極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

ベラルーシでスパイ容疑で現行犯逮捕された日本人・・・ 大使館員、弁護士?

2024-09-06 20:41:40 | 日本社会

日本ではベラルーシでスパイ容疑で現行犯逮捕された日本人・・・何故?

 

(17) SaneVox Japanese - YouTubeさんの動画紹介

何故、ロシアは武力行使したか?

 NATOがエスカレートし、より高度な兵器を送ったり、外交を拒否したりするたびに、同じ議論を耳にします。なぜNATOはこれをするのか?その答えは常に、我々はウクライナを支持し、ウクライナを助けているからだというものです。これは、NATOが参加者ではなく、単に利他主義と善意からウクライナを助けようとしているという議論の核心にあります。

 

タマホイさんのX紹介

日本は世界から相手にされない国になろうとしています。

 

 

 

 

(18) FABVOX - YouTubeさんの度が紹介

 

 

ロシア在住です (@jupiter_russia) / XさんのX紹介です。

「日本国政府とウクライナとの間のウクライナへの支援及び協力に関するアコード」への署名|外務省 (mofa.go.jp)

 

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「ベラルーシでスパイ容疑で現行犯逮捕された日本人」

以下記事の素人日本語訳です。日本人は大使館員、弁護士・・・

За 6 лет в Беларуси японский разведчик сделал более 9 тыс. точных фотографий из белорусско-украинского приграничья

За 6 лет в Беларуси японский разведчик сделал более 9 тыс. точных фотографий из белорусско-украинского приграничья

В истории Беларуси впервые пресечена деятельность японских спецслужб. Звучит экзотично, но это реалии современной обстановки. Сообщения и отчеты из Гомеля в Токи...

Белтелерадиокомпания

 

 ベラルーシで6年間にわたり、日本の諜報員がベラルーシとウクライナの国境地帯から9,000枚以上の正確な写真を撮影、ベラルーシの歴史上初めて、日本の諜報機関の活動が停止されました。エキゾチックに聞こえますが現実です。ゴメリから東京へのメッセージと報告はマサという仮名で行われていました。

Konstantin Bychek

アレクセイ・ザハロフ、退役少将、2008年から2012年に軍事防諜部長、対外国諜報機関の分野の専門家談

 日本の知性は日本のアニメのレベルではどこかエキゾチックに聞こえ、忍者タートルズを思い出させます。しかし、日本の諜報機関は独自の確立された組織であり、政府機関が国の内政および外交政策を実行するためによく利用されています。日本の諜報活動の特殊性は、第三国の領土内または直接日本国内での募集活動です。こうすることで、外交使節団への危害やその他の悪影響が軽減されると説明しなした。採用、任務は日本で行われ、エージェントは日本で訓練され、そしてベラルーシ共和国に送られました。

 2008年、第二次世界大戦後初めて、日本に情報機関を創設することが決定、優先事項としては、中国に関する諜報活動と情報収集が挙げられています。同じ年に、中西正俊弁護士の異例のキャリアが展開されたようです。 2008年以来、彼は非公式には新シルクロードと呼ばれる中国の一帯一路構想の一部である東ヨーロッパ諸国へ積極的に旅行し始めています。

 2018年にベラルーシのホメリに移籍、 2年前、現在北部軍管区の中心地となっているクピャンスクで正教に改宗しました。2014年のマイダン期間中にウクライナだけでなく、DPRとLPRも訪問しています。中西正敏はベラルーシ国民と架空の結婚を結んだが、後に解消、ホメリでは、F・スコリーナ大学で日本語教師としての職に就いています。中西さんはお金の必要性を感じていませんでしたが、毎月日本の口座から引き出していました。日本の諜報機関は無制限にお金を使うことができる無制限のアカウントを開設していました。

 中西正俊の伝記は珍しく、神秘的ですらある。高等法津教育、私は起業家のようになりたかった。彼はビジネスからの収入でまったく生活していませんでしたが。彼がベラルーシで設立したベルニホン・インターナショナルという会社は紙の上だけで存在していた。 6年その間、利益はなく、一度の取引もなく、むしろ損失と罰金が課せられました。税金を課しても定期的に支払いをしていました・・・会社の活動はゼロです。

 彼の秘密活動の証拠の大部分を独力で収集し文書化したと言えるかもしれない。彼はベラルーシ滞在中の毎日を詳細に報告しています。すべてをノートとノートに書き留めました。 6 年間にわたって、小切手をすべて集めていました。小さな封筒の 1 つに 47 枚の電車の切符が入っています。 地方の小さな都市に住んでいて、毎日市内の職場に通勤しているようなものです。私たちの捜査はその逆を行いました。ゴメリからウクライナ国境に近い小さな集落へ向かいました。

 

 橋と鉄道があるウクライナ国境付近で私が撮ったこれらの写真は、米国またはウクライナによる攻撃に利用される可能性がある。ベラルーシ領土へのミサイル攻撃も可能だったと思います。 アメリカと日本の間には非常に密接な関係があります。私は良いことではなく、悪いことをしました。私はこのことを悔い改めます。

7 月、KGBはベラルーシから出国する前に日本人の中西正俊弁護士を拘束しました。その方法は、ソ連の治安当局者が行ったスパイ拘束の伝統と同様に、隠された毒を飲まないように体を強固に固定することでした。

 日本のラップトップの中身は、東京に到着したら行くつもりだった特別なサービスにとても満足していたことでしょう。

  日本の国家公安委員会、この組織は国の警察庁を管理します。その部門の 1 つである保安局は、対諜報活動や諜報活動にも関与しています。そのシステムには、通信チャンネルの傍受に基づいて機密情報を収集するヤマ諜報機関を含む国際関係、技術調査を専門とする外務情報省が存在します。

 我が国の国家安全委員会は、外国情報機関への協力の疑いで、我が国の領土内で、特にベラルーシの軍事インフラに関する軍事情報情報を収集し、日本の特別機関に送信した日本人中西正敏氏を拘束しました。軍隊や軍事装備の動き、南部の現状など。さらに、諜報機関の外国人は、国家機密にアクセスできるベラルーシ国民を採用し任務を実践していました。

 コンスタンチン・ビチェク氏は、現在完了に近づいている捜査の過程で、ナカニシの違法行為に関する説得力のある反駁できない証拠が得られたと述べました。押収された機器には、完了した任務に関する報告書や、さらに、捜索活動中に、外交官の隠れみのにベラルーシ領土内で活動している外国諜報機関の代表者との繰り返しの会合が記録されています。

 ベラルーシKGB捜査部長によると、同委員会はベラルーシ共和国刑法第358条第1項 潜入活動に基づく犯罪で起訴されました。コンスタンティン・ビチェク氏は、被告はKGBの公判前拘置所に拘留されており、捜査に積極的に協力しており、違法行為について詳細な証言を行っていると述べています。

 

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櫻井ジャーナルさんの動画紹介です。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202409050000/

欧米に操られてロシアと戦う道を選んだゼレンスキー政権の閣僚が相次いで辞任
2024.09.05

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー政権が沈没しそうだ。​イリーナ・ヴェレシュチュク副首相兼再統合相、オルハ・ステファニシナ欧州・欧州大西洋統合担当副首相、アレクサンドル・カムイシン戦略産業相、デニス・マリウスカ法相、ルスラン・ストリレツ環境相がウクライナ議会に辞表を提出、また大統領はドミトリー・クレーバ外相を含む複数の高官の解任も検討しているという。​そのほかウクライナ国有財産基金(SPFU)のヴィタリー・コヴァル総裁も辞表を提出、デニス・シュミハリ首相の解任も噂されている。

 ゼレンスキー大統領は2月8日にバレリー・ザルジニー軍最高司令官を解任し、後任にオレクサンドル・シルスキーを据えた。ザルジニーは兵士の犠牲を少なくする作戦を採用しようとしていたが、米英政府の意向を受けたゼレンスキーは「玉砕攻撃」を繰り返させようとしてきた。アヴデフカでの戦闘でザルジニーは全面撤退を計画していたという。

 ゼレンスキーはイギリスの対外情報機関MI6のエージェントだと言われているが、昨年11月1日付けエコノミスト誌にザルジニーが「戦闘は膠着状態にある」とする論説を発表した段階で欧米支配層の内部にゼレンスキー下しの動きがあると言われていたが、その一方でロシア領内への攻撃を求める勢力も存在する。

 2013年11月から14年2月にかけてアメリカのバラク・オバマ政権はウクライナでクーデターを仕掛けた。その手先がネオ・ナチだが、指揮していたのは副大統領だったジョー・バイデン、国務次官補だったビクトリア・ヌランド、そして副大統領の国家安全保障担当補佐官を務めていたジェイク・サリバンだ。2021年1月にバイデンが大統領に就任するとサリバンは国家安全保障補佐官になった。ヌランドは同年5月から国務次官に就任するが、今年3月に辞任している。

 ヌランドは父方の祖父母がウクライナからの移民で、夫はネオコンの重鎮であるロバート・ケーガン、義理の弟はフレデリック・ケーガン、フレデリックの妻はISW(戦争研究所)を設立したキンベリー・ケーガン。マデリーン・オルブライトやヒラリー・クリントンと親しく、ビル・クリントン政権でアメリカをユーゴスラビア侵略へと導いた仲間。アントニー・ブリンケン国務長官の父方の祖父もウクライナ出身だ。

 サリバンはエール大学出身で、ローズ奨学生としてイギリスのオックスフォード大学へ留学している。奨学金はオックスフォード大学の大学院生に与えられ、学費を支払うローズ・トラストは1902年にセシル・ローズの意志で創設された。

 ローズはナサニエル・ド・ロスチャイルドの資金でダイヤモンドや金が発見された南部アフリカを侵略して財を築いた人物で、優生学を信奉していた。ローズは1877年6月にフリーメーソンへ入会、その直後に書いた『信仰告白』で彼はアングロ・サクソンは最も優秀な人種であり、その居住地が広がれば広がるほど人類にとって良いことだと主張している。領土を拡大して大英帝国を繁栄させることは自分たちの義務であり、領土の拡大はアングロ・サクソンが増えることを意味するとしている。(Cecil Rhodes, “Confession of Faith,” 1877)

 セシル・ローズの時代からイギリスはロシア征服を目指していた。そのためにユーラシア大陸の周辺を海軍力で支配、傭兵を組織しながら内陸を締め上げる戦略を進めている。1991年12月のソ連消滅でこの戦略はほぼ達成できたとアメリカやイギリスの支配層は考えたのだが、21世紀に入ってからロシアが再独立、そこで米英はロシア再征服を目論む。

 アメリカをはじめとする西側諸国がウクライナ制圧作戦を本格化させたのは2004年から05年にかけての「オレンジ革命」からだ。ウクライナはそれまで中立政策を掲げていたが、それを変えさせて西側の私的権力に従属する体制を築こうとしたのだ。そこで中立政策を進めようとしたビクトル・ヤヌコビッチを潰すために「オレンジ革命」を仕掛けた。

 その「革命」で大統領に就任したのは西側の傀儡だったビクトル・ユシチェンコ。この政権は新自由主義政策を推進、不公正な政策で貧富の差を拡大させたことからウクライナ人の怒りを買い、2010年の大統領選挙では再びヤヌコビッチが勝利した。そこでオバマ政権は2013年から14年にかけてネオ・ナチを利用したクーデターを実行、西側資本の属国にしたわけである。

 このクーデターをヤヌコビッチの支持基盤だった東部と南部は拒否、クリミアはロシアの保護下に入り、ドンバスでは武装闘争を始めた。軍や治安機関の約7割は新体制を拒否したと言われているが、クリミアの場合は9割近い兵士が離脱したと伝えられている。そこで西側はキエフ体制の戦力を増強するために必要な時間をミンスク合意で稼いだ。

 2014年に誕生してからキエフ体制は欧米の傀儡にすぎず、22年春にはドンバスへの大規模な軍事攻勢を計画していたことがわかっている。その直前にロシア軍はウクライナ軍に対する攻撃を始めたが、すぐにゼレンスキー政権はロシア政府と停戦交渉を開始した。それをイギリスとアメリカが止めさせたことは本ブログでも繰り返し書いてきた。

 米英はウクライナを使ってロシアを疲弊させ、あわよくばロシアを屈服させようとしたのだが、思惑は外れた。西側の有力メディアの宣伝とは違い、ウクライナは劣勢になり、欧米諸国はウクライナへの軍事支援をエスカレートさせなければならなくなる。そしてウクライナだけでなくNATOの兵器庫は空になった。こうした状況になっても戦争を継続させようとしている勢力がアメリカやイギリスには存在する。

 今年8月6日、アメリカとロシアが「捕虜交換」をした直後、ウクライナ軍は1万人から3万人の部隊をスーミからロシアのクルスクへ軍事侵攻させた。ドンバスから戦力を割いたほか、アメリカ、イギリス、フランス、ポーランドの特殊部隊、そして各国から集められた傭兵が参加、この作戦を立てたのはイギリス軍だとも言われている。

 その当時、クルスクに配備されていたのは国境警備隊だけ。装甲車両を連ねた部隊に対抗することはできなかった。西側では喝采が贈られていたが、軍事に多少でも興味のある人なら、ロシア軍の反撃で侵攻軍が壊滅的な打撃を受けることは見通せたはずだ。

 実際、ロシア軍は航空兵力に続いて予備兵力も投入、ウクライナ軍を押し返している。ウクライナ軍がクルスクへ送り込んだ貴重な戦闘車両は破壊され、虎の子の部隊では多くの死傷者が出た。ウクライナ側はクルスクを防衛するためにドンバスで戦っている部隊の一部を移動させると考えていたようだが、予備兵力を投入しただけ。その結果、ドンバスでロシア軍の進撃速度が早まった。しかもクルスクではロシア軍の反撃でウクライナ軍は壊滅状態だ。

 ロシア壊滅を目論んで失敗した西側各国は責任をゼレンスキー大統領に押し付けて逃げようとしている。ゼレンスキー政権が崩壊し始めたのはそのためだろう。


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自分なりの手法で真実の情報に近づくことは、未来を確かなものにする一歩です。

2024-09-06 12:47:18 | 日本社会

動画等の紹介です、何かの比較参考に出来る思います。

 言論統制下、少しでも自分なりの手法で真実の情報に近づき、情報に基づいた、例え、ささやかな小さな行動等であっても未来を確かなものに出来る一歩だと思います。このまま言論統制が続づく場合、未来は子供達の夢・希望と言う言葉は消えてしまうでしょう。

 欧米・日本では言論統制が堂々と実施されている現実、素人の自分なりの情報収集では親ロシアになりますが、真実を曲げることは出来ません。私達は今一度、如何に情報が大切であるか子供達の未来のためにも再認識する必要がありそうです。

 

タマホイさんのX紹介です。

日本で報道されない内容ばかりです。

以下動画はユーチューブでは削除され続けた動画です。

 大儀無き戦いに巻き込まれたウクライナ国民、ウクライナ国民は戦いの継続を望んでいません!

 

 

モンゴルのように、世界は真相を知っています!

 一例として、当時、ロシアは子供達への教育、安全等を確保する等のため、ロシアがウクライナ領、ドンバスのロシア系住民の子供達をロシアの林間学校に招待、数週間の合宿経験の教育をICCはウクライナ人をロシアが拉致・・・プーチン大統領を人道犯罪容疑で起訴、ICCの反ロシア策に過ぎず、世界は真相を知っています。プーチン大統領が逮捕されることは無いでしょう。

 ロシアとウクライナの真相は間逆です!ウクライナ側と言うより支配者達が、これまで子供達に何をしてきたか世界は知っています、知らないのは日本人位です。

小さな動画をクリックするとXに移動します、画面を大きくして見ることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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田中宇の国際ニュース解説 (tanakanews.com)さんの記事紹介です。

モンゴルの地政学転換

2024年9月4日   田中 宇

9月3-4日にロシアのプーチン大統領がモンゴルを訪問した。彼の5年ぶりのモンゴル訪問は、2つの意味で世界的に重要だ。一つは、ICC(国際刑事裁判所)の逮捕状をモンゴルが無視したこと。
2つ目は、そこから派生する話として、昨年から米国がモンゴルを露中敵視の国に転換しようとしていたのがどうやら失敗し、モンゴルが再び露中と仲良くしていきそうな流れの開始を、今回の訪問が示したことだ。
Mongolia’s Embrace Of Putin Despite His ICC Warrant Exposes South Africa’s Political Cowardice

ロシア北極圏のヤマル半島のガス田から、天然ガスをモンゴル経由で中国に送るパイプライン「シベリアのちから2」を作る計画がウクライナ開戦前からある。だがモンゴル政府は今年5月、昨年来の対米接近を反映し、このパイプライン建設を自国の経済5か年計画に盛り込まず、建設計画から離脱する動きをした。
Mongolia pulls out, Russia and China can't agree on "Power of Siberia-2"

米国は2022年春のウクライナ開戦後モンゴルに急接近し、それまで露中との経済協力に熱心だったモンゴルを米国の傘下に入れて露中敵視に転換しようとした。モンゴルを「インド太平洋」の中国包囲網に入れる話も進んだ。
2023年夏にはモンゴルからオユンエルデネ首相(ハーバード出)が訪米して露中より米国と仲良くしたいと宣言し、米企業がモンゴルの希土類など資源を開発して米国に輸出する構想も出てきた(中国を経由しないと輸出できないのだが)。
Mongolia wants to get closer to the U.S. without rattling ‘eternal neighbors’ Russia and China

米国が、ロシアと隣接するモンゴルを、ウクライナのようにロシア敵視の国に転換する動きが始まった。ロシアでも昨年からそう警告され出した。モンゴルは今年5月に露中とのパイプライン建設から離脱し、露中敵視への転換が確定したかに見えた。
US using Ukraine playbook in Chinese-Russian neighbor - MP

だが今回の事態を見ると、どうも様子が違う。モンゴルが露中敵視の国になったのなら、プーチンの訪問を歓迎せず「プーチンが来たら逮捕してICCに引き渡す」と示唆するのが良い(昨年の南アフリカのように)。だが、モンゴル政府はプーチン訪問を発表し、ICCや欧州などから「逮捕しろ」と加圧されたのに無視してプーチンを歓迎した。
2023年3月のICC逮捕状作成後、プーチンがICC加盟国を訪問するのは今回のモンゴルが初めてだ。それだけにモンゴル政府の対応が世界的に注目されていた(モンゴル当局が電撃逮捕したら露軍が電撃侵攻してくるし、中露どちらかの上空を経由しないと外国への送致もできないのだが)。
ICC should be wary of acting on Putin's arrest warrant - Medvedev

プーチンに対するICCの逮捕状はとんでもなく稚拙な冤罪だ。ICCは、ロシア政府がウクライナ領だった(分離独立してロシア領に編入された)ドンバスのロシア系(民族的にロシア人)の子供たちを、ロシアの林間学校に招待して1-2週間の合宿を経験させる教育事業を「ウクライナ人をロシアに拉致する人道犯罪」とレッテル貼りして、プーチンを人道犯罪容疑で起訴した。
ICC’s Putin arrest warrant based on State Dept-funded report that debunked itself

ICCのプーチン起訴状には、具体的な「犯罪」の中身が何も書いていない。ICCが立件の際に全面依存したイェール大学の報告書(米国務省が出資した研究の報告)と、その報告書の作成者のウソを暴露したグレイゾーンの記事を見ないと、冤罪構造がわからない。
YaleHRL_Systematic.Reeducation.Transfer

私は最初、ICCプーチン逮捕状の馬鹿さ加減と、その馬鹿を論破せず黙認した上で国際政治劇に仕立てて勝っているプーチンの偽悪戦略について書こうとした。だが、調べているうちに、プーチンが誘発しているモンゴルの地政学的な転換の方が意義深いとわかり、ICC逮捕状の分析を後回しにした(あらためて書く)。
Defendant : Vladimir Vladimirovich Putin
プーチンの偽悪戦略に乗せられた人類

ICC粗製の稚拙な冤罪に世界中が騙されている。この騙しの構図の中で、モンゴル政府はICCや世界(米欧中心の国際社会)の側に立たず、世界から極悪視されているプーチンの側に立った。これは、米国に誘われて露中敵視の方に流れていたモンゴルにとって大転換だ。なぜ転換したのか。
West brands all inconvenient facts as ‘Kremlin propaganda’ - Putin

ウクライナ戦争など、米国が欧州をけしかけてロシアを敵視・徹底制裁する構図は、今後もずっと続く(米大統領選挙前に、トランプが止められないよう、バルト三国とロシア・ベラルーシの戦争になるとか)。
対立構造が長期化するほど、欧州(英欧)は没落し、米国は露中敵視から孤立主義(英国系に牛耳られてきた米国の自立)へと変質していく。米覇権が崩れ、世界は非米的な多極型になっていく。露中が優勢になる。昨年から今年にかけて、その転換が明確になってきた。
この間、最初は米国にそそのかされて露中敵視をやろうとしたモンゴルは、最近のどこかの時点で世界の変化に気づき、再びプーチンと仲良くすることにしたのでないか。
Lithuania's Base Construction Provocative Amid NATO Expansion
Should the US abandon Europe?

きたるべき非米多極型の世界の中心はBRICSだ。今年のBRICSサミットは、持ち回り議長国ロシアのカザンで10月に開かれる。プーチンは、モンゴルのフレルスフ大統領をBRICSサミットに招待した。ロシアと仲良くしてくれる見返りに、今後の世界の中心へどうぞ、というわけだ。最近は、NATO加盟国であるトルコまでがEU加盟を見限ってBRICSに加盟申請している(パレスチナ自治政府も!)。
Turkiye requests BRICS membership
Putin invites Mongolian president to BRICS summit

昨年のBRICSサミットは南アフリカで開いたが、南アはICCに気兼ねしてプーチンの現場出席を断った。その後、南アはICCにそそのかされてイスラエルのネタニヤフ首相をガザ戦争の人道犯罪で訴えた。
よく見るとネタニヤフは、プーチンと逆の方向から、ICCが担ってきた英国系の人権外交戦略による覇権維持策をぶち壊している。ネタニヤフはガザで本物の人道犯罪を犯し続けても、世界から阻止・制裁されずに続けられる状況を作ることで、ICCと英系覇権を破壊している。プーチンは、やってない人道犯罪で世界(米国側)から制裁されても潰れず、むしろ強化され台頭することで、ICC英国系を破壊している。トランプら、米国を乗っ取りつつある孤立主義勢力も覇権破壊屋で、ネタニヤフを助けている。
ガザの次は西岸潰し

ロシア周辺では、かつて反露的だったグルジアやアゼルバイジャンが親露に転換している。モンゴルの転換は不思議でない。パシニャンのアルメニアは、謎の超愚策的に反露を突っ走ったが、これからどうするのか注目だ。
モンゴルのプーチン歓迎に対し、EUは特に怒っている。それには理由がある。モンゴル経由で中国に行くパイプラインで送られるのはロシアのヤマル半島の天然ガスだが、そのガスはこれまで欧州に送られていた。欧州のガスを中国に取られる形になるので、EUが怒っている(両方に送れる量を出せるが)。
Here’s why Putin’s latest trip is so important for the emerging world order
Armenia ready for strategic partnership with US - PM

ウクライナ開戦以来、プーチンは、ロシアを欧州に向いた国から、ユーラシアに向いた国に転換しようとしている。だから、ユーラシアの真ん中にあるモンゴルの取り込みに積極的だ。
ヤマル半島から中国へのパイプラインは、モンゴルを通らず、カザフスタン経由で建設することもできる。カザフ政府は自国を通すことに乗り気だ。だが、プーチンはモンゴル経由にこだわっている。
「シベリアのちから2」の計画で、モンゴルのパイプライン敷設・管理はロシアのガスプロムが担当する。担当をロシアでなく中国企業(CNPC)にしておけば、米国から敵視・妨害されずにすんだかもしれない。
Power of Siberia 2 to close deal - or re-route?

だが露中は、たぶん話し合って意図的にそうしなかった。米国から制裁されていない中国勢がモンゴルを担当すれば、米国との対立は回避できるが、逆に、モンゴルなどユーラシア内部から米国勢を追い出すこともできなくなる。
ロシアだけでなく中国も、ウクライナ開戦後、米国(米英欧)をユーラシア内部から追い出すことが必要と考えるようになった。モンゴルのパイプライン敷設をガスプロムが担当することで、米国からの制裁・妨害を誘発し、それを乗り越える過程で、露中はモンゴルから米国の影響力を排除していける。これは露中共同のユーラシア非米化の意図的な策だろう。
米覇権潰しを宣言した中露

「シベリアのちから2」計画をめぐっては、露中間のガス価格の交渉が頓挫している(中国提案の価格が安すぎる)とか、中国がロシアからでなくトルクメニスタンからガスを買うから計画破綻だとか、いろいろ言われている。そうかもしれないが半面、頓挫は悪いことでない。これから時間がたつほど、温暖化人為説のインチキが露呈して、世界的にやっぱり石油ガスだという話になる。中国は、ロシアとトルクメニスタンの両方からガスを輸入しても、国内消費量の一部にしかならない。
Putin arrives in Mongolia, key link in planned gas pipeline to China

プーチンはモンゴル訪問後、ウラジオストクで開かれる東方経済フォーラムに出席する。彼は毎年、この会合に出ている。10月のBRICSサミットは、シベリア鉄道の街カザンで開かれる。これらも、ロシアの中心を、モスクワやサンクトといった欧州部から、ユーラシア方向に移そうとする策だ。
ロシアは近年、北朝鮮のテコ入れにも積極的だ。北朝鮮はロシアのおかげで国家崩壊しない安全保障を得た。あとはトランプが返り咲いて金正恩と再会し、朝鮮半島の緊張をほぐして在韓米軍の撤退を決めるのを待つだけだ(笑、いやひょっとすると本当に)。
Eastern Economic Forum Signals Russia’s Long Game ‘Strategy of Orienting Toward the Orient’
非米側の防人になった北朝鮮

 


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The Democratic administration in the United States is causing the United States to decline.

2024-09-06 11:45:27 | English diary

The Democratic administration in the United States is causing the United States to decline.

 

This is a useful video introduction.

 I think that the Democratic Party of the United States is moving in a direction that is different from the will of the American people, which is globalization. Unlike the Democratic administration in the United States, much of the world values ​​culture, ethnicity, history, and family, and the world is angry that these are being ignored. The original United States was full of the American Dream. If Trump does not become president again, the original United States will never return. Many conscientious and sensible Japanese people are disappointed. It seems that it is difficult for the world and Japan to return to the free era of a few years ago, but I think that the world's democracy and freedom of speech are entrusted to Trump, President Putin, and Elon Musk. Looking at social media, it seems that there is a lot of expectation for these three people around the world.

On the other hand, the United States, the United Kingdom, and Japan are destroying democracy and freedom of speech, while on the other hand, there is the unreasonableness of refusing to accept the defeat of Ukraine (NATO) in order to defend hegemony as in the past, Russia is fighting under an unshakable cause even at this moment, and the people of Ukraine, who were brought into a fight without a cause, are both dying. Ukraine (NATO) is carrying out foolish tactics that would be unthinkable in Sun Tzu's Art of War, and has escalated further into a situation where maintaining hegemony is no longer an option, and recently the Ukrainian government has begun to shift the blame within its ranks. I believe there is a possibility that they will try to lead the country into a world war or nuclear war by using their usual trap-based confrontation tactics, terrorist attacks, and staged acts. These are the tactics they are best at, and history has clearly shown this. I believe the world is currently in a state of chaos, with no idea what they will do. First of all, I think it is important for Ukraine (NATO) to sit down at the ceasefire table as soon as possible. Ideally, Japan should strongly support a ceasefire, but...

In Ukraine and the Middle East, the US is not adhering to Sun Tzu's Art of War. I believe this is the reason why it is losing. Russia, Iran, and others are adhering to Sun Tzu's Art of War and have been victorious in tactics and strategy in many situations. The world is already turning into BRICS. The US should understand that the interests of the American people are being greatly damaged by the Democratic 

partyadministration.

The whole world admires the United States, and many countries have dreamed of and striven for a democracy, freedom, and prosperous life like that of the United States. I have been to the United States many times and learned a lot, but I still have a lot to learn. Democracy, freedom, and prosperity have disappeared under the Democratic administration in the United States, and I think the United States is in danger of collapse. It's truly unfortunate. I believe that Trump and Kendi are the ones who can rebuild the United States now, because they both love the United States and the American people with all their hearts. I hope they will win the presidential election in November and make the United States great again.
 
 
 

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