遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

日本のタイム・イブキジャコウソウ・・・・シリーズ『アルプスの花たち』②

2005-06-30 23:12:08 | アルプス
 2:イブキジャコウソウ

 白馬岳では稜線上の岩のまわりにびっしりと生えているのを見ることができる。シソ科の低木で伊吹山に多産し、葉に触れるとジャコウのような芳香を放つことからこの名がついた。日本のタイムと言えば分かりやすい 
 信州では標高1000m未満の長峰山や稲倉(しなぐら)峠でも見ることが出来る。 
 白馬岳のような高山帯では写真のように草丈が低く色は鮮やかな濃い紫色でよく目立つが、低山では草丈が高く色も薄くてうっかりすると見逃してしまう。
 (写真は白馬岳、小蓮華岳付近)

  

グリーンカレー

2005-06-30 03:47:07 | たび・出会い
 広島で知さんのつくってくれたグリーンカレーがユニークだったので、つくってみようと思い立ちまして・・・・。

 デクから知さんへ
 『今日市販のセットを買ってみた。もうちょっと本格的につくりたいので材料の入手方法とつくり方をおせーて!』

 知さんからデクへ
 『広島ではプロマートとかプロフーズとかあって材料はそこで買います。松本のしーさんのところへ行ったときは小さなアジアフードを取り扱ったお店があってグリーンカレーを作った記憶があります。』

 デクから知さんへ
 『アジアフードを扱ってる店があるんだ! 探してみよう・・。つくり方もそこで教えてもらえるのかな・・?』

 知さんからデクへ
 『グリーンカレーの作り方はいろいろありますが素(1回分)を買うと後ろに作り方が書いてありますよ。肉は牛肉と書いてあるものもあればツナで作るやり方もみたことがあります。
 この前は家では豚肉で作りました。魚介が入ったのを店で食べた事もあります。
 グリーンカレーのペーストをよく炒ると辛くなります。青唐辛子を足すともっと辛くなります。私はなすびは前もってフライパンでよく炒めてしんなりさせます。』

 木偶から知さんへ
 『スーバーで350円くらいで売っているのを使って見ました。鶏肉にジャガイモ、タマネギ、ナス、シシトウ、カラーピーマンを使うようにと書いてあった。
 グリーンとは野菜を使うという意味だろうか・・・?』

 知さんからデクへ
 『ルーの色だと思います。この他にもレッドカレー(赤),キーマカレー(黄色いけどイエローカレーとはいいません)などがあります。
 ココナッツミルクもセットになっていたんですか?  
 私はペーストとココナッツミルク缶 筍と茄子はいつもに入れます。ジャガイモやたまねぎを入れたものは作ったことがありません。
 グリーンカレーは煮込んだら美味しくなるというんじゃなくて火を通したらわりとすぐに食べれるカレーという印象で火の通りやすい野菜を足すことが多いです。』

 デクから知さんへ
 『ココナッツミルクはバウダーが入っていて、50ccのぬるま湯で溶かして使うように,との指示でした。』
 
 
 と言うことです。
 アジアフードの店を探してココナッツミルクをたっぷり使ったグリーンカレーをつくりたい!

 写真はあまってら農園で収穫したジャガイモ君(04年)

 

一坪畑その後・・・

2005-06-29 19:48:41 | 広島
 一坪畑の様子を写真をつけてお知らせしました。昨年は猛烈な台風を乗り越えて収穫がありました。今年は、厳しい渇水状況の中でなんとか家族(2人)で食べるだけのキュウリ、トマト、ナスそして一年中畑の周りに蔓延る青ジソがあります。特に青ジソは年中毎日たべています。食べても食べてもふえてきます。ありがたいことです。一坪畑のいいところは、狭いことです。やせ我慢ではありません。もし、10坪も広さがあったら私は野菜作りは絶対やっていないと思います。   一坪の中に、キュウリ、ナス、トマトを各1本~2本植えるのがミソです。草を引き抜くのは5分あれば十分。水をまくのもバケツで6ぱい(ダブルで3回)でいい。これ以上の広さになると、ホースがほしくなります。そんな小さな畑で昨年は1本のナスの株から約40個の収穫がありました。2本のキュウリの株から50~60個、2本のトマトの株から数えきれない(100個以上)・・・という調子です。これを二人で食べたのです。いや、食べきれないので友達に食べてもらいました。今年はすでに、例の『ソラキュウリ』を8本採りました。写真にあるような収穫が一シーズンに20回もあるのです。それで十分ではありませんか。                                    みなさん、一坪畑をお借りしてやって見られてはいかがですか。しかし、実は一坪は借りるのが難しいのです。30坪とか50坪というのは借りやすいのです。私はそれに何回かチャレンジしましたが、いずれも一シーズンもたずやめております。とてもじゃないが、やる気がしないのです。ですから、一坪畑というのは、とても贅沢な趣味、体力つくり、研究の場、等々を兼ねていると思います。少なくとも、これは農業ではないと思います。                                                       話は変わり、木偶さんから『仮説実験的分析』をというのがありましたが、このことについては、また次の機会で・・・・。『ソラキュウリ』は突然変異ではありません。これは、仮説実験的に見ればすぐにわかることです。ついでに言っておきますが、仮説実験的見方考え方の最終メリット(目標)はデマ宣伝、デマニュースにだまされないということです。デマがついていると、だまされる人はいませんが、権威あるニュース、大学の先生のお墨付き、科学的云々のニュース、ということになると、途端にだまされるのです。 愉快腹 章

シラネアオイに会いたい・・・・シリーズ・『アルプスの花たち』①

2005-06-28 19:39:27 | アルプス
 いよいよ夏山シーズン到来です。シリーズ・『アルプスの花たち』と題して、アルプスの花達をご紹介します。
 
 1:シラネアオイ
 2003年8月,針の木峠から船窪岳~不動岳~烏帽子岳~野口五郎岳縦走の途中,針の木谷の下りで出会ったシラネアオイ。針の木雪渓を登る途中,この花を見るためだけに一人で訪れたと言う女性にあった。
 私の白馬学(ママ)の師匠であるOさんからこの花のことを度々聞かされていたが、写真で見た限りではそれ程興味がわかず、話題になるのを不思議に思っていた。
 白馬岳なら稜線に出れば必ず会えるコマクサやシナノキンバイ,ハクサンコザクラ,ハクサンイチゲなどの常連さんと違って、求めて行かなければこの花には会えない。
 ほんもののシラネアオイは美しく『ふわっ』とつつみ込むような優しさにあふれていた。写真だけで『わざわざ見に行く価値なし』と決めつけていた自分の不明を今は恥じている。
 

再考・・・収穫のタイミング③~豆にもヘソがあるんだ,いろいろ

2005-06-26 11:55:23 | あまってら農園
 今のところ『EOS100』が気に入っているので、プリントの時に無料券を使ってCDにしてもらっています。
(この写真もフィルム取り出し時に感光して失敗。でも今年はもう再現できないのでこのまま使います。へそ分かりますか?) 
  
 次はへその色です。細かい作業ですべての豆のヘソが見えるようにうまくひっくり返すことができませんでした。何個かは見えるようになっていますが、現段階では殆んど識別不能ですネェ。
 『豆にへそがあるのか』って・・・。ありますよ,もちろん。親から生まれたものにはみんな『へそ』はあります。
 ひよこにもありますよ。尤も大きくなると消えてしまいます。胎児(または胚?)の段階で母体もしくわ栄養供給源である卵黄と胎児(胚)をつなぐものを臍帯と言うのであれば、また胎児側に残ったその痕跡を『へそ』と言うのであれば、当然ヒヨコにもそれはあるわけです。
 ヒヨコはお腹のところに卵黄を抱え、それを吸収しながら発育して、ある日殻を破って出てくるわけですが、その時まだお腹の真ん中辺りに卵黄の最後のかけらと傷跡のようなものが残っているんです。私は恒温器と言うものを使って「ウズラ」を孵化させていたので気づいていたのです。 
 
 で、豆の場合,鞘の中で浮いてるのではなくちゃんとサヤとつながっていますよネ。そこから栄養をもらっているわけです。これって臍帯と同じじゃないですか! そしてその痕跡が残ります。これが豆のへそです。
 (今9割くらいの人は駄洒落が浮かびましたね)

 ここからが本題。その豆のへその色ですが、私は上の2つ以外はまだ色づいていないはずだと決め込んでいました。ところが色づいていないのは下の5番目までで、6番目からは少し黒くなり始め、8~9番と次第に濃くなって行き、上の2例になるしっかり目立っていかにも『種』と言う感じでした。
 前の記事で「へそが色づけばもはや『種』~」と言うようなことを書きましたが、6~9番目までは、種と呼ぶには幼い感じです。と言うことでこの点も訂正です。

 そして、やっぱり生で食べてみるしかないと思って食べてみました。豆を生で食べるのは勇気がいりますよネ。
 結果・・・。一番美味しかったのは下の2つでした。これはもう歴然としていました。柔らかくて甘くてジューシーでさえある・・。次の3つも柔らかくて甘かったのですが、6番目からはちょっと固さが障りになる感じでした。よく噛めば味わいはあるのですが、1,2番目のように噛んだ瞬間から『美味しい!』と思えるほどではありません。
 やっぱり柔らかさこそが最優先されなければならないのだと思いました。 
 尤も加熱したらどうかと言うことも課題で、豆ご飯の中で未熟な実が潰れて原型を留めないということもあるのですが、それはまた別の機会に・・。
 『問題はどっちが美味しいかということに尽きる』とも書きましたが、私は自分でそれを確かめようとしていなかったのでした。訂正すべきことの一番は書いた内容ではなく、その姿勢だったということですが、今年の間には合いませんでした。
  
 25日,すべての実を採取して草体をきれいに処分。一つシーズンが終わりました。
 

再考・・・収穫のタイミング②~グリーンピース・実の色,いろいろ

2005-06-26 11:30:59 | あまってら農園
 実の色,いろいろ

 次にサヤを剥ぎ取って中の実が見えるようにしました。左側にめくったサヤを並べてあります。先ほどの鞘を同じ順番で内側から見ることになります。この後で豆を少し動かしてヘソの部分が見えるようにした写真を載せます。
(フィルムをを取り出す時に誤って開けられてしまいました。残念! でも少しは分かります。)

 下の2つは艶やかな黄緑です。『緑の真珠』と呼べるとしたらこの段階までですネ。2番目は中に欠けたところがあったために残った豆が大きくなった例です。
 次の3つは少し進んだ段階ですが、『緑が濃く』なってはいません。逆に色は白っぽく薄くなっています。でもまだ黄緑色を残しています。そしてこれはサヤの色にも対応しています。
 次の6番目と9番目はさらに白っぽくなっていますが、7番目と8番目は少し緑がかって見えます。これを見て私は、『熟すると緑が濃くなる』と思い込んだのです。 
 ですが、この緑色は下の5つの例の黄緑から変化したものとは考えにくい質の違う緑なんです。そして数ある中には若いうちからこの緑色であまり変化しないものがあることに気づきました。概してその実は他のものに比べて表面のツヤと張りが幾分足りない気がします。そう言えば、時たま濃い緑色のままで干からびたように固くなっている実を見ることがあります。
 推論に過ぎませんが、これらは育ちが悪かったか何かの原因(先祖返りかも)でそうなったのではないでしょうか。
 
 黄緑~濃い緑~黄色・・,と言う変化には不自然さがあります。一方、黄緑~やや白っぽい黄緑~白っぽい浅緑~黄色・・,と言う変化はごく自然な気がします。そうだとすると前回の記事は大幅に修正しなくてはなりませんが、これ以上のことは分かりません。

再考・・・収穫のタイミング①~グリーンピース・サヤの色,いろいろ

2005-06-26 11:20:01 | あまってら農園
 グリーンピースのサヤの色,いろいろ
 下から若い順に並べました。次に同じ順序でサヤを開けた写真,さらに豆のへその写真を投稿します。

 先日の記事を大幅に訂正しなくてはなりません。
 「写真はグリーンピースの色合いと大きさの微妙な違いです。『一番上の緑色の濃いのはやや過熟気味の実とサヤ』,それ以外で少し濃く見えるものがあるのは光の加減で、ほぼみな同じです。こんな風に~」の『一番上の~』の部分です。
 書いているときちょっと気になったのでもう一度写真を取り直しました。
 下から若い順に並べてあります。下の2つはサヤが厚くてツヤツヤしています。次の3つは少しサヤがやせてきていますが、まだ青みが残っています。次の4つはサヤがシワシワで白っぽくなっています。そして最後の2つはやや黄味を帯びています。

キュウリの栽培なら迷人におまかせを!・・・キュウリ異変・終息編

2005-06-25 17:23:40 | 広島
 キュウリ栽培の迷人,広島の愉快腹章です。
 広島は毎日猛暑が続き、本日も33℃。6月に入って雨がほとんどありません。(まともな雨は1日のみ)早くも広島は給水制限に入りました。梅雨の時期に渇水状態です。農家の皆さんは田植えができないところがあるようです。我が家の1坪畑に水をやるのはひかえています。 
 水をやらないのは水不足のほかに、もうひとつ理由があります。その訳については『キュウリ異変①,②』の記事のどこかに、キュウリの写真と共に掲載されておりますのでご覧ください。
 菜を栽培するのは、花よりおもしろいです。
  
 話は変わり、『山のあしおと』のホームページに広島の金井塚さんという人が主宰する『HFM:広島・フィールド・ミュージアム』というホームページが近く公開されるそうです。
 くわしくは木偶さんが紹介されると思いますのでその折には是非関心を持ってご覧ください。ちなみに、私もHFMの一員ということで、後方支援をしています。 
 宮島に関しては、世界で一番くわしいと思います。

 写真は、宮島・大元公園で鹿の現状について子ども達に説明する愉快腹さん
 (05年3月,世界遺産めぐり・各駅停車電車旅)

空キュウリ!・・・キュウリ異変②

2005-06-25 15:10:22 | 広島
 空に向けて伸びるキュウリ  愉快腹章  6月25日

 木偶さんが言うように葉をばっさり切るといいようです。化け物キュウリと私は言いましたが、やっぱ自分が植えたりキュウリはかわいい。超かわいい。しかし、農家(専門家)の方が言われるには『あれは肥料のやり過ぎ。毎日きまって水をやるのは良くないよ』『お庭のお花じゃないんだから』『早めに厳しくしつけておかないと悪いくせがつくよ』等々,いろいろ含蓄のあるお言葉をいただきました。 
 ちなみに、畑の広さは1.5m×3m(1.3坪)。その中に腐葉土1袋,鶏糞少々,油粕1kg,それに花栽培に使うあまった肥料をばらまいた。
 それで、みごとな花が咲き乱れたのかなあ。反省しています。


 化け物キュウリ,変身!  愉快腹章  6月25日

 過保護キュウリと近所の専門家に冷やかせながらもやっと実をならせるようになりました。  30㎝級を2本。たべてみました。客観的にとてもとてもおいしいです。味が濃いのです。
 写真(前記事の)をみてください。キュウリの先(花がさいている)が上を向いているでしょう。こんなやつがさらに3~4本。かなり重たいのですが、茎が太くて実は重力にさからって成長するのです。
 だからおいしいのだ。『化け物キュウリ』ではなく『空キュウリ』と命名しなおしました。

 
 生き返ったトマト  愉快腹章  6月25日

 径40㎝からなるキュウリの葉が2m上から覆いかぶさり瀕死の状態であったが、涙をのんでキュウリの茎(径1.5cm)をばっさり。そうしたらキュウリは実をつけ、トマトもいきかえった。 キュウリの裏側に植えておいたナスもいつの間にか葉が成長し実をつけるようになった。
 キュウリがまともになってくれて、トマトもナスも復活!
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