セ・リーグは、広島の独走状態で、早くもペナント・レースの興味は失われた。
巨人が交流戦での予想外の連敗で、優勝戦線から脱落する一方、阪神は交流戦を勝ち越して健闘していたが、ここへ来て８連敗し、ジリ貧状態になってきた。
ここまで、予想以上の健闘をしてきたというべきであるが、ズルズル生きそうな雰囲気である。
デスパイネ、レアード、メヒア、ゲレーロ、エルドレッドと各チーム共に、ホームラン・バッターを獲得しているが、阪神にはおらず、前から指摘したところだ。
今年獲得したキャンベルが使えないと判断した時点で、すぐにでも新外人の獲得に動くべきだが、やっとロジャースと言う選手を獲得することになったようだ。
しかし、使えるのは球宴明けというからいかにも遅すぎる。
しかも、また、中距離バッターというから、フロントのセンスが疑われる。
糸井は３０－３０を狙える好選手と思っていたが、やや期待はずれだ。
パ・リーグは、楽天とソフトバンクが最後まで優勝争いを展開しそうだが、セ・リーグの灯を消して欲しくない。