極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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来年こそ、仁(武士道・思いやり等)の心を再認識しましょう!

2020-12-31 20:26:17 | 日本社会

新たな年を迎えようとしていますが、本当に今年は新型コロナウイルスに明け暮れ、来年も日本、世界、人類にとって試練の年となりそうです。

昨今の国内の新型コロナ・ウイルス感染状況は厳しさを増していますが、唯、感染者数に対し、犠牲者は、「多くは70才以上等の高齢者、糖尿病等々の持病を持っている方」が主で、メディア等の感染者数報道に落ち込み、悲観的等になることを避けるには、一人々が凛とした姿勢を持つことが必要だと思います。

普通のインフルエンザ等でも、新型コロナ・ウイルス犠牲者同様、多くの犠牲者が出ています。是非、皆さんもこれらの犠牲者数を精査してください、意外な面に気が付くと思います。昨今のニュースでの新型コロナに対応する医療関係者、介護施設、保育園等々で献身的に対応する人達に対する差別、偏見、嫌がらせが多発していることは本当に残念です。

古来から日本の国難等は、古くは元寇、明治維新、スペイン風邪、日露戦争・二次大戦(防衛戦争)等々がありますが、乗り越えてきています。これらに共通して言えることは政府と国民の凛とした姿勢での対応等々が大事だと言えそうです。一例がスペイン風邪の対応です、当時の記録を見てみると内務省を中心に整斉とした行動を取っています。勿論、犠牲者は38万人と多かったですが、今日と比べると医学が発達しておらず、ウイルスを菌と捉えています。当時の策は可笑しいように見えるかも知れませんが内務省を中心に国家機関、医療機関、末端の国民に至るまで最善を尽くしています。

「流行性感冒 ”スペイン風邪”大流行の記録」(内務省衛生局編、平凡社から復刻・内務省)の一部より。

はやりかぜ(スペイン風邪)はどうして伝染するか・・・当時の国民は、屁理屈を言わず、以下内容等を厳守しています。

はやりかぜは主に人から人に伝染する病気である。かぜ引いた人が咳やくしゃみをすると眼にも見えないほど細かな泡沫が3、4尺(約1メートル)周囲に吹き飛ばされ、それを吸い込んだものはこの病にかかる。

***(はやりかぜに)かからぬには?

1.病人または病人らしい者、咳する者に近寄ってはならぬ。

2.たくさん人の集まっているところに立ち入るな。

3.人の集まっている場所、電車、汽車などの内では必ず呼吸保護器(*マスクの事)をかけ、それでなくば鼻、口を「ハンカチ」手ぬぐいなどで軽く覆いなさい。

***(はやりかぜに)かかったなら?

1.かぜをひいたなと思ったらすぐに寝床に潜り込み医師を呼べ。

2.病人の部屋はなるべく別にし、看護人の他はその部屋に入れてはならぬ。

3.治ったと思っても医師の許しがあるまで外に出るな。

(内務省 143-144より)

 

現在日本の憲法には非常事態条項がありませんが、国難下、私達は菅首相を応援する姿勢は必須だと思います。特にGO TO策は感染者等を勘案した場合、相応の成果を上げたと思いますし、これに対抗できる策は無いようにも思います。多くのメディア等々は今後も的外れな可笑しな政権策批判が増すと思いますし、「感染者数」等ばかりに惑わされないことが必要だと思います。

菅首相は経験からではなく、歴史から多くを学んでいるようで、メディア等が印象操作で徹底的に批判するような首相では無く、手堅い基本策、賢い対応をしている首相だと言えます。非常事態条項が無い中での新型コロナ対応は私達の行動如何で大きく変わると思います。特に憲法改正に反対してきた人達こそ、非常事態条項が要らないよう政府を応援すべきです。

日本は他国と違い、多くの国民の中には「仁」(武士道の他人への思いやり等)心が宿っているとも言われ、この「仁」の心を持ち続ける限り、日本の未来は必ず開けると思います。

 

この新型コロナ・ウイルスから身を守るには3密、マスク使用等も必須ですが、やはりウイルスに打ち勝つ「免疫力」を大きくする、維持する、落とさないことは極めて大切だと思います。

私達が手軽に、免疫力アップを短時間に即実行できる、「意識した、数回の深呼吸」、「10分~20分程度の日光浴」は効果がありそうです。

 

*意識した、深呼吸

特にストレスは生理的・精神的なアンバランス状態で、ストレスを誘発するものをストレッサーと言われています。外的な環境要因、内的な心理的要因に分けることが出来、環境要因には暑さ、寒さ、騒音等々があり、心理的要因としては心の悩み、不安、緊張等を挙げることが出来ます。

特にストレスと自律神経との間には密接な関係があるようです。

自律神経は自分自身では制御できない交感神経・副交感神経という相反する働きをする2つの神経系からなっており、これらの神経系が相互に機能することで、身体のバランスがうまく保たれていると言われています。

過度のストレス状態にあるということは、身体の交感神経系が優位に働いた結果として「免疫力をも低下させている状態」を意味します。反対に、副交感神経が優位になると身体がリラックス状態となりストレス状態から解放されていることを意味します。

ストレス状態が継続すると、体調悪化が益々進んで行き、交感神経が活性化され、血管が収縮するとともに筋肉が固くなり身体の緊張状態が続くことになり、血液循環の変調から栄養や酸素の運搬が遅くなっていきます。この状態では、ノルアドレナリンやアドレナリンの分泌が起こり「免疫力は低下」の方向に動きます。これを改善するには副交感神経優位な状態に身体を誘導することが必要と言われています。

極、自然なリラックス状態に身体を移行できれば改善されることになります。バランスのとれた三度の食事、適度な運動、睡眠を取ることです。自律神経失調症の症状は人により様々で、めまい、不眠、頭痛、無気力感等、これらの症状が同時に現れる場合もあると言われています。

この自律神経失調症の状態を改善するための自律神経を整える手段としては「深呼吸」、「入浴」、「睡眠(昼寝を含む)」、「軽い運動」等が推奨されています。

この中で最も簡単なものが、意識した深呼吸・数回です。

大事な点は、「大きく息を吸って、大きく息を吐く」というごく簡単な方法で数回行うことで、身体の血液循環が大きく改善、身体の隅々まで酸素や栄養素の運搬を可能にしている点です。

ラジオ体操の第1でも第2でも、最後に必ず深呼吸があり、深呼吸をすることで、交感神経優位を副交感神経優位に持って行くことが出来ます。

「意識した深呼吸」は、無意識な深呼吸と比較して血液循環や呼吸器系の改善に大きな差がでてくると考えられています。結果的には免疫力の向上、免疫力の維持、免疫力の低下防止になると思います。

 

*日光浴

昨今の私達は、新型コロナ・ウイルスの影響で室内での時間が多く、日光不足になっていると思います。日光不足は体調不良、免疫力低下等が生じます。

日光不足は、健康を整えるビタミンDの生成が低下してしまいます。

日光に含まれる、紫外線B波はビタミンDを作り出す作用があり、日光を皮膚に吸収し生成すると言われています。
このビタミンDは加齢により生成が減少し、年齢と共にビタミンD不足になるとも言われています。

日光浴が不足するとビタミンDが減少、カルシウム吸収低下、「免疫力低下」が生じると言われています。

血中濃度のビタミンDが少ないほど、生活習慣病になる可能性が高くなるとも言われています。

日光浴により、体が太陽の熱で温まり、血行促進に繋がり、血液の流れが好くなるとリンパの流れも活発化します。

日光浴は、セロトニン(脳内の神経伝達物質の一つ)の分泌を高め、ストレス解消、不眠解消にも繋がるとも言われています。

*屋外でのウオーキング等では、意識して皮膚に日光が当たるようにし、暑い季節は体に負担をかけないよ う、日陰日光浴をする。

*日光浴の頻度は週に数回程度

*一日10分~20分位を目安。

*日光浴をする際は、日焼け止めを使わないのが基本

(日光の作用を吸収するためには、ブロックするのは避け。服装も、できるだけ肌を出したほうが効果も期待大)

*通勤、通学時も意識して日光を利用する。

私達にできる新型コロナ・ウイルス策の一つとして、「意識した深呼吸」、「日光浴」は手軽に実行できそうで、免疫力は新型コロナ・ウイルス感染を防ぐ上でも極めて大切だと思います。

 

本当に日本は世界から見たら、物、人等々を含め素晴らしい国です、自身が海外で接した物、人等とは日本と大きく違います。特筆すべきは天皇、皇室を保有する日本、多くの人達はおそらく、再度生まれてくるとしたら間違いなく日本と答えるでしょう。

新型コロナ感染等拡大は国家にとって安全保障も絡むような、歴史上の国難、緊急事態です。憲法に緊急事態条項が無い世界でも稀な日本、国民の命よりも改憲を阻止したい多くの日本人、本質を忘れ政府ばかりを批判する国民・・・この結果が出ないことを願うばかりです。

日本は国難、緊急事態ですが私達は新型コロナに負けてはなりません!

日本は必ず国難、緊急事態を乗り越えるでしょう。

皆様にとって、新たな一歩、夢が持てる年、「仁」の心で乗り切られることを祈念します。

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