遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

ひとまず完成~軽トラキャビン

2013-09-30 09:18:26 | 暮らし

 完成
 後ろが鞍馬天狗の頭巾みたいになった。



 机の下がベッド
 机の上に寝るのは多分面倒になるだろうから、机の下にもコンパネを貼っておいた。



 2cmの隙間
 この2cmの隙間に90cm×125cmの戸板を立てる。



 杷手をつける
 後ろの戸に把手用のロープをつける。ロープを引っ張って戸を起すと2cmの隙間に落ちる。下から天井いっぱいまで持ち上げると、戸板が前に倒れる。



 30cmの庇
 庇の部分にコンパネを30cm張り出して雨避けとする。真ん中の2×4材と、左右両端基部のビス止めだけでカーブが出来た。



 天井裏に収納
 走行中はルームミラーを使いたいので、後ろのシートは室内に引き込んで天井裏に収納する。 


 ひとまず完成とし、実際に走って見て不具合や改良点を見つける。いつでも改良できるよう工具を積んで走る。

軽トラキャビンづくり~内装

2013-09-28 21:07:33 | 暮らし


 軽トラキャビンづくりは現場主義。予め用意周到に細かな点まで考えたつもりても、実際の場面ではそれはしばしば破綻する。なので、その場その場で無い知恵を絞って目の前の問題を解決しながら手探りで進めて行く。

 この日の作業は左側に同じ高さの机をつくり、左右の机の天板の間の空間にもコンパネを入れて机の面を荷台いっぱいに広げること・・。





 はじめに中間の通路にあたる部分の幅を右側の机と同じ40cmと決め、左側の机の幅は残りの長さに合わせるつもりで作業を進めていたが、机の幅が決まらないと作業がやりにくいのに、これでは細かい寸法が最後まで分からない。
 中間に40cm幅のコンパネを仮置きして何度も行ったり来たりして測っているうちに、通路にもなるその空間がそれでは狭すぎることに気づいた。その瞬間,左の机も右と同じにして、最後に中間の幅を決めればいいんだとひらめく。





 なぜ最初からそれに気づかなかったかと言うと、中間のつなぎの幅は蝶番で折り畳めるようにしたかったので、右の机と同じ幅でなければいけないと言う思い込みがあったからだ。
 こんな風に紆余曲折を経ながらの作業なので遅々とした進みであるが、閃いて1つクリアーする度に充実感を覚える。そこにアハ体験的な楽しさがある。
 
 3cm増えただけだが、左右の長机の間は歩くには支障のない広さ。コンテナに板を置いて椅子にすると、長机は食卓,事務机になる。
 右の机の上に折り畳まれたパネルを開くと左の机の面とつながる。こうして高さ55cmの台上に広々とした部屋が出来、どこでも車を停めた所で寝られるようになったが・・,





 実は後ろ側の机の長さが決まっていなかった。それは後部の戸の立て方を先送りして決めていなかったからだ。散々考えた末に、キャビン後部の柱と机の後ろ端との間隔を2cmと決めて電ノコで切り落とす。
 一方コンパネは横遣いにして、長さを後面の幅に合わせ125cmとした。これを内側から2cmの隙間にストンと落とすことが出来れば後ろの戸になり、また机が後ろに飛んで行かないためのストッパーになるのだが・・。





 果たして90cm×125cmの大きな板を、後ろの柱と机の間の2cmの隙間に落とし込むことができるのか・・!?
 できたのである。こうもうまく行くものかと、まるで魔法を見る思いがした。
 ストッパーの戸板は、下から天井ギリギリの高さまで持ち上げるとパタンと前に倒れてくれるし、立てる時はその逆でスムースに落ちる。これで床から90cmまでの荷物は、走行中に落ちる心配がなくなった。
 後ろの戸に関しては、ルームミラーの視野確保のためのくり抜き,持ち上げる時に手を入れる隙間のくり抜き、立てる時に掴む把手の散りつけのみとなる。





 1つだけ失敗があった。左右の机の柱の間の幅は36cm。一方コンテナの幅は37cm・・。しまったと思ったが時すでに遅し・・。仕方ない,柱を左右1cmづつ抉るしかあるまい・・。
 明日は手つかずになっている屋根の後ろ部分を貼り、シートをかける。まだまだやることはいっぱいあるが、今回の作業は取り敢えずはこれで終りとし、月曜日から広島・山口に向かう予定。
 やり方は色々あるだろうが、『細工は流流,仕上げを見やがれ』ってもんだ!


今期初~スルメイカの塩辛

2013-09-28 08:56:39 | 喰う寝る○太

 黒光りのするスルメイカ2杯/筒,ゲソ,内臓(キモ)に分ける


 黒光りのするスルメイカが手に入ったので、さっそく塩辛をつくるべく・・




 キモとイカスミ


 キモとイカスイにたっぷりの塩をして冷蔵庫で1日寝かす。こうすることで余分な水分を抜く。キモはまだ小さいのであまりいい味は期待できないが・・。




 筒を開いt/ゲソの処理 


 筒はエンペラを剥ぎ取、開く。
 トンビとカラス(口器,へそとも言う)をはずし、ゲソは吸盤をしごきとる。




 ラップで包んで冷蔵庫へ/トンビとカラス 


 処理した各部位はパーパータオルで拭いて水気・ヌメリを取り、ラップをして冷蔵保存。丸1日寝かす。
 かつて、わずか5cmのイカに噛まれて手の甲に穴が空いたことがある。トンビとカラスとか、臍等と言われるイカの嘴は強力な口器の筋肉に包まれており、噛まれると先端が鋭いのでどこまでも食い込んでひどい目にあう。
(鱧だけでなく烏賊にも噛まれたのダ!)
 



 刺身状に切る/塩で水を抜いたキモ


 1日寝かしたキモと刺身状に切った身を和えて、冷蔵庫で更に熟成させる。キモがまだ小さいので、1杯のイカに対して2~3杯分の肝を使うのが理想だが今回は1対1。なので味が薄くなるのはやむを得ない。
 イカスミを混ぜるかどうかは好みだが、スミには若干の渋みがある。




 イカスミ(縦割り)/イカ墨を混ぜて和え完成


 直後からでも食べれるが、それはイカ刺しのキモ和えとでも言うべきもので、それはそれとして美味しいが、数日たった頃熟成された美味しさになる。
 

トマトの瓶詰保存

2013-09-25 11:27:49 | 山のあしおと小学校

 瓶詰保存(ミニトマト200個分)

 大量に採れたトマトの全部が売れる訳ではなく、その大半は売りに出せない。かと言ってミニと言えども200個以上のトマトは食べきるものではない。そこで片っ端から加熱処理して瓶詰保存する。




 水を入れずに煮込む

 トマトからは相当量の水が出るのでそのまま煮る。すぐに液汁が出てジュース状になる。
 一方で保存瓶を煮沸し、両方熱いうちに瓶に詰めてすぐに蓋をする。こうすると熱が取れた時に瓶の中が陰圧になるので、蓋は容易なことでは開かずほぼ密閉状態になる。
 煮沸した瓶は逆さにしておくとサァーッと濡れが乾くので中を拭く必要はない。これは煮沸に伴う効果。




 ラタトゥユ/  半年はおけるが、大町では冬期凍って瓶が破裂するので冬までに使い切る。
 使途は主にラタトゥユ(写真右)で、寒い日の野菜煮込みは芯から温まる。トマトの煮込み料理に欠かせない辛コショウは、その時期になると店頭から消えているので、今のうちに生のまま冷凍保存しておくべきだ。
 今年はハバネロ,ジョロキアを遣ってやろうと思っている。




 太陽の下で遠別

 明るい太陽の下で選別した色艶のよいきれいなトマトは、30個+αを袋に詰めて100円で産直売り場に出す。
 産直と言えどもトマトはプロには勝てず、素人のトマトは売れないのが普通だが、この時期の露地物は意外に買ってもらえる。
 値段は二の次で、目の前のトマトが無駄にならず、残らず消費されることを最優先とする。




 キノコも水煮保存

 野山はキノコのシーズンでもある。少量ながらさっそくハナイグチをゲットした。瓶に詰めて湯煎を試みたが、長時間沸騰させるためにガスを使うのは無駄な気がして水煮に切り替えた。



一週間ぶりの農園は・・!?

2013-09-24 05:39:03 | あまってら農園

 トマト約300個~取りきれなかった/まだまだキュウリ&ナタマメ


 一週間ぶりの農園。この間,晴れっぱなしでトマトが真っ赤っか。半数は過熟ではじけているが雨が降らなかったの出これでも少ない方だ。
 7月に売れ残りの苗をもらって植えたキュウリは、管理の不充分さもあって育ちが悪かったが、若干勢いを見せてきれいな実をつけていた。




 ナタマメ~約25cm/花豆~わずかな結実


 ナタマメはちょっと目を離した隙に馬鹿でかくなってしまった。早採りするに限る。
 盛んに花をつけ、葉が過繁茂でジャングル化した花豆は、自重で支柱が倒れてしまい起こすのが大変だったが、採れそうな実はほんの数本だけしかない。




 ブロッコリーは順調/秋ジャガもそこそこに・・


 昨年は真冬にブロッコリーを収穫しようと目論んで玉砕し、殆ど収穫がなかったので今年は早めに播種した。ところがせっかく出た芽が暑さでやられてしまい、結局苗を買って追加する羽目になった。今のところ順調に育って入る。
 秋ジャガは勢いよく育っているように見えるが、気温が下がって来ると突然生育が止まり、1回の降霜でやられるので多くは期待できない。昨年はピン球ほどにしか育たなかったが、今年は如何に・・!?




 ハバネロ/ジョロキア


 世界一辛いトウガラシと言われたハバネロと、それをはるかに凌いでギネスに載ったジョロキア。昨年は採り頃が分からなくて畑でそのまま枯らしてしまったので、今年はうまく収穫しなくてはッ! と思っているが、どう利用すればいいのか未だ分かっていない。
 ジョロキアを1個丸ごと食べて悶絶しそうになり、自ら救急車を呼んだ男性の動画を見た。その殺人的威力には驚かされるが、いくら試すと言っても5mm平方程度ならともかく、丸ごと食べるアホさ加減には唖然とした。無謀にもほどがあると言うものだ。




 ジャンボズッキーニ/まだまだ衰えないナスタチウム


 とっくに終わったと思っていたズッキーニがまだ健在で、お化けのような葉の間に鬼の腕のような実が見える。スーパーでは太めのキュウリ程度のものを売っているが、その段階で採る気にはなれなくて、ついうっかりすると巨大化させてしまう・・。採り頃が難しいがこんなに大きくても食べられ、ラタトゥユには重宝する。でも沢山は要らない。
 ナスタチウムはますます盛んに花を咲かせている。しかしこの花もある時点で突然衰える・・。




 ハナイグチを水煮/さてどうしようかこのトマト~売れないトマトは瓶詰保存



 
 あちこちでキノコが出廻り始めたので山林に入って見ると、ハナイグチがすでに老菌化していた。晴れ続きにも関わらず出ているのは、それまでの雨の貯金によるものか・・。水煮して瓶に詰め保存。
 はじけたトマトはすぐに煮て瓶詰保存。

軽トラ・キャビンづくり

2013-09-21 00:40:50 | Xトレイン




 軽トラ荷台のキャビンづくりに着手。雨風を凌ぎ、収納力を高めるとともに、軽トラツーリングの生活空間として、寝泊りや炊事だけでなく、雨の日の釣りにも対応できるようにする等、機能面での充実を図るべく・・。

 農業用ハウスのパイプ,ヤザキのイレクター等、外骨格の素材を何にするかで散々悩んだが、作業しやすく、様々な改良を加える点でも有利と考えて木材(ツー・バイ・フォ-)を使うことにした。 
 2×4材(基本),1×4材,5mm厚のベニヤ板、12mmコンパネ等を使用。



 材料調達/今夜は十五夜(19日)


 1日目は材料調達と骨組みづくり。2×4材を半割にして2×2にしようと思ったが、弱々しい感じがしたので2×4材をそのまま使い、荷台に合わせてがっしりしたものをつくる。
 何とか外枠が完成した頃、十五夜の月が出た(19日)。






 2日目は側面と天井に5mm厚のベニヤ板を貼り、シートをかける作業。天井のカーブをどうするかが一番の悩みだったが、中央に2×4材を1本入れて真ん中を持ち上げると言う単純な方法を採用。超簡単だった。
 597円の軽トラ用シートを3枚使用して、側面と天井を覆うところまで進んで終了。次は後面をどうするかの工夫と内装。



 幌かけほぼ完了・前から/後斜め上から
>

 ベッドと事務机,食卓等をつくる予定だが、当面は27日から広島・山口へ行くためのベッド兼用の長机を急ぐだけ。
 いずれはバッテリー&ソーラーを導入してキャビンでデスクワークが出来るようにする。
 冬の暖房は反射式の石油ストーブで充分。隙間たっぷりでCO中毒の危険はない。これは旬平さんが実証済み。
 

ジャックの豆の木~ナタマメ

2013-09-18 09:39:26 | あまってら農園

 ナタマメのの花/ナタマメの実




 ナタ豆の実の様子


 ベニバナハリエンジュに似たこのピンクの花はナタマメの花。
 花が終るとすぐに実をつけるが、実はあっと言う間に育ってバカでかくなる。

 昨年,帰省の折に、いつも通る岡山県・ブルーラインの道の駅『一本松峠』で偶然見つけて種を買い、今夏畑にバラまいておいたところ、きれいな花をつけた後、あれよあれよと言う間に立派な実が出来た。



 平郡島で見たナタマメの花と実


 実は、以前この豆の花と実を平郡島で見かけたことがある。(08年7月17日) 
 場所は五十谷三島に行く峠の山側。一度見かけたきりでその後は見たことがない。
 誰かが実を落として勝手に育ったものなのかもしれない。そうだとしたら唯一の実を採られて絶えてしまったのだろうか・・。
 ただ、島で見たものは、花が大きくてきれいで蕾がしっかり房状に連なっており、今畑で育っているものより逞しい気がした。品種が違うのかもしれない




 ナタ豆で福神漬け



 ナタマメの実は成長が早く、うっかりするとすぐに30cm以上になってしまう。こうなると固くて食用には適さなくなるが、若い実の鞘は糠漬けにしたり、炒め物にして食べられるし、茹でるとホクホクした食感が面白いとか・・。
 また、ナタ豆茶は健康茶としても知られており、歯茎を引き締め、歯槽膿漏や蓄膿症によいそうだ。
 
 ナタマメが市場に出ることは皆無に近く、花も実もあまり目に触れる機会はないが、しかし多くの人はこの豆にすでに遭遇している筈である。
 それは福神漬け。即ち,ナタマメは福神漬けの素材として必ず入っており、私たちはそれと知ってか知らずにか口にしているのだ。



 福神漬完成/



 ナタマメは成長が早く活発に実をつけるところから、『ジャックと豆の木』のモデルであろうと言われている。 .

 ナタマメに限らず、すべてのマメ類には毒があるらしいが、加熱することで無毒化されるそうだ。
 豆類を生で食べないのは、単に青臭いからだけではないのだ。



 あでやかな花/にこやかな顔


 ナタマメの花を見ると、何故かこの顔が浮かんでくる!

キュウリの醤油漬け

2013-09-06 12:56:55 | 喰う寝る○太

 キュウリがいっぱい/醤油漬けをつくって見た


 今年はあちこち出入りが多かったので畑の管理が思うように行かず、腕よりも太いキュウリを大量につくってしまった。そこで久々にキュウリの醤油漬けをつくって見た。




 キュウリ4kgを乱れ切り/調味液をつくる


 マルタのようなキュウリ8kgは乱れ切りして塩をまぶしておく。




 沸騰させた調味液/1回目の漬け込み(1日目夜20:03)


 醤油12カップ(2.4ℓ),みりんと酢,各2カップ(400cc),砂糖600gを合わせて沸騰させ、これにしんなりさせたキュウリと生姜の千切りを漬けて一晩寝かせる。





 10時間後・1回目漬け込み終了(2日目朝6:06)/濾した腸液を再沸騰

 2回目漬け込み(2日目朝7:02)


 2日目朝。かなり濃くなってはいるがまだまだ色が浅い。調味液を濾して駅だけを再度沸騰させ、2回目の漬け込みをして夕方帰るまで放置。




 
 11時間後・2回目漬け込み終了(2日目夕18:50)/3回目漬け込み(2日目友19:00)


 2日目夕方。朝と同じように腸液を濾して再々沸騰させ、3度目の漬け込みへ・・。





 11時間後・3回目漬け込み終了(3日目朝6:35)/完成


 3回目朝。3回漬けこんでいい色になったところで終了。醤油を2.4ℓ,砂糖を1kgも使っているのでしょっぱ過ぎて甘いすぎるきらいがあるが美味。


 この醤油漬けは9月8日に行われる自転車ロードレース『北アルプス山麓・グランフォン℃013』の簗場エイドステーションに提供する予定。
 他に蒸したジャガイモや野菜サラダも用意する予定だが、長雨でルッコラやレタス等の葉物がダメになり品目が限られるのが無念。



 漬け込み用の調味液はキュウリから出た水で倍近い量になっている。これを煮詰めて量を大幅に減らした液に再度新しいキュウリを漬けこんで見た。結果はしょっぱさも甘さも半減してやや薄すぎる味になったが悪くない。再利用の際には醤油と砂糖を少し追加した方がいいかもしれない。