遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

ゴーヤ

2005-08-31 12:55:46 | たび・出会い
ゴーヤが黄色く熟すと中の種を包んでいる部分が真っ赤になります。この赤いヌルヌルは甘くて美味しいのをご存じですか? 別名レイシとも言うこの実の赤いヌルヌルを子供のころよく食べたものでした。

海釣り教室・・・⑧恐い夜の海

2005-08-28 00:37:10 | 山のあしおと小学校
 港や堤防にはあちこちに船を係留するための突起物やワイヤー,ロープなどがあったり、コンクリートがはげていたり、ケーソンと言うコンクリートの構造物のつなぎ目が波の力で広がっていたりして、昼間と言えども決して安全ではありません。走ってつまずいた拍子に思わぬ怪我をしたり海に飛び込んだりする羽目になることがあるので周囲をよく見て行動しなければなりません。走ると危険です。
 桟橋で海に落ちて浮き上がった時,頭の上が桟橋の下だったら自力ではそこから脱出できないということを覚えておいて下さい。
 もう一度潜ればいいと思ったら大間違い。強い水圧で桟橋(の裏側)に押しつけられ逃げられないのです。桟橋の裏側はヌルヌルしていて手でたどると言うことも出来ません。
 もし桟橋から落ちたら桟橋の下にもぐりこんではいけません。桟橋から離れた海面に浮き上がること。
 
 まして夜の港や堤防,桟橋はとても危険です。
 海に落ちたら誰かが見ていない限り「落ちた」ということが周りの人に分かりません。泣いても喚いても叫んでも、海面は低いので声が届きません。波にもてあそばれて岸壁にぶつけられ、カキや貝の鋭い殻で体のあちこちを傷つけられ、やがて力つきます。
 夜は絶対に1人になってはいけません。海に落ちてはいけません。

 ところで、夜の海でへんなものを釣りました。『虫?』見たいなへんなヤツ!  棘があって触ると毛虫やサボテンのような棘が指に刺さります。もちろん虫ではなく軟体動物みたいなものなのですが・・・? 変なヤツ

海釣り教室・・・⑦投光器で夜釣り

2005-08-27 22:40:08 | 山のあしおと小学校
 18時半に来鳴母さんから『これから行きます』のメール。21時半に2人が到着しました。途中で食糧とテンプラ用の小麦粉,油等を買ってきてもらいました。 子ども達は焼肉やら何やらと頂いて満腹で、ケミボタル and アオムシに夢中です。
 私が投げておいた竿にはやせたひょろひょろのハゼがかかっていました。来鳴さんが釣りたいと言うので投げ釣りをやってもらいました。 
 初めての女の子に強竿の投げはちょっと手強いので形だけ教えて10m程度のところへポチャンと落とす程度。それをゆっくり引いてサビいたり、時々私が遠投したのを巻き取って聴いてみたしているとうちに何やら釣り上げました。
 『メゴチ』です。でも、よくよく見ると魚がくわえているのは投げたハリではなく別のハリ,そしてそのメゴチが釣れたハリのついているラインが切れていたのを「釣った」のでした。それでも大喜びです。
 そして投げ方もだんだんうまくなりました。
 
 南隣りの人が車のライトで海面を照らしたら小アジが釣れたと教えてくれたので発電機を運転して投光器で海面を照らし、サビキ釣りを試みました。
 明るいところでは釣れなかったのですが、照らされた海面と堤防の間の影の部分で小アジが釣れだしました。これは面白い発見でした。
 来鳴さんはすぐに要領を覚え、お母さんも加わってたちまち50尾あまりを追加しました。

 さて、『テントは初めて!』と楽しみにしていた千幸ちゃん・・・。来鳴さんとお母さんの登場でちょっぴりさみしくなったのか、来鳴母さんにあやされて車でおやすみのようで・・・,
 一方,ケミボタルの成果が大してなく、興味を失った男の子達は・・・。いました。海に竿を置き竿にして、トランプに興じています。
 つき合ってられないので私も寝ます。くれぐれも海に落ちなんでくれよ!

海釣り教室・・・⑥ケミボタル and アオムシ

2005-08-27 21:40:47 | 山のあしおと小学校
 夜になってサビキが出来なくなったので投げ竿を1本飛ばしておき、別の竿で竿先にケミボタルをつけてアオムシでさぐり釣りを試みましたがアタリはありませんでした。
 この釣りは大勢がわいわい騒いでいたり灯りがあるようなところでなく、長い(暗い)堤防で水深のあるところを1人で静かに釣る釣り方なのでアタリはもともと期待できません。が、子ども達はこの『ケミボタル』に興味をそそられたようで、さっそく釣具屋に走ってケミボタルを買ってきました。
 ひょっとすると何か釣れるかも知れません。釣れないとは言い切れないのが海のオモシロさ,可能性です。
 『そのままではつれないよ』『エーッ,何で釣るの?』『アオムシ』『エー,いっぺんに教えてよ!』『自分で研究しろよ!』・・。また餌を買いに走ります。
 こんな風に未知のことに興味を持って自分達で生き生きと動き出して行けばやがて自分にあった釣り方を見つけるようになるはずです。


海釣り教室・・・⑤おじさん達と仲良くなった!

2005-08-27 20:30:25 | 山のあしおと小学校
 ひとしきり釣って子ども達の興味が突堤の方に移動した頃、隣に陣取ったおじさん達5~6人のグループからソーセージの差し入れがありました。
 お礼に行った子供達はおじさん達とすっかり意気投合し、焼肉までごちそうになりました。
 私にもお誘いがあったのですが何しろ130尾の豆アジです。せっせせっせとおろしてエラと内臓を取って・・・,やっと出来た刺身を挨拶代わりに届けました。
 おじさん達は、親子でもなさそうだし兄弟姉妹でもなさそうな我々の集団に興味を持ったようで、しきりに子ども達を歓待してくれたり釣れた魚をもて来てくれたり・・。防波堤や港の釣りはこれが楽しいのです。
 
『人の好意には素直に甘えよう!』,『釣り場ではお隣さんとなかよくしよう!』が我が冒険学校のモットーです。  
 釣り場というのは、場所取り争いとか竿を踏んづけたり釣り糸が絡まったりして険悪になったりと、結構殺伐としてくるところでもありますが、1人でいい場所を独占するよりみんなが集まって餌を撒いて釣った方が一人ひとりの撒き餌が少なくてすみ、魚も一ヶ所に沢山寄って来るのでみんなの釣果も上がると言う効果があります。友好的に釣りたいものです。
 一人が好きな人は防波堤や港でなく磯釣りや投げ釣りに行けばいいのです。

海釣り教室・・・④入食い・たちまち130尾

2005-08-27 20:16:19 | 山のあしおと小学校
 サビキの仕掛けを竿につけ、オキアミブロックを削ってアミカゴにつめて投入,のっけから活発にハリにかかります。
 釣れるのは5cm内外の小アジ。時折10cm程度の小サバがかかります。
 食いが渋くて手こずった前回・一昨年の姫川漁港に比べて、今回は『ゼッコウチョー』と生馬君,剛君。たちまち数を増やして行きます。
 初体験の尚也君もすぐに要領を覚えて次々と釣り上げ、時には一度に5尾も釣れて得意満面です。
 千幸ちゃんもたくさん釣りました。でも長い竿を使うのはちょっと難しいらしく、しばらく堪能した後『見てるほう楽しい・・・』と休憩。
 こんなややパニック的なひと時であっという間に130尾も釣れました。
 
 釣った魚は真夏の暑さで氷が融けて傷まないうちに処理しなければなりません。 50尾ほどは切れない包丁で頭を落としてぜいごを取り、三枚におろして刺身に。残り80尾はエラと内臓を取っててんぷら用に処理しました。おろした豆アジの頭はそのままで,中骨はたたいてツクネにして揚げます。

 まもなく日本海に日が沈みます。

海釣り教室・・・③能生駅で合流~漁港へ

2005-08-27 19:46:32 | 山のあしおと小学校
 剛君の乗った電車が糸魚川駅を発車する頃,糸魚川市街に到達。追いかけて能生駅で合流し、やっと全員が揃いました。
 すぐに能生漁港へ。漁港は国道のすぐ側で、車を乗り入れたところでそのまま釣りをする事ができます。
 着いてすぐに釣り場調査,船着場の中央付近で釣っている5~6人のおじさん達のクーラーを覗かせてもらうと、小アジを中心に小サバ,コッパグレ,イシダイの仔などが釣れており、サヨリも来るとのことでした。
 そこを釣り場と決めて場所を取り,仕掛けと餌を買いに行きましたが、国道をはさんだ向かい側の釣具屋は専門店でなく品揃えが少なくて高いのと、交通量の多い国道を渡らなければならないのが難点。基本的な道具は糸魚川で買っておいて、補充適利用にとどめるべきでした。

海釣り教室・・・②来た!

2005-08-27 14:13:06 | 山のあしおと小学校
 田沢駅で待ち合わせて車できた尚也くんと千幸ちゃんはすっかり待ちくたびれていましたが『果たして次の電車で来るかどうか』興味津々のようす。

 14時07分,電車が到着・・・,降りて来ました。生馬君です。
 めったにないチャンスなのでしばらく様子を観察。落ち着いて次の電車の発車時刻を調べています。次の電車は16時14分,あわててもしょうがないもんネ。
 2時間ほど待つつもりのようでしたが、ドッキリカメラを発見してびっくり+安心したようでした。剛君はそろそろ糸魚川に着く頃です・・・。
 『通信』は持っていなかったけど松本駅で剛君のお母さんに「デクさんの携帯の番号」を教えてもらったそうです。1回くらいは電話しろよなァ・・・。
 因みに遅れた時点ですぐに電話をくれていたら松本駅11時42分発,田沢駅11時50分着の電車で来て合流できたのだから、こういう時は何はともあれ連絡すること,そして、いつも言っていることだけど計画書は必ず持って歩くこと,困った時には駅員さんやおまわりさんに計画書を見せればデクさんに連絡が出来るようになっています。

海釣り教室・・・①乗り遅れ

2005-08-27 13:50:28 | 山のあしおと小学校
 『糸魚川まで電車で行きます・・』と頼もしいところを見せた『やじきたコンビ』。ところが『1人が乗り遅れて1人だけが電車に乗りました。』との電話。しょっぱなから波乱含みの展開となりました。『何とかするでしょうから放っておきましょう・・・』とこれまた豪胆なお母さんの弁です。
 こちらは尚也君と千幸ちゃんを乗せて12時10分に田沢駅を出発。1人電車で先行した剛君を追って南小谷に向かいました。生馬君が松本発12時05分に乗っていれば14時07分に南小谷に着くはずです。
 
 13時20分,南小谷駅着。剛君は2番線から発車するデーゼルを待っているところでした。
 『糸魚川駅発14:49で能生まで行って駅で待って』いるようにと告げて先に行ってもらい、後続の電車を待ちます。
                                 続く

やるじゃん!

2005-08-26 22:31:13 | 山のあしおと小学校
 
 明日の参加予定者は6名。
 生馬,剛の迷コンビは2人だけで電車で行くんだって・・・。やるじゃん!
 
 大糸線の時刻表では
 松本発11:07 ~ 13:12着南小谷発13:33 ~ 14:25着糸魚川 となっています。

 ついでに北陸本線に乗ると・・・,
 糸魚川発13:50 ~ 14;25着能生  となります。

 糸魚川駅で待ってるよ!

 他には、尚也君(3年生),千幸ちゃん(5才),来鳴さん(4年生)とお母さんが参加します。

 

新潟・能生漁港で海釣り教室④・・・釣り方・続き

2005-08-26 10:23:59 | 山のあしおと小学校


その他の釣り
電気ウキ,ケミホタル利用の釣り
小型のリール竿でよい。電気ウキをつけるとウキの灯りでアタリが分かるので夜でも釣れる。ただし、灯りがあるので魚が警戒する傾向があり、無灯火の釣りより釣果は落ちる。
電気ウキの代わりに竿の先端にケミホタルと言う光る目印をつけてアタリをとる釣り方もある。電気ウキのように警戒されることはない。

投げ釣り
仕掛けを遠くに投げて沖合いや広い河口の中央部に投入して釣る方法。遠くに投げるためには重いオモリが必要となり、そのオモリを投げるためには強い竿が必要となる。

脈釣り・さぐり釣り
渓流竿にミチイトとハリス,ハリをつけ、ガン玉かかみつぶし程度の小さなオモリをつけて釣る。ウキはつけず、代わりに毛糸や矢羽形の目印をつけてアタリを取る。夜は手に来るアタリだけで釣る。シンプルにして高度な釣り。歩きながら釣るのでさぐり釣りとも言う。
深い場所では柔らかいリール竿を使う。その場合,オモリはやや大きく(ナス形1号程度)する。ケミホタルを使ってもよい。

マナーを守って安全に楽しく釣ろう!
1:大勢の人達が釣りを楽しんでいます。竿やハリを振り回すと危険なので、周囲によく気を配り、怪我をしたりさせたりしないように行動しましょう。
また、竿を踏まれたり踏んだりと言うこともありがちなので気をつけましょう。
2:ゴミの持ち帰り,現場の片づけ,清掃をきちんと・・。
3:釣った魚を「いらないから」と言ってその場に放置したり、中にはたたきつけて殺してしまう人がいます。いらない魚は海に返すこと。
4:隣の人と仲良くなって、釣り方や魚のことなど教えてもらいましょう。
5:その他,マナーを守って常識的に行動しましょう!

新潟・能生漁港で海釣り教室③・・・釣り方

2005-08-26 09:58:57 | 山のあしおと小学校

 アジ・小サバ・イワシのサビキ釣り
①サビキ釣り用の仕掛けは売っているものを利用する。3~5mのチヌ竿かさぐり竿(スピニングリール)にサビキ用の仕掛け,その下にオキアミアをつめたアミカゴをつけて投入する。
②リールを解放して仕掛けを一旦海底まで下した後、カゴが底に着かない程度にゆっくり巻き上げる。
③その位置で竿をあおって(上にしゃくりあげる)からゆっくり下すと言う動作を何回か繰り返す。この動作を「さびく」と言う。
竿をしゃくりあげるとオキアミがカゴから飛び出してゆっくり沈んでいく。その沈んで行くオキアミの中に仕掛けをまぎれこませて下すうちに魚がハリにかかるのである。
あまり強くしゃくるとオキアミが一度に全部放り出されてなくなってしまうのであおりの強さを加減すること。また餌が沈んで行くスピードを想像しながらそれに併せて仕掛けをおろすようにすること。
④何回かさびくとカゴの中の餌がなくなってしまうので時々巻き上げて餌を詰め替える。
魚の群れが来たら何回かさびいているうちに大抵何匹か釣れる。最初につれた位置(深さ)がその日の魚の釣れる場所で、これを『タナ』と言う。
釣れた時にリールを巻き上げる回数を覚えておき、次に投入する時、リールをゆっくり逆回転させて仕掛けをおろすとよい。仕掛けが底に着いたことが分かれば、底に落としてから何回巻き上げたところでつれたかを覚えておく方法もある。
タナは必ずしも底とは限らず、中間や上の方に浮いている場合もあるので、何回やっても釣れない場合、仕掛けの位置を変えて釣れる位置を探す(さぐる)。
タナをいち早く探り当てることが釣果を上げるコツである。
タナが浅く海面近くで入食いになった時は、渓流竿の方が取り込み,餌つめ,再投入が素早く出来るので釣果が上がる。渓流竿があれば持って行くとよい。
魚が仕掛けにかかると手ごたえで分かる。すぐに上げてもよいが、しばらく待って2匹目,3匹目がかかってから上げてもよい。時には全部のハリにかかることがある。
もつれた仕掛けは切る。仕掛けが絡んでもつれることを『おマツリ』と言う。仕掛けが細いので解きほぐすのは容易でなくまごまごしているうちに魚の群れが去ってしまうことになる。思い切って絡んだハリを切るか、新しい仕掛けと交換する。