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極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

ロシア制裁で、日本のエネルギー中東依存度を90%→97%は安全保障上も問題

2025-06-24 06:30:25 | 日本社会

 武力と言うと、全てが悪のように思いがちですが、孫氏の兵法では武力の「武」と言う文字は、「戈(ほこ)」で戦を「止」めると言う意味に解しており、戦を止めることを願って作られた武の文字、武は正しい使い方により平和を求めています。

 

 石破首相のNATO会議不参加は英断だと思います。他方、トランプ大統領との更なる会談等は日本が生きる上で大切で、トランプ大統領は、日本が本当の主権国家となるのを妨げないと思います。

トランプ大統領、韓日豪などと特別会合推進も…日本「参加取りやめで調整」(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース

 

RTの記事紹介です、誤訳があるかも知れませんので、原文リンクを張っておきます。

以下の細部内容が日本で報道されることはありません!

NATO summit to ditch Ukraine meeting – Politico — RT World News

2025年06月22日

NATO首脳会議、ウクライナ会議を破棄 - ポリティコ

 アメリカが率いる軍事ブロックのメンバーの来るべき集会は、伝えられるところによると、議題は縮小されるだろう。

 オランダで開催されるNATO首脳会議は、ウクライナへの焦点が大幅に縮小、スケジュールが短縮されるとポリティコは土曜日、この問題に詳しい5人の人物を引用して報じました。ポリティコによると、6月24日から25日までハーグのワールドフォーラムで開催される予定のサミットでは、オランダ王室の城での歓迎ディナー、通常の2、3回ではなく、北大西洋理事会の1回の会議という2つの主要なイベントのみが開催、NATOのウクライナ理事会の会議も行われません。

 ウクライナのゼレンスキーは、歓迎ディナーに招待されただけで、彼が来るかどうかはまだ不明であると同メディアは報じています。短縮されたスケジュールは、米国、特にトランプ大統領に対する譲歩であり、トランプ大統領は儀式的な性質の多国間会合に繰り返し焦りを示し、避けてきたと示唆しています。

 ウクライナ、NATO首脳会議声明から離脱 - ブルームバーグ

 NATO当局者はトランプが2日間のプログラムの途中で突然カナダでのサミットを去ったG7の大失敗の後、議題を縮小したと報じられています。ウクライナ紛争に関する共同声明草案にも反対したと報じられており、サミットは最終的にそれなしで終わりました。次回の会合では、長文の共同コミュニケは得られないと予想されており、EUは新たなコミットメントについて短い声明を発表するだけになりそうです。議題の削減は、メンバーが国防費をGDP5%に引き上げることを約束すると予想されるサミットのメインイベントが脱線するリスクを最小限に抑える必要性にも起因しています。

 トランプ大統領はNATO諸国が防衛にもっとお金を使うように要求しており、新しいコミットメントはアメリカ大統領にとって大きな勝利と見なされるだろうと示唆しています。5%の増額をめなければならない。だからこそ、我々はサミットを開催しています。欧州の国防当局者はリスクを最小限に抑えるために、他のすべてを合理化しています。

 

 自分なりに精査すると、正確・明確な情報源を特定できません、完璧なプロパガンダ! ⇩ ウクライナ・NATOに騙されないこと!

返還遺体にロシア兵20体が混在 ウクライナ「自国民軽視」と糾弾

ロシア、解放したウクライナ軍人の腹部に「ロシアに栄光を」刻む(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース通信傍受により、ロシア軍部隊による即決処刑の様子が明らかに

通信傍受により、ロシア軍部隊による即決処刑の様子が明らかに

@Southern_X777

 世界は政治ではなく経済で動いていると思うので。それが私の答です、当たってるかどうかはわかりませんが。ただ、ロシア制裁やらかして、中東依存度を90%から97%まで高めた日本のおバカ政府と、後先考えずにウクライナ応援した国民は責任あるかと。備蓄は3か月分しかなかったようですし。

 

 

 

 

 

 

Sputnik 日本 on X: "【ICCは政敵と始末つけるための似非国際機関=ザハロワ報道官】 🇷🇺 ロシア外務省のザハロワ報道官は「ウクライナと西側諸国は『避難児童問題』を悪用し、作り話を広めている」と主張した。 https://t.co/GghCMBb6be" / X

 

恐ろしい位、ドローンは進化しています。

 

 

田中宇の国際ニュース解説

イスラエルはパレスチナ抹消を世界が認めるまでイラン攻撃する?

2025年6月16日   田中 宇

 イスラエルがイランを攻撃し続けている。6月13日に始まった攻撃は当初、イラン軍高官の居宅へのピンポイント攻撃など限定的なものだったが、しだいに石油ガスのインフラや、イラン政府の建物などを攻撃するようになり、攻撃対象を拡大しながら毎日続いている。イランも報復としてイスラエルを攻撃しているが、国威維持のための報復であり、今回の戦争の本質は「イスラエルによるイラン攻撃」だ。イスラエルが攻撃をやめればイランもやめる。イランが攻撃をやめてもイスラエルはやめない。
Israel strikes building belonging to Iran's Foreign Ministry, says deputy foreign minister

 昨年から2度起きたイスラエルとイランの戦争はこれまで、イスラエルが口火を切り、双方がひとしきり長距離攻撃し合った後、下火になっていた。今回もそうなると当初私は思った。
だが、今回は違うかもしれない。イスラエルはこれから範囲を拡大しながら毎日イランを攻撃する可能性が増してきた。だとしたら、その目的は何か。イランを国家的に潰すことか??。私の見立てはそうでない。イスラエルは、拡大しつつイランを攻撃し続け、米中露アラブなど世界の仲裁を受ける。交渉の中で、イスラエルは世界に対し「パレスチナ国家の抹消を認めろ。認めるまでイランを攻撃し続ける」と言う(示唆する)のでないか。
Israeli strike on oil depot in Tehran suburb ignites huge blaze 

 イランを潰されたくなかったら、世界はパレスチナ国家をあきらめろ。パレスチナ人を見捨てろ。そんなイスラエルの要求は、全く「不当」だ。テロリストや誘拐犯の手法だ。「許される」ものではない。
しかし、世界が「イスラエルの要求は不当だから無視する」と決めたら、イスラエルはイランが潰れるまで攻撃する。そして、それが終わるころにはガザ市民の多くが餓死し、西岸の市民もヨルダン追放もしくは殺害されていく。
世界が認めても認めなくても、パレスチナは抹消される。
Large Numbers In Congress Back Israel's Attack On Iran

 米露中アラブなど世界はこれまで、イスラエルのパレスチナ抹消を口で非難しつつ実際は容認してきた。イスラエルは「イランを潰されたくなかったら、世界はパレスチナ抹消を黙認しろ。口だけのイスラエル非難すらもやめて黙れ。サウジはイスラエルと国交を結ぶアブラハム協定に署名しろ」と要求しつつ、イランを攻撃し続けるのでないか。
イスラエルは、トランプやプーチンと電話会談を繰り返している。このシナリオが事実としたら、イスラエルはすでに米露にこの要求を伝えているはずだ。
Putin holds phone conversations with Israeli PM and Iranian president 

 米欧はイランを敵視してきた。イランなんて潰れてもいいのでないか??。実はそうでない。米欧がイランを敵視してきたのは、米欧の政界がイスラエルに加圧されてきたからであり、米欧自身の戦略ではない。
大国であるイランが潰れると、中東全体が不安定になる。誰もそれを望まない(多分イスラエルも)。
イラン自身が、「イスラエルのパレスチナ抹消を容認するから、わが国を潰さないでくれ」と無条件降伏したいだろう。イランは米露とくにプーチンの仲裁で、パレスチナ抹消を黙認する条件でイスラエルからの攻撃を止めてもらいたいと考えられる。イランはすでに、自国の傘下にいたヒズボラやアサド(シリア)がイスラエルに潰されるのを受容している。イスラエルから見ると「あと一歩」だ。
Battered Hezbollah Says It Will Stay Out Of Iran-Israel Fight

 イスラエルの脅しに世界が屈し、パレスチナが抹消されるとしたら、ガザ市民はどうなるのか。全員餓死か??。
 その前に、ガザ市民をソマリランドに移住させる話がある。以下、昨日配信した有料記事の一部を複写する。
戦争し放題のイスラエル

 トランプは最近、「アフリカの角」にある、ソマリアから分離独立したソマリランドとの国交を樹立しようとしている。米軍が、ソマリランドと紛争しているプントランドを「ISIS掃討」の名目で空爆している。
ソマリランドは、ガザ市民の強制移住地の候補として名前が上がっていた場所だ。ソマリランド政府は以前、パレスチナ抹消に協力したくなのでガザ市民の受け入れを拒否していたようだが、最近、態度を変えた可能性がある。
US Launches Airstrike in Somalia’s Puntland Region

 ソマリランドは、米国が国交を樹立してくれて、米軍が紛争地からプントランドの敵勢力を追い出してくれるなら、ガザ市民を受け入れても良いと言っているのかもしれない。
情報が少ないので、この話は推測でしかない。ガザ市民の多くが餓死する前に移住が実現するのかも怪しい。だが、もしガザ市民がソマリランドに移住してガザ戦争が終わるなら、サウジはパレスチナ国家への拘泥をやめてイスラエルと国交正常化してアブラハム協定が完成し、イランとイスラエルも共存して、中東が多極型の新時代に入る可能性が高まる。

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