遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

シカ肉食ってシカえしされる!

2013-10-30 12:41:16 | あまってら農園

 ブロッコリーの葉を齧られた/ダイコンも


 菅平で労山自然保護部会のシカの食害についての学習会があり、参加してシカ肉をたらふく食って帰って見ると、畑がシカに襲われ、荒らされていた。
 ブロッコリーとダイコンの葉を食い荒らされ、植えたばかりのタマネギが踏み荒らされる・・等。

 被害が小さいうちにと急遽電柵を張り巡らせる。電柵を張ると言っても簡単ではなく、まずコードを張るライン上の草を取り除かなければならない。
 全部の環境を整えてからやるのは気が遠くなるので、支柱を1本づつ立てては次のラインの草取りをして確保しながら張って行く。








 東側の薮から侵入しているのが分かったのでそのギリギリの所から、畑いっぱいに張るとこれまでの最大面積となる。
 最下段を地上20cmくらいの高さに張り、次に上段を張ってから中間にもう1本張って3段にする。
 最後に乾電池8個を直列に収納してバッテリー設置完了。シカは人がいないと昼間も出る可能性があるので昼夜通電にする。

 果たして電気が通じているのか・・!? と、手の甲で触ってみたが、何にも感じないので少し強く押し当てた途端にドシン,と衝撃が来て、これなら効果ありそうだと思った次第。
 単1の乾電池8個の直列なので、電圧は普通車のバッテリーと同じ12Vで、かなり強烈である。



 電柵を設置


 イノシシは鼻づらで感電すると1回で学習してくれるが、シカはパニックを起こして大暴れし、畑を目茶目茶にしていく危険があり、翌日来て見るまでは不安がつきまとうが、人事は尽くしたのでなるに任せるしかない。
 鹿肉を食って盛り上がった仕返しかも知れないが、こうなるといよいよ狩猟免許を取ることを考えなくてはならない。

 翌日,見廻りに行くと幸いなことに何ごともなく、被害は最小限に食い止めることが出来た。






 獣害対策に追われてふと気づくと、ブロッコリーが馬鹿でかくなっていた。出荷できる時期とサイズをとっくに越えているものが2つ,かろうじて出荷できそうなものが4つ。すぐに採ってその日のうちに出荷,翌日完売。 .






アッと言う間のブロッコリー

2013-10-29 14:50:29 | あまってら農園

 馬鹿でかくなったブロッコリー/慌てて収穫



 ブロッコリー食害/丸坊主にされたものも・・


 菅平でシカの食害についての学習会があり、参加してシカ肉をたらふく食って帰って見ると、畑がシカに襲われて仕返しされていた。ブロッコリーとダイコンの葉を食い荒らされ、植えたばかりのタマネギの畑が踏み荒らされる・・等。



 ダイコンも・・/急遽,電柵を設置


 被害が小さいうちにと急遽電柵を張り巡らせて通電。果たして電気が通じているのか・・!? と、手の甲で触ってみたが、何にも感じないので少し強く押し当てた途端にドシン,と言う感じで衝撃が来て、これなら効果ありそうだと思った次第。単1の乾電池8個の直列なので、電圧は普通車のバッテリーと同じ12Vで、かなり強烈である。
 そうは言っても、シカは電柵に触れると驚いた拍子に柵に突っ込んで大暴れし、がんじがらめになった挙句、策を破って逃げたりすることがあるので、気が気ではなかったが・・,
 翌日,見廻りに行くと、幸いなことに何ごともなく事なきを得て無事だった。



 巨大キャベツ/ダイコンは順調


 獣害対策に追われてふと気づくと、ブロッコリーが馬鹿でかくなっていた。出荷できる時期とサイズをとっくに越えているものが2つ,かろうじて出荷できそうなものが4つ。すぐに採ってその日のうちに出荷した。



 ジョロキア&ハバネロ/電柵効果あり

アルプス冠雪

2013-10-29 14:00:07 | アルプス

 28日6:45・鹿島槍ヶ岳/27日9:31菅平


 久々快晴のアルプス,鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳

 今日の大町は朝から快晴で、蓮華・爺・鹿島槍・五竜,唐松岳,白馬鑓ケ岳と続く山々がスッキリと見えている。
 


 28日6:4・6爺ヶ岳/27日9:26・菅平


 昨日の朝は菅平にいたので我が北窓からアルプスが望めたかどうかは不明。でも5日ぶりに晴れたので、昨日の朝もこんな感じだったかも・・。

 菅平の紅葉は最高潮で、27日朝,山々はうっすらと雪がつもっていた。



 蓮華岳/五竜岳

1年生がやって来た~2013秋・草花遊び,前

2013-10-24 14:17:05 | 森のくらしの郷&ぐるったネット

 ススキみみずく/わっぱランドへようこそ


 『秋の自然の不思議と面白さ,自然の中の遊びを楽しもう~わっぱらんどへ行こう』と、今年もやって来た2組,40数名の1年生達。2時間にわたって『フィールドビンゴ』と『草花遊び』を楽しみました。




 2011年・秋~ドングリのお話し

 フィールドビンゴは、わっぱランドで見つけた事物を各自25マス(5×5)のビンゴカードに書きこみ、ビンゴになった子ども達はドングリの殻斗をもらって『ピー』と音を出す方法を教えてもらえると言う趣向で、全員分の殻斗を用意しておきました。
 見つける対象は、水の音,きのこ,ササ,ススキ,ノギク,ねこじゃらし,あかいみ(ソヨゴ・ズミ),あおいみ(ノブドウ),ひっつきむし,うるし,モミジ,サクラ,ほおば,シラカバ,ナラのどんぐり,クヌギのどんぐり,くり,くるみ,まつぼっくり,むしこぶ,きくらげ,トンボ,カエル,チョウチョ,カメムシ,ことり,タカ・トンビ,とりのすあな,どうぶつのフン,クマのつめあと,変(特殊)なもの etc ※クマの爪痕と動物の糞以外は予め確認して置いたもの。
 結果としてクマの爪痕と動物の糞以外は全部見つけたようでした。変なものはナシ




 ドングリ笛をつくる

 一方の草花遊び。用意したのは、クズの葉鉄砲,笹舟,ホウの葉のお面,笹のペロペロ,チガヤの矢,ドングリの笛,ススキみみずく,リースづくり等々。

 はじめはクズの葉鉄砲。クズの葉を軽く握ったコブシの窪みに少しだけ押し込んで、できた空間を一方の手で叩き、『パンッ』と言う鋭い炸裂音を出して楽しむと言うもので、うまく行くといい音が出ますが、失敗するととても手が痛いと言うおまけつきです。この時期の葉は新緑の時のようなしなやかさがないのでうまく行かないことが多く、失敗でした。




 次はそこいらじゅうに落ちているホオの葉のお面。目の部分をくり抜き、口が当たる部分に外から内に向かって細い木の枝を差し込んでこれを咥えると、片手で面を抑える必要がなくなる~と言う、ちょっとしたアイデアを経験してもらいました。
 そこに丁度朴の実が落ちていたので、ついでに朴の実(種)は100年くらい経っていても芽が出ること等を話しました。





 さて問題は笹舟です。笹舟くらいは多くの子ども達が知っているだろうと思っていたのですが、知っていてできる子は1人だけ(完璧)でした。
 子ども達はまず適切な葉を選ぶことが難しいようでした。またそれを丁寧に採ることが出来ず、むしり取って葉をちぎってしまう等々・・。取り方を見せるとそれを『ちょうだい!』と言い、1人に採ってやると他の子も『採ってくれ』と言って全員が待っていると言う感じで受け身です。




 葉を折り返すと言う簡単な作業でも、半分に折ったり、裏表反対だったり、頭の方でなく先端の方を折ったりと様々で、1~2回やって見せただけでは全員に伝わりません。折り方も葉脈を合わせてまっすぐに折ると言うことが出来ません。

 更にその葉脈に沿ってその両側を2~3cmほど縦に裂くことがうまくできません。3つに裂くところを2つに裂いたり、葉脈の固さを利用すればいいことに気づかず3等分に裂いたり,長さの加減が出来なくて折り返し部分を全部裂いてしまったり・・,と実に様々です。





 うまくできる子の方が少数で、大多数が間違ったやり方をしているのですが、よくよく考えて見るとそれは別の方向に進んで『新しい何か』を生み出す可能性でもある気がして、その子ども達の多様性を面白いと思いました。
 そんなところから色んなことに発展していけたら面白いのですが・・、そうは言っても笹舟づくりだから次に進まなくてはなりません。
 その次の、裂いた一方の端を反対側の端の袋状になったところに差し込むと言う作業はもっと難しく、殆どの子がここで躓き、なかなか先に進めませんでした。


 笹舟を流して遊ぶ

 そんな感じで時間が無くて不完全に終わりましたが、出来た子はカッコよく、出来ない子は出来かけのままをぬるみの流れに浮かべて流すよう促しました。 笹舟がゆっくりと流れ始めると、子ども達はたたちまちそのとりこになり、夢中になって笹舟を追いかけます。
 笹を縦半分に折って『僕はこれでいい』と言って流した子がいました。その潔さはなかなかのものでした。




アルプス冠雪

2013-10-17 09:04:42 | アルプス

 鹿島槍冠雪/蓮華岳も冠雪


 今朝見るとアルプスが真っ白!

 残念ながら‥‥
 250mmが手元になく125mmで撮影。
 EOS・20DはISO調整が出来なくなってこのところ露出オーバー気味
 EOS・Kissはオートが効かなくて手動でピント合わせ
 爺ヶ岳方向にある庭木が伸びて撮影の邪魔

 ‥‥と

 好事魔多しなれど
 陽だまりの恋しい季節に朝日で目覚め
 3日ぶりの抜けるような碧空に真っ白なアルプスで気分爽快



 爺ヶ岳冠雪~怪しの雲&邪魔な庭木が・・・




 このところ山を見る暇もなかったので
 自分にとっては初冠雪
※初冠雪は13日だったとか・・

 ?年ぶりの鹿島槍通信でした。



京ヶ倉~小さいながら岩稜の山 ・・ 秋の募集山行

2013-10-16 13:19:14 | 山行

 俯瞰する生坂ダム・水鳥公園は、まるでオオサンショウウオの頭/京ヶ倉を象徴するヒカゲツツジ


 秋の京ヶ倉へ 昇りませんか!



 ロープにある岩場の連続/やせた岩稜を行く


 京ヶ倉は標高1000mに満たないながら侮れない山です。
 浸食によって出来た砂岩・礫岩の奇峰は里山らしからぬ岩山で、思いがけないスリルと眺望が味わえます。



 蓮華岳・爺ヶ岳と大峰高原/餓鬼岳・唐沢岳



 根子岳・四阿山・姨捨山方面/鉢伏山・高ボッチ方面


 アルプスや根子岳・浅間山方面,八ヶ岳,美ヶ原方面の山々の展望と、眼下に蛇行する犀川を望める人気の山です。  



 甘酸っぱいナツハゼの実/ヒカゲツツジの越冬葉

 日時;10月19日(土) 雨天中止
 集合;松川村 道の駅『松川』
 持ち物;弁当,飲料,
 服装;寒くない服装,雨具,滑りにくい靴で
 参加費;500円
 入浴;生坂村『山なみ荘』あり



 ソヨゴ/初冬



柴漬け

2013-10-15 13:37:01 | 喰う寝る○太




 秋口に柴漬けをつくったら、サッパリとした梅酢の味が夏野菜にマッチして大好評だったのでもう一度つくって見た。漬け汁として赤シソを塩漬けして絞る方法と、梅酢(赤シソ入り)を使う方法があるが、今年は梅酢を大量に作ったのでレシピの倍ほどの梅酢を使った。






 素材は前掲2品とキュウリ,ナスに梅酢と青シソと至ってシンプル。とりわけミョウガのシャキシャキ感と香り立つ新ショウガのピリッとした辛みが際立つ。サッパリした梅酢がそれを引き立てるところは絶妙の取り合わせで、色々な漬物の中で最も評価が高かったのが頷ける。






 前回は米ナスを使ったのが失敗で、皮も身も固かったので今回は柔らかいナスを使った。
 新ショウガが手に入らず、ミョウガも高くなっていたのは季節のズレで、その点でも晩夏から初秋がピッタリの季節の惣菜と言える。





ジョロキアとハバネロのサルサソース

2013-10-14 01:07:31 | 喰う寝る○太

 ジョロキア,ハバネロ,辛コショウ、赤タマネギ/サルサソース完成~辛さはレベル10以上‥!?


 最も辛いトウガラシとしてギネス認定されているジョロキアと、No2のハバネロを使ってサルサソースをつくって見た

 殺人的辛さと言われるブートジョロキアをまるまる1個食べ、自ら救急車を呼んだ人のビデオを見て、あまりの無謀さに唖然としながらも試してみたいと思い、ほんの2mm四方ほどを食べて見た。
 最強の辛さであることはその通りで、猛烈な刺激と共に体が熱くなって汗が噴き出した。
 ある人は見ただけで『何かが飛んで来た』と言い、またある人は部屋に入った途端に『ウワッ! 何これ!』と言った。自分の場合は調理中、やたとくしゃみが出た。




 農園で採れたジョロキアとハバネロ/ミニトマト約200個


 世界最辛のトウガラシと言わたハバネロは辛さの単位で300,0000(最高記録は570,000)スコビル。ウイキに寄ると『単に猛烈に辛いだけでなく、柑橘系のフルーティーな香りがあるので、鳥、牛肉料理やカレーなどに用いることにより、料理全体の食味を向上させることができる~』とある。
 2007年に北インドおよびバングラディシュ産のブートジョロキアがギネス世界記録でハバネロを抜いて世界一辛いトウガラシとして認定された。数値はハバネロの2~3倍に当たる850,000(最高値としては1,001,304)スコビル。
 



 材料をみじん切り/


 去年もハバネロとジョロキアをつくったが、遣い方が分からないまま枯らしてしまったので『今年こそはッ!』とネットで調べ、タマネギやトマトのペースト,ケチャップ等と合わせてつくる『サルサソース』なるものに挑戦して見た。 
 
 材料のジョロキア(3個),ハバネロ(1個半),辛コショウ1本と赤タマネギ中2個をみじん切りにして合わせる。ジョロキア,ハバネロは素手で触ると危険なので、使い切りの料理用手袋をして切る。途中で手袋に穴を空けてしまい、そこから染み込んだ液で指が痛くなった。




 湯剥きして種と芯を取る/加熱


 トマトホール缶1/2の代わりにミニトマト約200個を利用。普段は皮も種もそのままぶっこんで加熱・瓶詰保存しているが、食感を損ねるので湯剥きし、種と芯を取り除いて煮る。果汁と一緒に混ざってしまった種を後から1つ残らず取り除くのに2時間以上かかった。
 普通の大きさのトマトならこの作業は簡単だが、今有るものを使う以上やむを得ない。






 みじん切りしたトウガラシ+赤タマネギにトマトを加え、ケチャップ200g,酢大さじ5,ハチミツ大さじ5,塩・胡椒少々を合せ、よくかき混ぜて完成。

 さっそく試食して見た。タバスコ等,ペッパーソースのレベル4と言うのを舐めてみたことがあるが、その比ではなくレベル10以上・・!?
 それでもジョロキアの2mm四方で感じた辛さは大幅に緩和されており、トマト,ケチャップの酸味,うま味がよく効いている。ただしハチミツは余分だったかも・・。

 使い方はこれから考えるとして、取り敢えず保存瓶に詰める。全体を加熱した訳ではないので冷蔵庫で保存。




 

透きとおる赤へ~成長のグラディエーション ・・・ 畑には太陽が詰まっている

2013-10-12 02:51:00 | あまってら農園

 緑から透きとおる赤へ~成長のグラディエーション


 平郡島から帰った次の日~10日ぶりの菜園・・,真っ赤に色づき,尚も成長を続けるトマト,ジョロキア,ハバネロ,



 ナスタチウム/緑,赤,紫達‥


 ナスタチウムの花は咲き誇り、キュウリ,ナス,ピーマン,辛いコショウも意気盛ん‥



 ジョロキア&ハバネロ/千成トマト

 
 世界最辛トウガラシと言われたハバネロ(右の2個)と、それをはるかに凌ぐジョロキア(左の6個)。うっかり手で触ると危険なのでフキの葉で包んで採った。



 好調なキャベツ&ブロッコリー



 順調なダイコン=干し理想&ハクサイ


 弱々しかった秋~冬野菜のキャベツ,ブロッコリー,ダイコン,ハクサイも逞しく成長。

 赤,黄,オレンジ,紫,そして緑いろいろ‥,
 畑には太陽がいっぱい詰まっている!