日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

何でもあるが欲しい物が無い

2009-01-08 | 他人のフリ見て我が身を正す
イオンが7期ぶりの赤字に転落しそうだというニュースが流れました。
最も最近のイオンといえばスーパーというよりは家主という感じがします。
本業のスーパーが主ではなく大家さんとしてテナントから家賃を搾取する
そんな企業になってしまっているように感じます。

「何でもあるが欲しい物がない」
これはイトーヨーカドーやイオンなどGMSを揶揄するときに使われる言葉です。
確かにこれら大手のスーパーは広大な敷地に大きな建物を建て
広い面積の売り場には食料品から衣料品、家電製品や日用雑貨まで
ありとあらゆるものが品揃えされています。
確かに品数やその量はたくさんある…。
しかし、没個性化された商品郡は
購買意欲を掻き立てるほどに魅力のないものばかりです。

魅力ある商品群を発掘できないからテナントに専門店を入れる
しかしその専門店の家賃もテナントに息もさせないほどに高額だったりします。
客集めのキーになる専門店は格安で入居させるにも拘らず…。

一見合理的な考え方のように見えますが
一番売り場面積を占める自社の売り場に魅力がないのでは
お客様の目も厳しくならざるを得ないでしょうね。

自社の特徴をしっかり持ちたいものですね。

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