いネットに人工の美を見る。
 それにしても厳冬期にここに来ようとは思っても見なかった。トモさんにくっついているといいことがあるものだ・・。
 キツツキの穴
         サルの食痕 
 サルが齧ったニセアカシア,両手でつかんで食べないとこうはならないそうで詳しく見れば歯の跡も分かると言う。キツツキの空けた穴,ウサギの糞,キツネの足跡等々・・,至るところに生き物達の生息痕を見ることが出来る。
       トックリ蜂の巣 
 これもキツツキ
 だがこの日、カモシカのサインは何一つ見かけることが出来なかった。それはそれで調査価値があるのだとトモさんは言う。棲息区域内においては、出て来ないということも1つの生活のありようなのだ。
 全方位をくまなく見る
           不動滝  
 見渡せば、凍らぬ滝に一条の水,
                 
 
 雪深き不動沢なれどカバの芽の色づきて、かすかにも春を兆す。 


                
                          

09年春版『青春18切符』について

2009-02-26 18:26:28 | ひろしま・やまぐち電車旅
 青春18切符は2月20日~3月31日に発売され、利用期間は3月1日~4月10日です。
1本の切符は11500円で、5回分の乗車券が綴られています(1回当たり2300円)。ただし5回分の切符を切り離して使うことは出来ません。
 この切符は特急,急行以外の普通列車(快速を含む)に自由に乗り降りできます。
1回分の切符は1日の期間内で終日利用できます。終日とは始発から午前0時を過ぎた最初の駅到着までです。
5回分を1人で使えば5日間,5人で使えば1日づつ使え、組み合わせは自由です。ただし、2人以上の人が同時に使う場合は、同一駅乗車~同一駅下車が条件となります。
例Aさんが複数日にまたがって各駅停車の旅をする場合,最高5日間の利用が出来ます。
例5人のグループが1日の普通列車の旅をする場合,1本で1日中利用できます。1泊する場合は2本必要です。
例2人で1日の旅行をして、3回分余ったとする場合,余った切符は期間内の別の日に使うか、第3者に譲渡することが出来ます。
※同一駅乗車(下車)とは
Aさんが穂高駅から、Bさんが松本駅から乗る場合,Aさんは松本駅で一旦退場して、改札の外でBさんと合流し、一緒に改札口を通って押印してもらう必要があります。この押印がないと不正乗車で全額支払うことになります。この場合,Aさんが退場しなければならないと言うのは形式上で、実際には改札口のゲート越しに切符をBさんに渡し、Bさんがそれで入場してもかまいませんが、いずれにしても一旦待ち合わせ駅で電車を変えなければなりません。乗換駅の場合はそれでいいのですが、指定した列車に各自が最寄り駅でバラバラに乗って(降りて)列車内で合流(解散)することは出来ません。
Aさんが穂高駅から、Bさんが豊科駅から乗る場合,Aさんは豊科駅で一旦退場して、改札の外でBさんと合流し、次の電車で一緒に改札口を通って改札口で押印してもらう必要があります。便数の少ない路線では次の電車まで間があることが多いので、どちらかの駅で待ち合わせして一緒に乗らないと時間を大幅にロスすることになります。
無人駅から乗った場合,最初の乗り換えの改札口で押印してもらう必要があります。はじめから有人駅から乗車する方が無難です。
※列車内で乗務員に押印してもらえるかどうかは研究中。
青春18切符購入について;
1:個人購入
青春18切符を個人的に購入し、残った切符を別途利用する予定の方はご自分で購入して下さい。この場合は指定した列車に最寄りの駅から乗車(下車)出来ます。※その場合もご連絡下さい。
2:共同利用
当日のみ利用される方については共同で利用することが出来ますのでその旨お申し出下さい。
ただし、同一駅乗車(下車)が条件となりますので、その場合は大糸線利用の方は穂高駅,それ以外の方は松本駅集合とします。
塩尻を集合場所にすることはできませんので、松本~塩尻間の方は下記の電車で松本まで来て下さい。
塩尻06:01 ⇒ 6:05広丘6:05 ⇒ 6:08村井6:09 ⇒ 6:11平田6:11 ⇒ 6:14南松本6:14 ⇒ 6:18松本
帰りも、松本駅,もしくは穂高駅に着いてから別の方法で帰って頂くことになります。
なお、穂高駅周辺には無料の駐車場(市役所支所の駐車場)があります。
3:余った切符(不使用分)は、他にご希望者が無ければ買い取る用意があります。また、松本~塩尻間で2人以上の方が最寄り駅から途中乗車(下車)される場合,余券を買い取る用意がありますのでご相談下さい。
 



各駅停車で高尾山へ・・・里山楽会『境界線』グループ山行

2009-02-26 18:25:17 | 境界線・新境界線
 中央線沿線ハイキングと言うのを企画してみました。
 第1弾は
 3月7日(土)・・・松本発6:33,各駅停車で高尾山~相模湖ハイキング! です。

日時;2009年3月7日(土) 
目的地・コース;高尾山~小仏城山~相模湖
集合;7日(土);穂高駅5時50分 松本駅6時20分 青春18切符共同利用者以外の人は松本発6:33の立川行きへの途中駅からの乗車可。⇒最前車両へ  ※帰路の最寄駅での途中下車も可
解散;7日(土);松本駅20:01頃 穂高駅着20:32。青春18切符共同利用者は途中駅下車不可。
行程; ※JRのダイヤ改正は3月14日なので、以下の時刻表はそのまま使えます。
A案・・・高尾山から東海自然歩道を歩いて小仏城山経由で相模湖・相模湖駅に下る。約15km
5:50穂高6:00 ⇒ 6:27松本6:33 ⇒ 6:41村井6:42 ⇒ 6:49塩尻6:49 ※共同購入者は最寄駅よりの順次乗(下)車は不可。個人購入の方に限ります。
⇒ 10:06高尾10:17 ⇒10:20高尾山口10:30 ⇒ 10:45高尾山登山口10:50 ⇒(0.8km)⇒ 11:20薬王院 11:40 ⇒(1.0)⇒ 12:10高尾山・昼食13:00 ⇒(2.3)⇒ 13:40小仏城山14:00 ⇒(1.1)⇒ 14:20461峰14:30 ⇒ ( 1.1)⇒ 14:50国道15:00 ⇒(2.4)⇒ 15:40相模湖駅16:34 ⇒ 19:32塩尻19:44 ⇒9:50村井10:2 0 ⇒ 20:01松本20:06⇒ 20:32穂高/解散
※距離は正確ではありません。
※高尾山口発16:11,高尾発16:24、相模湖発16:34に間に合わなかった場合
高尾山口18:20⇒18:22高尾18:31 ⇒ 20:18甲府20:40 ⇒ 22:05塩尻22:05 ⇒ 22:12村井22:13 ⇒ 22:22松本22:28⇒ 22:57穂高/解散

※B・C・D案~略
服装・装備~略;
持ち物~略
参加資格,条件;※募集山行とします。
境界線会員,および一般の参加希望者で5~10kgの荷を背負って6~7時間程度歩ける人。
参加費;会員:なし 会員外の方:200円
交通費;青春18切符については以下


カモシカ調査

2009-02-26 00:48:20 | 生き物達
 緑の水を湛える高瀬ダム
    烏帽子岳登山口の吊橋 
七倉ダム 高瀬ダム
 森の支配人,森くらのTomoさんから『カモシカ調査に同行して見ませんか』と言うお誘いを受けて2つ返事で駆けつけた。
 環境省の依頼で年に何度か決められた定点を廻って固体や棲息痕を確認すると言うもので、カモシカに会えるかもしれないと言うこともさることながら、普段は入れない道路に車で乗り入れることが出来ると言うのが魅力。
        七倉のゲート 
 これより、一般車両進入不可
 夏場は七倉の登山案内所まで入れる道も、冬季は葛温泉の先のトンネルの前で通行止めになっている。これを越えて更に七倉のゲートから先に入る。通常はそこから先は歩くかタクシーで行くしかない道に入る。5~6年前に野口五郎から湯俣に下って歩いて帰った時以来だ。
 高瀬ダムのロックフィル堰堤
 長さ900mの高瀬隋道入り口 
 歩くと2時間近くかかると言う高瀬ダムの堰堤まで一気に登ると鮮やかな緑の湖水が広がる。白と黒の墨絵の世界の中で、そこだけ色づいていることがむしろ異質な感じがする。
 高瀬ダムの右岸から湯俣山荘に至る道はおよそ9km余り。その最初の取りつきに長さ900m余りの高瀬隋道がある。
        高瀬隋道を行く 
 はるか先に入り口
 歩けばうんざりするそのトンネルを出て次のトンネルの入り口まで行くのが限度で、そこから引き返す。ここまで、サルは無数にいたが、カモシカは足跡さえも見られなかった。
          2つ目の隋道  
 本日ここまで
   

      

オレ流ブイヤベース風とブイヤベース憲章と

2009-02-21 10:38:44 | 喰う寝る○太

          
『ブイヤベース』とは・・・ウィキペディア(Wikipedia)より
 ブイヤベース(bouillabaisse)は、フランスの地中海側の地方の代表的な海鮮スープ料理で、もともとはマルセイユの漁師が売れない魚を大鍋で煮たものであったが、後に色々な魚が使われるようになった。『bouillabaisse』の語源は『煮込む(bouill)+火を止める(abaisse)』の合成語であると言われるように『短時間で強火で煮込む』スープ料理。
 本格的なものでは脂ののった白身の魚を数種類、ムール貝にハマグリ、オマール海老などにハーブ類(フェンネル、ローズマリー、ディル、それから特にサフラン)をたっぷり加えて煮込む。仕上がると海鮮風味の黄色い濃厚なスープができあがる。
 トマト風味を加えることもあるが王道はサフランである。サフランには薬用クロッカスの別名もあり、風邪などにも効果があることから、薬膳鍋といった趣もある。
 大勢で囲んで食べたりするというところは、日本の鍋料理に共通したところがあるかもしれない。味はたらちりに野菜などの具を混ぜない状態(たら、カキなどの海鮮の具のみ)にブイヨンを落としたような味である。日本の海鮮スープのたらちりに出汁の味が似ている。
 アイオリソース(オリーブオイルのマヨネーズにニンニクを入れたもの)が添えられることが多い。

          
 ブイヤベースの本場マルセイユには『ブイヤベース憲章』があり、作り方を細かく規定しているそうだ。以下,憲章から・・。

『地中海の岩礁に住む魚類(根魚)の小魚(クエ、マハタ、メバル、キジハタ、カサゴ、アイナメ、オコゼ、クロソイ、ムラソイなど)を5種類以上入れる(小魚は独特の臭みがあり、その風味を楽しむ)』
『アンコウも入れる(ただし日本では夏場のアンコウは禁漁)』
『鯛、平目、オマール海老(南仏なので)、ムール貝類、蛸烏賊、蟹は入れない。伊勢海老は入れてもよい。』
『スープは小魚でとる(この小魚の種類も決められている) 』
『強火で10~15分で仕上げる(長時間煮て魚のえぐみが出るのを避けるため)』
『フェンネルは必ず入れる』

          
 憲章にあるように、ブイヤベースはクエやカサゴ,メバル,ソイ,アイナメ等,数種類の根魚を使い、ハマグリやムール貝などの貝類やイカ,カニも入れないとされている。また香草を入れることはあっても野菜を入れた煮込み料理などではない純然たる魚の料理であるとされている。
 憲章には「『サフラン』を入れること」とは規定されていないが、サフランを入れることが王道で、逆にトマトを入れることは邪道とされている。実際にサフランを入れてもトマトを入れたら赤く染まってサフラン独特の黄色は台無しになってしまう。
 本格的なブイヤベースがこのようなものであったとしても、それにこだわることなく、新鮮な魚介類を使った野菜の煮込み料理としても一向に差し支えないし、たらチリなどの鍋料理になじんできた日本人にはその方が感覚的にあっていると思う。なのでそこは自分流でいいのではないかと思う。
 ブイヤベースを名乗ってはいけないというなら『ブイヤベース風』とすればいいのだ。ただし、トマトの煮込みとするならサフランを入れることは無駄であろう。

          

子ども貧困率・子どもへの貧困の連鎖

2009-02-20 23:44:00 | Xトレイン

 日本の子どもの貧困率は13.7%・・・OECD平均を上回る(05年OECD値)
※貧困率とは・・平均所得の半分以下の家庭で暮らす子どもの割合

 通常,親が働いていると貧困率は大きく減少するが、日本では親が働いているにも関わらず高いのが特徴で、特に1人親家庭の貧困率が高い。
 さらに、所得再配分後の貧困率が再分配前より高くなる。つまり、負担が重過ぎて給付が少なすぎる。貧困を減らす目的のはずの再配分が、逆に貧困を増やしている・・・日本だけ。
※所得再配分後の貧困率=税・社会保障に対する負担-福祉・教育・医療に対する給付

 貧困の状態にある子育て世帯に対しても負担を強いているので生活水準が保てない。ために子ども達は健全な生活を送ることが出来ないでいる。
⇒少なくとも自己負担なしに最低限必要な教育や医療を充分に受けられる社会であるべき。非課税の世帯に対しては、税制でこれ以上負担を減らすことは出来ないので給付を増やすことが必要である。
 具体的には
 児童手当の拡充,児童税額控除,有子世帯の社会保険料軽減,母子家庭への手厚い援助(ただし貧困状態にある子どもの過半数は両親がいるのでそれだけでは不充分)

 親の責任だからと言って子どもが貧困であっていいのか!
 義務教育の中で自立していける学力をどうつけるか,すべての子ども達にそれだけの教育水準をどう保障するか,希望者が学費を心配せずに進学することをどう保障するか,子どもの貧困に対する最初のとりでとして保育園がどう役割を果たすか・・,等々。
 少子化対策は、親の都合や国の都合でなく、子ども達がしあわせであるために社会は何をすべきかを考えるべきで、『子どもが増える』だけでなく『しあわせな子どもが増える』こととこそ重要!
     国立社会保障・人口問題研究所,国際関係部第2室長 安部 彩


豪華で安上がり・・・ブイヤベースできた!

2009-02-17 10:57:30 | 境界線・新境界線

          
 大き目のフライパンにオリーブオイル大さじ3でニンニクとタマネギの各半量を炒め、塩・コショウをふる。しんなりしてきたら魚のアラを加えてさらに炒め、魚に火が通ったらお玉でつぶしながら少量の酒を加えてアラを徹底的につぶし、骨や身の旨みを出す。これにかぶるほどの水(湯)を加えて20分ほど煮た後、目の細かいザルで濾して旨みたっぷりのスープを取る。
          

 フライパンを熱してハマグリを入れ、白ワインを注いで口を開けさせる。ホタテも炒める。エビは軽くから煎りしておく。エビは頭から美味しい出汁が出るので有頭を使う。

          
 大き目のフライパンにオリーブオイル大さじ1と1/2で残りのニンニク,タマネギを炒め、セロリ,ニンジン,ジャガイモ,フェンネル(あれば)を加えてさらに炒める。これにザルで濾したスープを加え、トマト(生の粗切りかホール缶),種を取った赤唐辛子,サフラン,ブーケガルニと魚の身を加えて中火で8分ほど煮る。ハマグリは最後に入れる。
          
 魚を銘々の器に盛りつけ、スープは目の細かいザルで濾してもう一度味を調え、魚とは別の器に盛るのが本来だが、場が場なので一つの器に一緒に盛った。エビは頭のミソも食べる。
 ホウボウが美味しいのでもう1尾くらいあってもよかったかも・・。ジャガイモは多くすると食べ応えがある。ニンジンはアラ切りの方がよかった。ブロッコリーを入れてみたがミスマッチだった。ブーケガルニとトウガラシを取り出すのを忘れたので誰かが食ったかも知れない。ご愛嬌!

 8人分の材料費は4463円,1人当たり約558円。豪華な割には安上がりだった!

ブイヤベースなのだ!

2009-02-17 09:22:51 | 喰う寝る○太

          
 みんながスノーシューハイキングに行っている間にたっぷり時間をかけ、久々に気合を入れてつくった・・・ぞい!
          

 ニンニク3~4片はみじん切り,タマネギ2コは縦半分にして横にスライス。セロリの茎1本はそぎ切り,ニンジン中1本はスライスまたは半月~イチョウ切り(もうちょっと大き目でもよかったかも・・),ジャガイモ4~5個は食べやすい大きさに切る。

          
                    
 タラ大きめ1尾とホウボウ1尾は頭とヒレを(根元からはさみで)切り落とし、身は人数分に胴切り。人数分の有頭エビは背腸を取り、ハマグリは殻を擦り合わせて洗っておく。他にホタテなど。

          
 セロリの葉,パセリの軸(葉も),ローリエをまとめてブーケガルニとする(他にくず野菜を入れるもよし)。他にトマト1~2コを乱切り,またはトマトホール缶1,サフラン1つまみ,赤唐辛子(種ぬき)少々。以上が材料と下ごしらえ。


 

雪かきとハイキング,ブイヤベースと地酒の宴と・・

2009-02-17 01:27:15 | 境界線・新境界線

          
 例年よりはるかに少ないとは言え雪は軒のすぐ下まであった。1日早く着いたあるじ(古民家の借主)のkeichiさんと奈良から明科に移住したSさんが前日から頑張ったそうだが、玄関周りも庭もまだまだ大量の雪・・。
          

 すぐに全員で作業にかかり、人数にものを言わせて奮闘2時間弱で地面が見えるほどになった。あるじのkeihiさんも『ここまでになるとは・・』と満足そう。


          
 午後からは裏山のブナ林から上の農場方面に向けてスノーシューハイキングに出かける。その案内をKeichiさんに任せて1人残り、夜の宴の準備にかかる。今夜のメインはブイヤベースなのだ!
          

 ブイヤベース出来上がり・・,後は宴を待つだけ。

 ハイキングを終えて冷えた身体を地元の温泉で温め、夜は暖かい部屋でブイヤベースを囲んで持ち寄りの地酒を酌み交わしながら交流・・。


 自己紹介を兼ねながらそれぞれの山への思いをこもごもに語るうちに初対面同士和やかにうちとけて宴たけなわとなり、かくして柄山の夜はふける・・。



ブナ,ぶな,山毛欅

2009-02-16 00:12:36 | 境界線・新境界線

          
 広大な農地を登り詰めて行くと、明らかに『林を切り開いて農地にしました』と言う感じでブナ林が残されているのがわかる場所があった。          

 抜けるような青空が広がり、ジリジリと照りつける太陽が眩しくも暑くもあって日陰が欲しい頃合いだったのでそこから林の中に入る。それは過密なほどの若いブナの純林である。

          
 ひときわ目を引く瘤を抱えた特異な風貌のブナを見る。このような巨大なものは珍しい。
 例年の3分の1しか無いと地元の人が言うほど雪の無い冬。豪雪地帯の飯山にしてこの有様で、早くも根回り穴が口を空けている。4月下旬の様相だ。

          

 密林を抜けるとやや疎林となるがどこまでも続くブナ林である。やがて急斜面の連続となる尾根ではスノーシューが抜群の威力を発揮するのに比べて歩くスキーは四苦八苦して一行からは大きく遅れ、奮闘4時間弱でようやく稜線に到達。そこはしかし目指す梨平峠より一山北よりだったらしい。
 あの山の向こうが梨平峠か・・,
          

飯山・柄山でスノーシューハイキング・・・積雪3分の1

2009-02-16 00:02:02 | 境界線・新境界線
 
 温井と柄山をつなぐ農道『みゆきのライン』のスノーシェードのある辺りからスノーシュー,スキーに履き替え、広大な農地の雪原を歩いて信越トレイル稜線上の梨平峠を目指す。農地を越えて距離3kmあまりの尾根を登る。
 一休みして 
  集落を振り返る            
 前日の重苦しく暗い空から一転してピーカンの空模様となり、8時過ぎにして早くも陽射しが暑く汗が目に入る。
 シールのある山スキーならともかく歩くスキーでの登高には無理があり、立ちはだかる斜面に最初からたじろぐ。
           
 鍋倉山
 鍋倉山を望む丘に出た。そこから目の前の大きなピークに向けての本格的な登りとなり、小気味よく登って行くスノーシュー組からは大きく遅れてしまった。一歩一歩ステップを切って階段登高で行くしかなく、ゆっくり追いかけると腹を決めた。

          
 ピークに這い上がり、ようやく先行するスノーシューを捉える。前方に信越トレイルの稜線が見えてきた。

水ぬるむ

2009-02-13 00:51:58 | 安曇野

          
 ハウスに撒くための水を湧き水で汲み、ポリタンクに詰めて運んだ。水面が陽光を受けてまばゆい。

      ナバナが咲いた
 次のナバナも育つ 
 このところの陽気でホウレンソウが一気に大きくなった。アッという間に塔立ちすることがあるので油断がならないが、いくらなんでもまだ2月半ばだ・・。


          
 帰路,もう一度湧き水によって野菜を洗う。滴る水がキラキラ光りながら水面に跳ねる様がのどかで春めいている。
 収穫時に葉を傷めないように苦労させられるが、ホウレンソウのいいところは洗うのが楽な点で、一度水に通すとサーッと汚れが落ちるのがいい。
  
 湧き水は多すぎず少なすぎずいつも水量が一定で、ゆったりと流れて野菜にも人にもやさしい。
 

春休み・各駅停車電車の旅~世界遺産(平和公園・厳島神社)と島めぐり(平郡島)

2009-02-08 12:53:38 | ひろしま・やまぐち電車旅

          
 09年,3月26日(木)~31日(火),5泊6日 
 主目標は平和公園と厳島神社,宮島なので、4泊5日の場合は平郡島を除くか、平郡島滞在を28日朝までとし、28日を宮島見学,29日を平和公園見学とする。

1;参加対象:小・中・高校生、学生、青年、一般成人
2;コースの概要:
3月26日(木) 松本~各駅停車乗りつぎ/五日市泊
3月27日(金) 宿舎~平郡島・釣りと磯遊び/泊 
3月28日(土) 平郡島・岩国(錦帯橋)~五日市/泊
3月29日(日) 宮島厳島神社見学と弥山登山・水族館見学・潮干狩り/五日市泊
3月30日(月) 平和公園,他/五日市泊
3月31日(火) 広島~各駅停車乗りつぎ/松本

          
3;行程と日程:
3月26日(木)
05:40穂高駅06:00⇒06:06豊科06:06⇒6:27松本06:37⇒08:44中津川08:52⇒10:27名古屋11:00⇒11:30大垣11:42⇒12:18米原12:22⇒14:46姫路15:06⇒15:24相生15:25⇒17:59糸崎18:00⇒19:22広島19:30⇒19:44五日市(買い物)宿舎
※中津川09:13⇒10:10名古屋10:30⇒11:00大垣11:12⇒11:48米原11:52⇒14:16姫路15:05
3月27日(金)
宿舎6:00⇒6:20五日市6:39⇒7:48柳井港 8:30⇒10:10平郡東10:30~釣りと磯遊び・泊
3月28日(土)
平郡東14:00⇒15:40柳井港16:02⇒16:32岩国16:40⇒17:00錦帯橋17:30
⇒17:50岩国18:09⇒18:37五日市18:40⇒20:00買い物・宿舎/泊
または
⇒柳井港16:02⇒16:54宮内串戸17:03⇒17:05廿日市19:00⇒(サファイア)⇒宿舎/泊
3月29日(日)
宿舎8:30⇒8:50五日市9:03⇒9:15宮島口9:25⇒9:35宮島・厳島神社見学・弥山登山等
16:40⇒16:50宮島口17:02⇒17:10廿日市・サファイア19:00⇒20:00宿舎
3月30日(月)
宿舎8:00⇒8:30広電五日市8:40⇒9:20平和公園・学習12:00以下自由行動
3月31日(火)
宿舎 5:50⇒6:20五日市6:40⇒10:00岡山10:15⇒11:20相生11:22⇒11:41姫路11:57⇒14:21米原14:30⇒15:04大垣15:10⇒15:40名古屋16:32⇒17:45中津川18:16⇒20:20松本20:52⇒21:16豊科⇒21:23穂高/解散
または、
宿舎 6:50⇒7:10五日市7:28⇒9:11糸崎9:43⇒11:08岡山11:16⇒12:20相生12:21⇒14:41野洲15:56⇒15:21米原15:30⇒16:04大垣16:24⇒16:55名古屋16:58(※)⇒18:04中津川18:16⇒19:59塩尻20:04⇒20:20松本20:52⇒21:22穂高/解散
 ※セントラルライナー乗車(300円)

          
4;集合:3月26日午前06時20分,JR松本駅 または穂高駅(参加者全員同じ駅から乗車)
  解散:3月31日午後20時30分,JR松本駅 または穂高駅 21時30分
5;服装:上着(予備)・シャツ(予備)・ズボン(予備)・保温着(ウールのセーターがベスト)・防寒着・雨具(上着+ズボン式がベスト、傘があるとい)・下着(予備)・靴下(予備)・運動靴
またはハイキングシューズ・帽子・手袋,  
※①防寒と雨対策に万全を期すこと。
※②電車の床に直接座る場合があります。汚れてもいいものを着用のこと。
6;持ち物;ザック(中型)・ザックカバー・シュラフ・弁当(27日)・行動食・飲料水・水筒・ビニール袋・旅行の要綱・筆記具・常備薬・保険証(写し)・現金・他
※③カメラ・地図・各種ゲーム・手引書・本などは自由に。
※④弁当・飲料は駅で購入可 
※⑤長時間の列車での過ごし方は、ゲームや読書等、各自工夫のこと。
※⑥課題があるので筆記具はいつでも出せるように用意しておくこと。
7;宿泊:広島市佐伯区利松(民間住宅)1泊1500円。要シュラフ(毛布あり)
     柳井市平群島東 民宿 

          
8;食事:
3月26日:昼,弁当 夜,各自(コンビにまたはスーパーで購入)
3月27日:朝,自炊,昼,各自(コンビニ・食堂等) 夜,民宿
3月28日:朝,民宿,昼,各自(コンビニ・食堂等) 夜,自炊
3月29日:朝,自炊,昼,各自(コンビニ・食堂等) 夜,自炊
3月30日:朝,自炊,昼,各自(コンビニ・食堂等) 夜,自炊
3月31日:朝,自炊,昼,各自(コンビニ、駅弁等)
※31日の朝食は、コンビニ弁当(預かり分から支出)になる場合があります。
9;参加費:約35000円(子ども31000円) 
A;預かり分:12000円(子ども12000円)
内訳:宿泊費:1500×4=6000円 
食費(朝,夜):1日1000円×4=4000円 諸費(引率に伴う諸経費等):2000円
B;自払い:23000円(子ども19000円)
内訳:JR運賃;1日2300円×2=4600円
JR五日市~柳井港間の運賃:1000円×2=2000(子ども1000円)
柳井港~平郡島間のフェリー運賃;1500円×2=3000円(子ども1500円)
宿泊費;民宿,7000円 ※見込み
昼食・弁当代;約3000円(6食分)※見込み 
諸費・予備費;3400円 (子ども1900円)  ※見込み
電車:五日市~宮島口間往復/五日市~平和公園往復
バス:利松~五日市駅間往復(2)
   岩国~錦帯橋間往復
連絡線:宮島口~宮島間往復
厳島神社拝観料,
広島市内電車,その他
※参加費には宮島水族館入館料,小遣い,間食代(お好み焼き等)は含まれていません。
10;その他:
※平群島に行かない場合は
民宿不要・・・・・・-7000円(-7000円)
電車代不要・・・・・-2000円(-1000円)
フェリー代不要・・・-3000円(-1500円)
合計・・・・・・・・-12000円(-9500円)
23000円(子ども21500円)

          
平郡航路
平郡東・西~柳井 1500円(大人)×2=3000円 750円(小人)×2=1500円
問い合わせ先:平郡航路(有) 電話0820(22)7944

新幹線利用の参加の場合(おとな対象)
往路
3月26日(木)・・⇒柳井港の民宿で宿泊⇒27日柳井港発8:30で合流
松本12:53⇒(しなの12)⇒14:59名古屋15:15⇒(のぞみ33)⇒16:06新大阪16:15⇒(ひかり473)⇒18:15徳山18:20⇒18:57柳井港(民宿泊)27日8:30⇒10:10平郡島
17720円(乗車券11030円 特急券等6190円)
または
3月27日(金)・・直接平郡島へ,現地で合流。
松本9:51⇒(しなの6)⇒11:59名古屋12:15⇒(のぞみ21)⇒14:38広島15:00
⇒16:11柳井港16:30⇒18:10平郡島/民宿泊
16280円(乗車券10500円 特急券等5780円)
帰路
3月29~31日
五日市13:09⇒13:24広島13:37⇒(のぞみ28)⇒15:51名古屋16:00
⇒(しなの19)⇒18:03松本
15650円(乗車券9870円 特急券等5780円)




みかんソース

2009-02-03 09:04:18 | 喰う寝る○太

平群のJunさんから送ってもらった少々小さめのみかんでソース作りにチャンレンジ。
①みかんの皮をひたすら剥ぐ

②写真のように包丁で2つに切って、中の種を取り出す。

③ミキサーに入れる(500gずつ)。



④1kgを鍋に入れて火(中火~弱火)にかける。

⑤温まってくると、表面に白っぽい泡が浮いてくるのでそれを取り除いていく。
⑥全て取り除いたら、砂糖(みかんに対して2割くらいの量)200gを加える。

⑦冷まして瓶に詰めて完成。

ミキサーにかけた後で濾せばみかんジュースの完成。

やっぱり緑が一番!

2009-02-02 18:32:01 | あまってら農園

          
 このところ草の緑が一段と濃くなってきたが、その草よりもなお濃いホウレンソウの緑に驚ろかされる。ハウスの片隅には蒲公英が咲いた。
          
 ルッコラ
 ホウレンソウの葉は傷つきやすく、不用意に引き抜くと一緒に生えているハコベの蔓に引っ張られてすぐに千切れてしまう。先に草を抜いても、絡んでいるから同じことで、両者を同時に根から掘ってお互いを揺さぶりながらゆっくり引き離す。そうやって慎重にやっても千切れてしまう。ルッコラも草に埋もれているが、こちらが強引に引き抜いてもまったく問題無いのに比べると神経を使う。
 
 次のホウレンソウ,ナバナ,コマツナはまだまだ先。