宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生
そして1970年代からは、その現代歯科医学の充実期に入りました。「三種の神器」の使用に伴った新しい歯科医学のアイディア、技術、機材器具、材料などが、アメリカよりあふれるほどの量が押し寄せてきたのです。
いわゆる卒後の講習会、さまざまな講義や実習のコース開催、雨後の竹の子(失礼)のような全国的に展開されたスタディグループや研修会の結成など、一種の華やかさがありました。
まさしく時を同じくして1965年から日本ではかつてない戦後最高の長期にわたる高度経済成長期に入りました。“いざなぎ景気”であります。幸か不幸か、この歯科医学の進歩や改良が、目新しい歯科医学として、歯科医師からもてはやされたのであります。
目先の変わった、ものめずらしさで受け止めた歯科医師がほとんどであったと思います。旧来の歯科医学に上乗せして売りまくり(?)、歯医者の経済的には空前絶後の黄金時代を経験したのであります。
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