遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

たったこれだけ。

2006-09-30 11:06:07 | あまってら農園
 背丈ほどの草の下から掘り出したジャガイモの品種はキタアカリ。1枚(8m3列)でたったこれだけ。どの株も申し合わせたように1株に4個しかついていません。原因はテントウムシダマシで、草は地上部が枯れてから伸びたもので収穫には関係ありません。 
 以前,6月いっぱいまでテントウムシダマシと格闘していたのに、7月になってちょっと目を離した隙に葉をすっかり食われ丸坊主にされたことがありました。その時は、大きくなれなかったピン球ほどのイモが無数についていて、まさにこれから太ろうとした矢先にやられたと言う感じだったのですが、今回はそれ以下でした。 つまり、もっと早い段階で舐められてしまって数を増やすことも出来ず終いだったと言うことです。

ニンニク,順調に発芽

2006-09-28 01:00:17 | あまってら農園
 9月11日に植えつけたニンニクがきれいに発芽した。去年はなかなか発芽しなくてやきもきさせられたが今年は早かった。
 多分それは収穫期に収穫せず放置していたため、掘り上げる前に発根していたと言う怪我の功名によるものだろうと思うのだが、もう一枚の種(?)を買って植えた方もしっかり芽が出ていたところを見るとあながちそうとも言い切れないかもしれない。 
 尤もこちらは9月3日に植えたものだから、植え時に1週間以上の開きがあったのを追いついたとも言えようか。 
 教訓:『横着は手間を省く』あるいは『横着も時には時を稼ぐ』

 ところで,ニンニクを植えたこの畑にこぼれ種のルッコラが芽を出している。ここはルッコラが露地で一番よく育つ場所なのでちょっと惜しい気がする。
 ルッコラを雑草と考えて『雑草とともに、雑草に負けないよう逞しく育てる~』と言う得意の放任式もいいのだが、生憎ネギ系は雑草が大嫌いときている。さてどうしよう・・・かッ!

どうしよう・・・,この青トマト

2006-09-28 00:06:10 | あまってら農園
 ハウスに屋根をかけるため、はみ出しているトマトを処分。青いトマトが何と300個あまりも・・・。これでもまだ半分です。(26日)
 翌27日,残りも処分して数えると小さいのを除いて500個あまりありました。これまでに熟して収穫したものが300個は下らないので恐るべき数です。
これが1列3mに20本挿し芽して脇芽を一切取らず、伸びるに任せた結果です。
 
 太陽の光を当てておくと赤くなります。でもあんまりおいしくはならない。青いトマトはピクルスに・・・って、つくったことはあるけど何だかまずそうでいつも食べず終い。結局畑の肥やしになるのでしょう。もったいない気はするけど!

待望の雨・・・、ハウス,ビニールかけ

2006-09-27 23:24:13 | あまってら農園
 夜間,気温がかなり下がるので一日も早くビニールをかけたくて待ちに待った雨。13号台風以来やっと降ってハウスの土もたっぷり水を吸ったので早速ビニールをかけました。
 剥ぎ取ったビニールをハウスの脇に放置しておいたので土を被ったりゴミがたまったり、青い藻まで生えたりして真っ黒け。昨日の雨の中,せっせと汚れを落としましたが、かなり汚れが目立ってます。まぁ,いっか! 
 とりあえず屋根が出来ました。これからは潅水が大変です。

しまった!

2006-09-27 23:10:52 | あまってら農園
 タマネギをいつまでも掘らないものだから、何と芽が出てしまいました! 放任式もここに極まれり・・・デス。
 どうする・・・って、もちろん食べますよ! 本体だけでなく、柔らかい芽もネギとして使います。
 それにしても大量の芽です。しばらくはネギ責め!

畑も自然もなぞだらけ!

2006-09-26 01:27:43 | あまってら農園
 モロッコインゲンが採れること採れること! 一昨日と昨日で5kgあまりの収穫があり、暗くなって採れなかったものがあるので明日もまだかなり採れそうだ。これまでは主に下段の実を採っていたのが徐々に高い所に移行して今は中段が主になって来たところで、今後更に上段が実って来るのでまだ当分の間は収穫が見込める。
 今収穫期を迎えているのは7月23日,モロッコインゲンの播種のリミットより2日遅れて播いたものである。スーパーの地場産コーナーにもこの時期にモロッコを出している人はいないのでほぼ独占市場である。(と言っても高々1日に10袋程度であるが・・)
 それより2週間以上前に播いたものが最盛期を過ぎてボツボツ終わりに近くなってきているので、それから推測してあと半月ぐらいは収穫が続くと考えられる。
 
 ところが去年の記録を見ると量はわずかだが10月18日まで出荷しており、その播種は6月下旬となっている。今年いつまで収穫できるかは分からないが、仮に10月下旬まで収穫が続いたとしても、播種の時期に1ヶ月近い差があるので、今年は短命で、去年の方が収穫期が長かったと言えそうだ。逆に言えば遅く播いた割には早く実って早く終わりそうなのだ。
 そこが分からない。山では栗もアケビも例年より実りが遅い気がしている。一方畑のインゲンは早々と実をつけ、早々と終わりそうな予感がする。
 
 いくら無茶苦茶流,放任式と言っても畑の野菜には人の手が加わる分,色々な要素が絡んでデコボコが生じるのだろうから去年と今年を単純に比べることには意味がないのかもしれないが、少しづつ時期をずらせながら最後の播種をリミットいっぱいまで遅らせて、あわよくば11月まで収穫してやろうとしたその目論みはどうやら外れたらしく、去年より遅めに播いたのが今年は早く実ったと言う事実が残った。これをどう考えればいいのだろう・・・? と言うのが第1の疑問だ。
 そこで・・・,遅く播けば実るのが遅くなるのは当然のこととして、あまりに遅いと多分実らないまま終わってしまうのだろうが、野菜達は一生懸命実らせようとしているのだろうから、播種が遅ければ遅い程、逆に速く実ってしまうのかもしれない・・・,と考えてみた。
 本当のところは分からないが、野菜達だって必死だろうからそれくらいのことはやりかねない気がする。それが野菜の中の『自然』であり『野生』の部分なのかもしれない。とりあえずそう言うことにしておこう。
 それから先は野菜達がいくら頑張っても、花粉を運んでくれる虫がいなくなり、咲かせた花もあだ花となる。

 ここまで考えて第2の疑問は消えた。自然界では、ただ自然天然の影響だけに左右されて、実りが早かったり遅かったりするし、多かったり少なかったりする。
 当たり前のことだが、播種,施肥,潅水等,人為の影響下にある畑の野菜と山のなりものとはまったく別物だったのだ。
 自然界には分からないことがいっぱいあってなぞだらけだが、私にとっては畑のなぞの方が多くて大きい。