極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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北方4島問題

2013-11-17 09:10:42 | 戦後

そもそも何故千島列島が戦後ソ連領となったのか?
終戦間際米軍の九州上陸の際、多大の犠牲が予想される、ましては満州の精鋭日本陸軍は無傷であり、何とか日本本土に移動するのを阻止しなければならない、米国はソ連に対し、日本に参戦するよう求め、ソ連軍は満州に侵入し、日本軍を攻撃壊滅しました、そのお礼として千島列島が、米国側からソ連に与えられたようです。これは文献等で知ることが出来ますし、日本人のソ連侵攻は日ソ不可侵条約違反と信じ込んで現在に至っています、本当に日ソ間にとって不幸なことです。

敗戦した日本は千島列島を放棄し、サンフランシスコ条約で連合国側は明確に、日本領土は北海道、本州、四国、九州と「連合国側が認める島々」と定義しました。
吉田総理等のサンフランシスコ講和条約後の答弁、国会等の答弁で択捉、国後は千島に含まれ日本領土でないことが明確に答弁されており、当時の政府は認めていました。この時点で勝負ありでソ連領です。世界の国々は真実を知っており、どこの国も日本に領土問題の支援をしない理由はここにあります、事実は違うことを知っているからにほかなりません。これらの資料は誰でも国会答弁書等を見ることが出来ますし、当然ソ連は日本領土でないことを明確に知ってます、知らないのは日本国民だけです、政府、官僚は当然知っているでしょう、自己の利権、保身等のためでしょう。

ロシアが現在でも2島返還?に固執するのは明確な根拠があるからです、鈴木宗雄氏のまずは2島返還を推進するのは正確な情報を得ているからにほかなりませんし、核心を喋られては困るので、日本の意思で無く逮捕等につながってる可能性があります。
択捉、国後が今でも日本領土であると信じ込んでる日本人、北方4島・・・

当時の米国は、ソ連と日本の接近を最も警戒しており、当時の鳩山喜一郎外務大臣等も2島返還でソ連との平和条約推進をしていましたが、米国ダレスとの話し合いで、もし平和条約を結んだら沖縄の返還はしない等々と述べています。米国の国益を考え、日ソ対立の構図を作り、軍の長期駐留、後世に友好国になれないよう領土問題を残すことを決定しました、誰でも米国、英国の文書、公電等で明確に確認できます。
我々日本人は特に戦後の正しい情報が開示されないため、政府、新聞、マスコミ等は正しいと信じ込まされ続け、尖閣問題でも同じです、政府も正しい情報を得ていますが修正できない現実、日本の進むべき道は国民の選択により決まるべきです。  

世界中で、トルストイの「戦争と平和」が世界では毎日、映画上映、読まれています。歴史を作るのは一部の人間ではない、大衆国民により歴史は作られる。

元外務省情報局長、元防衛大教授等の資料を一部参考にしています

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