遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

カマキリも引越し

2008-10-31 18:54:03 | あまってら農園
 ブロッコリーと一緒に
      ハウスに引越し 
 畑が足りない。ブロッコリーを処分したが何株かはまだ廃棄できない。そこでしばらくの間ハウス内に移植して勢いで蕾を大きくさせることを試みる。ついでに寒そうに縮こまっていたカマキリもハウス内に引っ越してもらった。

     
 向こうの端に残っている数株をハウス内に移し、施肥して耕す。


     
 腹の大きなカマキリが産卵できずにうろうろしている。


     
 珍しくマルチをきれいに張れた。白タマの苗は育ちすぎていたので上を切る。こうしないと抽苔(とうだち)してしまうのだ。

 10月中の1000本全部を植えたかったが750本止まりで明日にずれ込んだ。
終わるとキヌサヤの播種が待っている。

 早くもフキノトウの卵

1日中畑~ヘビイチゴ・弾けるキャベツなどなど

2008-10-30 12:19:59 | あまってら農園
 ヘビイチゴ・実
      ヘビイチゴ・花
 せっせと耕す傍らにヘビイチゴの赤い実を見つける。何と花もたくさん咲いていた。

 弾けた!
     
 キャベツが裂けていた! ウサギにでも食われたのかと思ったがそうではない。いつまでも畑に置いていたために成長しすぎて中から弾けたらしい。
 キャベツをつくるのは初めてでこんなことも知らなかった。知らないことばかりだがそこが面白い!

     
 ハウスのサイドが2ヶ所破れているためにちっとも温度が上がらない。買い換えたいが一部分だけなので、ボロボロになった古いビニールで継接ぎした。この冬はこれで充分! すぐに暖かくなり始めた。
     
 ゴミとして捨てるしかないものも使えるなら使いたいが、3年間紫外線を浴び続けたビニールはしなやかさを失って、破れると言うよりひび割れてしまう。これ以上使い続けるとバラバラに壊れて小さな断片が土に混じってしまう。
 ビニール袋やブルーシートも最後にはホコリのように小さな小さな破片になる。それが一番やっかいなのだ。
                       

森くら・食の感謝祭・・・アイガモ解体物語り

2008-10-30 11:25:26 | 森のくらしの郷&ぐるったネット
 
     
 山と畑と田圃と人に捧げる食の感謝祭
 合鴨,野菜の祭典 終わる! 
           ・・・ 10月25日(土)~26日(日)
    ~森くら囲炉裏端より転載~

 絞める作業は木崎湖畔のYan先生のお宅へ持っていってやってもらった。頚動脈を切るのだが、まだ苦しませずに処置する自信がないので・・。
 写真は70度のお湯に1分間通したあとの羽を抜き取る作業。これとて楽しい作業ではないのに、子供達もがんばってくれた。
 実は春からここまで、母親と合鴨農法の先生と子ども達には、長くて密度の濃い体験の物語がありました。 (by トモさん)  
 以下・・・



『 昨日と今日はいつもお世話になっている千年の森の仲間のところで収穫祭でした。山の恵みと一緒に僕の田んぼのお米や鴨が食材として使われました。
 昨日、鴨の血抜きをしました。早い話、殺すのです。僕がやります。
 今回は仲間たち、とくに子供たちが可愛がってきたかもなのでぼくがやりたかったのです。
 殺すときに失敗すると、時間がかかると、かもは苦しみます。
 それは避けたかったのでどうしても僕がやりたいと思っていました。

 僕の田んぼに特によく来てくれていた小さい友達のひとりは、やっぱりとてもかもをかわいがっていて、カモを殺すのを嫌がりました。つれて帰りたいと言いました。僕ももし出来ればそうでもよいと思いました。そうして欲しいと思いました。
 でもやはりその仲良しの鴨を絞めることになりました。鴨を僕が絞めているとき、その彼は泣いてしまいました。僕は鴨を絞めるのは未だに少しつらいです。特に今回はつらかったです。
 彼らのかもを殺した僕は、小さい友達のみんなに嫌われたのだろうと思っていました。一日中そのことを考えていました。

 田んぼの仕事が忙しかったので、鴨の血抜きが終った後は僕は手を出さず、収穫祭の準備や、毛抜きや解体は仲間のみんながやってくれました。田んぼの仕事の間、僕はずっと、泣いていた彼のことを考えていました。
 夜は収穫祭だったのですが行くのが少しつらかったです。
少し遅れていきました。行くと、まず最初に子供たちが僕に声をかけてくれました。少しほっとしました。

 かもを殺すのを嫌がっていた子達がとても嬉しそうに食べ物が美味しいといってくれてとても嬉しくなりました。
 実はその子たちはこれまで決して鴨を口にしませんでした。
今まで何回か僕のうちで鴨を食べる会に来てくれたのですが、鴨を食べるのはかわいそうだからといって決してかもの肉は食べなかったのです。
 でも今日、仲良しだった、一番可愛がっていた鴨が絞められるところを見て、泣いて、半日寝込んで、そのあと、はじめて鴨を食べました。そして、美味しかった、と本当に嬉しそうに僕に話しかけてきてくれました。

 僕は彼らに何かが伝わったと感じて嬉しかったです。
そして今日伝わった何かはきっと彼らの子供たちにも伝わるだろうと確信しました。
 いろいろ嬉しいことがあった二日間でしたが、そのことが一番嬉しかったのでそのことを書きました。 』
 

 ※この記事は『森のくらしの郷(森くら)』のブログ『森くら囲炉裏端』と、記事の中に紹介されている『YAM先生』のブログ 『木崎湖畔の生活』
http://www.doblog.com/weblog/myblog/78163/577#577
 から転載したものです。

タマネギの植えつけ

2008-10-29 02:40:36 | あまってら農園
 1000株
      ここに250株
 タマネギの苗1000株。赤い帯は赤ダマ50×12束で600株,黄色い帯は白ダマ100×4束で400株,これを今月中に植えつける。
 準備完了
      植えつけ終了  
 5穴のマルチを敷いて赤ダマの苗250本を1時間10分で植えつけ。暗くなった。本日ここまで。明日は畑をつくらなくてはならない。腰が痛い! 


      66日目
 いつの間にかダイコンが大きくなっていた。8月23日播種の干し理想,66日目。
 41日目くらま&ネズミ
      ニンニク
 こっちは9月17日播種,41日目のくらまと地ダイコンのネズミ。タマネギ用の5穴マルチに播いて1穴おきに間引くつもりだったのを忘れていて超過密になった。
 ニンニク290株はきわめて順調。

     
 花咲くブロッコリー・・,脇芽を出して盛んに蕾をつけているが、これを処分しないと次のキヌサヤが播けない。畑が足りん!

烈風うなる~26日

2008-10-28 10:37:15 | あまってら農園
 一夜にして落ち葉が吹き溜まる。
     最後の一果。
 朝から強風がゴウゴウとうなって吹き荒れていたのでハウスが気になって午後から出かける。
 前夜からの烈風で途中の道に落ち葉が吹き溜まりをつくって、いよいよ木枯らしの季節到来か・・,木々が葉を落とした分だけ周りが明るくなってきた気がする。

    
  やっぱり端っこがめくれていた。ロープをかけていなかったら全部吹き飛ばされるところだったがセーフ!
 前日,あまりに穏やかだったの固定ロープは翌日にしようか・・,と横着を考えたが、それを怠って何度も痛い目にあっているのでロープだけはかけておいたところ、たちまちその答えが出ることとなった前夜来の風である。
 過去に一番驚いたのは、ロープの片側の端をハウス用の鉄パイプに結びつけて、そのパイプをワラビ杭で地面に縫いつける作業を省き、15本の固定ロープを縛りつけたパイプを言わば片側にぶら下げた状態で放置しておいたのが致命となり、そのパイプごとビニールを反対側まで吹き飛ばされていたことで、そのため剥がれなかった妻面の壁のビニールとの間が引きちぎられてしまったと言う苦い経験があった。それでハウスの前後両端と屋根の部分は別々にしたのだが、懲りずにロープの端を地面にしっかり固定するのを怠ってその後も何度も吹き飛ばされた。
 新しく買い換えたからにはムザムザ風の餌食にさせる訳にはいかない。

      どっこい生きていた!
 だが1ヶ所だけ、特段の被害はなかったが奥の端がロープをかけたにも関わらず捲れていた。これは中日の落合監督がシャツの端をズボンの中にきっちり入れてベルトをしっかり締めているように、前後の端のビニールの下に入れて置かなかったからで、それも後回しにした罰。自然と言う奴はちょっとした手抜きも見逃さないでそこを攻めてくる。
 そう言う点で屋根を張ったからにはサイドの破れ穴を塞いでおかないととんでもないことになる。わずかな穴からでもハウスの中に風が入るとハウスは飛行船になり簡単に持ち上げられてしまうからで、今回は持ち上げられなかっただけでも儲けものかもしれない。
 秋咲きクロッカスが1輪
 自然に対して文句を言っても始まらない。学ばない者がアホなのだ。

チャナメ,キナメ,シロナメ

2008-10-28 01:58:46 | 花・植物・自然界
 キナメツムタケ?
    
 唐花見湿原で今シーズン最後のキノコ探し。チャナメツムタケを探していて見つけたこのキノコはチャナメに近いキナメかシロナメのどちらかではないかと思うが、 キナメはなめこのように固まって発生することが多く、シロナメは点々と生えるようなのでシロナメかもしれない。
 チャナメ系はシラカバのある林に生える。生えていた木は多分ウダイカンバの倒木。いい匂いがしてひとかけら食べてみると温和な味だ。ただしこの時点では吐き捨てる。
 ウダイカンバと思われる倒木
    
 チャナメはナメコに似てナメコより美味しい。キナメ,シロナメはチャナメの近縁種でキナメが一番美味しいと言う。実はお昼にチャナメを食べたばかりだったのだが、3年前に教えられて採ったことがあるだけなので採るのはちょっと自信がない。
 誤食されやすい毒菌のカキシメジではないようなので持ち帰って茹で、小さいのを1つだけ試食してみたが、シャキシャキした歯ごたえと『これぞキノコ!』と言う味で非常にうまい! 問題ないので明日(今日か!)味噌汁にする。

     
 この時期のキノコは落ち葉に埋もれて見つけにくい。地上生のものは特に分かりにくい。そんな中で落ち葉色そっくりのアミタケを発見。実は今年初めて。


    
 ヌメリスギタケと思われるが乾燥続きでぬめりがない。美味しいキノコだが老菌。

  
 倒木が無数にあって今後が楽しみ!

ブロッコリーが最盛期

2008-10-27 08:43:48 | 花・植物・自然界


 茹でたブロッコリーは緑が鮮やかで比類のない美しさだ。
 ブロッコリーの収穫後に脇芽がどんどん出てきていっぱい蕾をつける。なぜかこっちのほうが美味しい。
 ブロッコリーが嫌いな人の中には固く締まりすぎてゲシゲシする食感が苦手と言う人が結構多い。
 中央の大きな蕾の場合は中心部が周囲に圧されて固くしまっているが、その点,脇芽は緩やかに育っているのでそう言う感じがなく、蕾がほころぶ寸前に採ると食感がよく味も濃い。

れれッ!

2008-10-26 12:30:18 | あまってら農園

               
 細工は流々と作業は順調に進んで向こうの端まで進んだのだが・・・,何と、長さが1m足りないッ!

 両端のそれぞれ2.5m分と妻面とは春にしっかり張り替えて、中間部分の屋根を開放しておいたので、きっちりハウスの長さ分だけ買えばいいと思って5.4m×15m分を買ったのだが・・,その時になって初めて15.5mあったことを思い出した。
 それにいくら両端が決まっているからと言ってもたるみを計算に入れて50cm~1mくらいは余裕をみて置くべきであるのにそこに頭が廻らなくなっているのに愕然とした。
               

 仕方がないので一旦端から決めていたのを50cm分奥にずらす。こうなると上から被せたビニールを両端の鉄骨にパッカーで固定できないので、両端に張ってある2.5m部分の下に入れなくてはならない。夕方までにそこまでやるのは無理なので取り敢えずは固定ロープを張って強風に備えるだけに留める。

            
 この作業が大変で、はじめに張った時より手間を喰い、固定ロープをかけ終わった頃にはすっかり暗くなってしまった。
 以前は細かなところにまで念には念を入れ、万事遺漏がないよう事に当たっていたのでこう言う失敗はこたえる。

               
 畑に吸い込まれた雨が蒸発してしまう前にすばやくビニールをかける上では絶好の日だったが、張り終えた直後のビニール天井の内側には早くも水滴がついていた。曇天無風の寒い日であっても地面からはどんどん水が蒸発しているのが分かる。
 ハウスホウレンソウ発芽  
 露地ニンニク発芽
 ハウス内では10月16日播種のホウレンソウとルッコラが発芽。これからゆっくりと育つ。一方,露地では最後(10月5日)に植えつけたニンニクも発芽した。しばらく後には永い眠りにつく。
 

ビニール張り日和

2008-10-26 01:13:40 | あまってら農園
 ビニール張り開始
      ビニール張り前  
 待っていた雨がやっと降った。しかも2日連続で・・。たっぷり雨を吸ったハウスにこれからビニールを張る。向こう半年間,ハウス内は潅水しない限り砂漠になる。なのでこの雨を待っていたのだ。
 そして今日は無風,曇天でまさにビニール張り日和!

  
 幅5m40cm×長さ15mのビニール/ビニールにも裏表がある
 幅5.4m,長さ15mのビニールが折りたたんである。これをまず屋根の端っこに乗せて・・

 
 脚立にあがってハウスの内側から反対の端を向こう側に引っ張り出して行く。中央の部分と両サイドを交互に引っ張りながら徐々に伸ばす。

 
 この時,そよとでも風がふくと舞い上がってめくれてしまう。1人で張るときは無風でないと絶対に無理。
 
 ここまで45分。無風のおかげで順調に進んだ。


               
 第1段階終了・・・,のはずなんだけど・・・。あれぇッ!!!!???


久々に出荷!

2008-10-24 13:16:42 | あまってら農園
 出荷準備OK
      
 久々に出荷したらブロッコリーが大きすぎると言われた。大きすぎるということは成長させすぎという意味だろう。もっと蕾が開いていない段階の堅く締まったものを出せと言うことなのだろうが・・。
 まあ1球300g超は少し大きすぎたかもしれないが、堅く締まったものより少し緩んで全体がふっくらして来た時の方が美味しい。
 コマツナ
      
 コマツナとナバナも出荷してみた。1袋200gで130円,2割引かれて104円だ。わずか8袋分を収穫してきれいに揃え袋詰めするのに2時間かかる。

 すらりと伸びたコマツナは防曇の袋に入れるのだが、袋の先端を折り返しておかないとすぐに萎びてくる。なので一番肝心の葉っぱの上端の部分を折り曲げて無理やり袋に詰めなくてはならない。なんとも窮屈そうで見栄えもよくない。
 もっと長い袋を使えばよさそうなものだが、この上は20号の袋で長さはあるが幅が馬鹿広くて横綱のパンツを小学生が履いたようになる。

      
 出荷の規格の問題や手数料,売り手と買い手の顔の近さなどを考えると家の傍に売り場を作るのが一番いい。特に買い手の反応が分かるのがいい。
 近々のうちに何とかしようと思っているところ・・。


日本のチロル~下栗の里を訪う

2008-10-24 10:44:45 | 境界線・新境界線

       
 南アルプスを望む高原と伊那谷の深い渓谷を結ぶ急坂の中間,長野県下伊那郡上村(現飯田市),標高800m~1100mの間に耕地や民家が点在する下栗の里。
下栗の里 下栗の里
 下栗の里は山腹を切り開いた急傾斜の土地で、近隣から縄文時代の土器が出土する等,古くから自然の恵みを求めて人々が暮らしている土地であり、日本の原風景が残る地として『日本のチロル』とも呼ばれている。
 最大斜度38度の斜面を覗き込むと崖の上にいるような感じで、斜面に立っているだけでも相当きつい。ましてそこで作業するのは大変な重労働だ。
 東京都下桧原村の30度近い斜面の畑で作業したことがあるが、そう言う畑では一番下から始めて土を一段づつ上に上げながら耕す。そうしないと土がどんどん下に下がって行くのだ。

      
 見下ろすと道路の真下に道路があり、その脇に民家があってその間の斜面が耕地となっている。はるか下方,遠山川の深い渓を隔てた向こう側には民家とわずかな棚田が見えている。

 谷底に近い所では稲作も可能なのかもしれないが、ここには平らな畑と言うものがなく、斜面を利用してイモ類や蕎麦,粟,黍,稗等の雑穀,豆類、椎茸などを栽培するほかない。また、斜面を保護しつつ有効利用する上からお茶の栽培も行われている。斜面を覆う深い霧がお茶の栽培に適しているのだろうか・・。
 道がカーブする辺りのちょっとした空き地には、これらの農作物やイモ田楽,豆腐等の加工品が売られている。 
 多分聖岳方面・・?
      
 遠山川の先に見えているのは光岳・イザルガ岳方面や聖岳への登山ルートに当たる易老岳方面であろうか・・。
 長野県に住んでいてもここまで来ることは滅多になく、紹介してくれたKさん以外は皆初めてだ。なので南アルプスを望むと言ってもどれがどの山かはまったく分からない。
 
 集落の一番高い所に公共の宿舎や農産物売り場を兼ねた食事処のある広場があり、ここで暫時休憩,買い物の後、しらびそ高原を廻って帰途に就く。
  
       しらびそ峠から大沢岳方面
 いつの日か遠山川~易老岳経由で光岳・イザルガ岳を目指したいと思う。     

平群島②

2008-10-23 09:53:37 | 平郡島にて・平郡島から
2日目。
前日のみかんの摘果作業は全体の1/4程残して終了していたが残りはJunさんが行うとの事で、本日は芋堀をすることにした。

前日の夜は強風(アオリイカ釣りにチャレンジしたが強風の為釣りにならず)で、栗がまた落ちとるんじゃないか、ということでまずは前日の山道を通ってみることにした。
期待した程ではないが予感的中で若干の栗を収穫。もの足りず、最後は木に登って枝を揺さぶり栗を落とした。
いつの間にかNonちゃんは前日同様むかごの収穫に夢中。
若干の木の実を採ってJunさんの畑へ。

畑ではさつまいもの他にもミニトマトや茄子を収穫。

採った野菜で昼食をいただき、14時のフェリーで平群島を後にした。
「次は12月の収穫作業で」と約束をして。

みかんの摘果作業・・・平郡島・岳じゃが情報

2008-10-22 22:30:02 | 平郡島にて・平郡島から

 8月のキャンプに続いての平群島。
 前回、帰り際にJunさんから『次はみかんの摘果で!』と声をかけられ、摘果作業がどんなもんかも知らずにやってきた。
 柳井港を朝8時30分の便で出て、10時過ぎに到着。JunさんとNonちゃんに迎えられ今夜の宿泊地Jさん宅へ。みかんの摘果作業は昼からということで、まずは五十谷海岸、その後下見でみかん畑に行く。
 
 畑を見た後、帰りの山道で思いがずアケビを発見。ピークを迎えとったんで可能な範囲で収穫した。ただかなり高いところにあるものに関しては手が届かず、泣く泣く断念。栗拾いと共にかなりの時間をかけて山の幸の収穫に没頭した。今年は台風がほぼなかったおかげでアケビの実は落ちずに残ってたとの事。

 昼食を挟んでいよいよ摘果作業。今年は裏作でみかんの量は少ないとのこと。みかんは去年実がなった木には今年はならない。作業は単純で、見た目に小さい物や2つ3つと連なってできている物を切り落としていくというもの。
 落としたみかんをいくつか食って見ると、糖度は9じゃが酸味と甘味が入りまじとってうまい! 一般に甘いみかんは糖度12くらいのものらしい。
 ここでの失敗は翌日も来るだろうと思って、落としたみかんを持って帰らなかったこと。聞けば充分に使い道はあったとのことで、みすみす見捨ててしまった…。

 摘果作業後には午前中に採り残したアケビを採るべく再び同じ山道でチャレンジ。今度は魚を突くモリを持ってきとったけぇ高いところもある程度採って日暮れと共に終了。こうしてアケビに栗、むかごを収穫して一日目が終わる。

 夜はJunさんが捕った海の幸に栗やアケビと豪華な食材が並んだ。