円買い介入は１０兆円の価値があるか？

５月の円安防止のための介入額が約１０兆円であることが発表された。
日米の金利差が歴然としている中での円買い介入は一時しのぎにしか過ぎないとの指摘があったが、その通りのようである。
円安による国民の生活負担は増大しており、効果の計算は難しいが、もし、１０兆円を国民の生活支援に回したらどうなるのだろうと想像したくなる。
賃上げはあったものの、実質賃金の低下は続いており、国民生活は苦しくなるばかりだ。
議員は脱税をし、人口は減っているのに、無用な議員数は一向に減らない。
枕草子ではないが、「この世に不用なもの、議員という職業」というところか。
折角の定額減税も色あせてしまった。
政権の無能さばかりが目に付くこの頃である。