大相撲の秋場所は、初日から３横綱が休場するとのことである。
鶴竜は、不本意な成績の場合、引退勧告もある状況で、万全の状態で出場したいであろう。
一方、人気のある稀勢の里の場合、すぐに、引退勧告とはならないにしても、かなり追い込まれた状態になる。
横綱昇進が、２場所連続優勝の基準を満たしておらず、このまま引退することになれば、批判を浴びるだろう。
もし、大関のままだったら、平幕に陥落である。
白鵬の休場は残念だが、年齢と負けられない立場を考えれば、やむ得ないだろう。
相撲に怪我は付き物だが、昔は、土俵上のケガには、公傷制度があった。
治りきらないまま出場するので、悪化させるケースが多いようだ。
稀勢の里のケガは、横綱昇進による気の緩み、お祝い行事続きによる稽古不足が影響しているような気がする。
これだけ、休場力士が多くなれば、相撲協会も検討の必要がありそうだ。