NHKの「3か月でマスターする数学」という番組を見ているが、とても面白い。
第9回目は、「確率」を取り上げていた。
私は小学生のころから、算数、数学は好きで、得意科目であった。
中学に入ると、さっそく「岩切の代数」に取り組んだ。
高校で、微分、積分、確率、順列、組み合わせ等を学んだが、すっかり忘れてしまった。
大学の入学試験に、文科系であったが、理科、数学各2科目が必要であり、高校では理科コースに入っていた。
確率は日常生活でも、なんとなく判断に活用しているが、直観とは随分異なることを気づかされた。
面白かったのは、相撲の巴戦での勝利の確率である。
籤のA,B,CでAとBが対戦し、勝ったAが控えのCと対戦する。
Aは既に1勝しており、Cに勝てば優勝が決まるので気合が入る。
CはAに勝てば、次はAに負けているBで、これも同様であろう。
BはCに勝っても、巴戦のやり直しである。
ところが、確率論では、Cの優勝の確率はA,Bにやや劣るのには驚いた。
数学は面白い。