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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

マークス「完全歯科医業学」概要:266

2018-03-28 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
歯科医師・山田忠生


予後の危険性は基本的にはその病歴、口腔の状態、そして義歯そのものにある。不慮の要因は修正されないならば、こうくうと技師の両方にわたってダメージを与えることになる。
義歯を落として破損したり、(咬合とか口腔全般の欠陥からではなく)わざとではなく加えられた力で破損したのであれば、すぐに修理に着手するべきではないという理由はないように思われるが、しばしばこの場合の患者というのは、軟らかい食物を咀嚼中に起こる総義歯の正中部からの破損のため修理に来ているのである。
原因を除去することもなく破損を修理することは、この患者の最善の関心に応えることではない。そして、無歯の患者への完全な診査に修正を加えた方法の診査をすることが必要である。その後は破損の原因が何であれ、義歯の修理に伴う危険性――変形や色彩の変化――を提示して、それが受け入れられなければならない。


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