想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

一流監督の仲間入り

2019-09-07 10:12:58 | 映画

ヴェネチア国際映画祭のオープニング作品に、是枝監督の「真実」が選ばれたそうだ。日本映画界の巨匠と言えば、まず、黒澤監督の名が挙がるが、現在、海外で是枝監督の評価はとても高いようである。
黒澤監督の場合、撮影、脚本他、いわゆる黒澤一家と呼ばれる優能な人たちの存在があった。
彼の作品の「万引き家族」は、パルムドール賞を獲得しなければ、見なかったかもしれない。
テーマが、世界にも共通するものであり、理解されやすかったのだろう。
私は、見ていて、しばらく同居家族の人間関係が良くわからなかった。
これだけの家族で、近所との関係がないのは多少不自然だが、現在の日本には、意外に似たような状況があるのかもしれない。
最初に撮影されたシーンは、家族での海の幸せな場面だったそうだが、脚本が監督自身なので撮影を進めながら、作品が作られていったのだろうか。
ラスト・シーンの少女の表情は、中学時代に見た「禁じられた遊び」の子役、ブリジット・フォッセーが「ミッシェル」と呼び泣くシーンを思い出した。
他の作品も見てみよう。

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