ビリー・エクスタイン・ミーツ・ベイシー
(唄) ビリー・エクスタイン と カウント・ベイシー楽団
今年の春は、「アラブの春」と呼ばれる民主化の暴動が各地で起こり、世界を揺るがしたが、現在は、アメリカ各地でデモが行われている。ヨーロッパから、ついにアメリカまで渡ってきた。
発端はウオール街の暴動であるが、賛同者は多い。
若者の失業率が高く、将来への希望が持てないだけに、やり場のない怒りとなるのだろう。
リーマン・ショックで国民が苦難を強いられているにもかかわらず、税金を投入して救われたウオール街の連中は、高額の報酬をむさぼっているのだから、一般市民の怒りは当然といえる。
1%の人間が、20%?の富を支配すると云うのは、いくらなんでも行き過ぎであろう。
アメリカでは確実に貧困層が増えているが、日本も他人事とは言えない。
年収200万円以下の若者が増え、将来への希望もないとなれば、日本の貧富の差は、アメリカ程ではないとしても、いつ、暴動が起こってもおかしくない。
ムーディーズが、日本国債の格付けを引き下げた際、イタリア国債より下とは思えないと書いたが、やはり、日本以下に引き下げた。EUの通貨不安はしばらく続くであろう。
日本はこれから最も良い季節になる。皆が秋の自然を満喫できるよう願うばかりだ。
ミスターBと呼ばれる、ビリー・エクスタインは、歌手ばかりでなく、オーケストラを組織し、多くの有名プレイヤー、歌手が巣立って行っている。
このレコードでは、カウント・ベイシー楽団をバックに、歌いまくっている。
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