想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

棘のある霞ヶ関人事

2017-07-06 15:29:38 | 政治

霞ヶ関の人事の季節になり、トップの人事異動が発表された。
特に関心がもたれたのが、佐川理財局長の動向であったが、予想通り?次官待遇の国税庁長官に昇進した。
財務省は、官房長から主計局長、次官のルートがあり、普通であれば、前任の迫田がそうであるように、理財局長から国税庁長官というのはおかしくはない。
ただ、迫田が57で、佐川は59であるから、勇退してもおかしくはない年である。
1年でも、国税庁長官をやれば、箔がついて、退職後は、社外監査役のポストが待っており、生涯、年収2000万円が約束されるポストである。
森友問題で、安倍の防波堤を見事にこなした論功であると見られても仕方がない。
本来なら、証人喚問すべきであったが、見事に逃げ切った。
国税庁長官は、脱税の査察権を持っているので、これからは、怖いのは検察だけになる。
反省するどころか、見せつけ人事といえるものが多々あるようだ。