マシュー・ボーンの白鳥の湖の公演は大変な評判になり、機会があれば見てみたいと思っていた。
「白鳥の湖」は最も人気のあるバレエ・プログラムの一つで、オーストラリア・バレエ団の公演はとてもユニークな演出だったのを覚えている。
映画のリメークでは、黒澤明監督の「七人の侍」をリメークした「荒野の七人」が有名で、それなりに楽しめる作品になっていた。
昨年の初めのロンドン公演が放映されたので観る機会に恵まれた。
「白鳥の湖」との題がついているが、全く別の作品と考えた方がよさそうだ。
驚きは、チャイコフスキーの音楽と違和感がないことだ。
逆の見方をすれば、チャイコフスキーのバレエ音楽が素晴らしいということなのだろう。