想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

第5回電聖戦に見る進歩

2017-07-13 11:56:46 | 囲碁

コンピューター対人間の対戦は、第1回の電聖戦から見続けている。
年々強くなってきてはいたが、この1年の進歩は大変なものである。
この大会は、コンピューター・ソフト同士の対戦で、優勝と準優勝チームが、プロと対戦する権利を得る。
従って、その時点での最強のソフトとの対戦となるが、今回初めて、プロと互い先で対戦することになった。
初出場の中国のソフト「絶芸」が優勝し、お馴染みの「Deep Zen Go」の二つが、グロービス杯U―20で3位に入賞した若手ホープの一力七段と対戦した。
絶芸との碁は、非常に面白く、大熱戦となったが、囲碁ソフトが勝った。
「Deep Zen Go」の開発者の加藤氏の棋力は、アマ5段クラスとのことなので、年々の進歩は理解できるが、「絶芸」の開発者は、囲碁を知らないというから驚きである。
大局観でコンピューターのほうが優れているといわれるのは残念だ。