想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

ベートーベン ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 (PHILIPS SFX-7513)

2010-11-28 10:19:31 | インポート

ヨーゼフ・シゲティ (ヴァイオリン)

アンタール・ドラティ指揮 ロンドン交響楽団

Cimg2165

チャイコフスキー、メンデルスゾーンと3大ヴァイオリン・コンチェルトと呼ばれているが、私は、断然、ベートーベンのコンチェルトが好きである。

この曲を初めて聴いたのは、高校時代で、受験勉強の気分転換に、手回しの蓄音機で、SP盤を何枚も替えながら聴いた。ヴァイオリンはハイフェッツで、トスカニーニ指揮のNBC交響楽団の演奏によるものである。レコードの保有数が少なかったので、何度も聴いた。

小学校の頃、昭和20年代、まだ外国からの演奏家の来日は珍しく、メニューインやコルトーの来日が大きなニュースになった。ラジオで聴いたメニューインのヴァイオリンの何とも言えない甘い音色が記憶に残っている。

ベートーベンのヴァイオリン・コンチェルトは、オイストラフ、シェリング、スターン他数多くのレコードが発売されており、どれを買うか、随分迷った。当時は、現在のように視聴してから購入するわけにもゆかず、名曲喫茶で聴くにしても、長時間なので、いろいろ聴くことはできない。決め手になったのは、カデンツアの楽譜がついていたからかもしれない。

Cimg2389


最新の画像もっと見る

コメントを投稿