このところ、囲碁のトップ棋士とAI囲碁の対戦が企画されているが、残念ながら、完敗である。
イ・セドル九段に続いて、現在、世界No1といわれているカ・ケツ九段とアルファ碁の3番勝負が行われ、棋譜解説を見た。
棋士のほうも、いろいろと研究して、対戦したようであるが、結果は3連敗であった。
アルファ碁の場合、序盤の30手ぐらいで、優位を築くことが多いようで、第3局は、素人目にも、中盤でとても勝てそうにない形勢となった。
今まで、人間があまり打たなかった手で、良くないとされてきた手が、後半になって生きてくるあたりは、驚きである。
残念なのは、人間との対戦は、これを最後にするということのようである。
私も、囲碁サークルでの対戦で、AIの打った手を試してみたいと思っている。