想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

東電はつぶすべきだった : 東電の事故報告書

2012-06-21 16:31:03 | 社会・経済

 

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東電が事故報告書を発表した。

 

裁判を控えているので、責任を認めないだろうとある程度予測されたが、横暴な態度とともに、その内容にはあきれるばかりだ。

 

これが東電の体質そのもので、このような企業が今後原発を管理・運転することはとてもリスクがあることを示している。

 

電気料金の値上げに際して、社員の給与を上げる前提で必要経費を試算し、相変わらず身内を優先する考え方は以前と何ら変化していない。

 

それにもまして、事故責任で退任した取締役が関係会社に天下りして、のうのうとしている神経だ。

 

一度、倒産させて、新会社に新しい条件で再雇用していれば、給与水準は大幅に下がり、労務費の負担は大幅に減少し、年金ついても、現在のような高水準を維持することは無理であっただろう。

 

電力は現在の社会には必要不可欠であるが、彼らは、東電という会社を世の中が必要としていると感違いしているようである。

 

銀行、株主がもっと責任を負うべきとの議論があるが、株主は株価が下がり、ほとんど無価値になり、充分に責任を負わされている。

 

個人株主の多くは、資産株として、安定配当を期待して長年保有している株主であり、配当がなく、元本もなくなれば、大きな痛手である。

 

AIJ問題で、失われた年金を税金で補填する案が検討されているとのことであるが、特定の損失のみ救うのはバランスを欠く。

 

来週は、東電の株主総会が開催されるが、果たしてどうなるのだろう。

 


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