今年は本当に予想が当たらなかった。
まず、英国のEU離脱の国民投票である。
報道でしか判らないので仕方ないが、まさか離脱派が勝つとは思わなかった。
自分にとって都合の良い期待に判断が惑わされる良い例なのだろう。
続いては、アメリカ大統領選である。
トランプが、まさかの共和党の大統領候補になり、クリントンに勝利して大統領になってしまった。
国内では、改憲派議員が、衆参両院で3分の2の多数を得ることになった。
現内閣での改憲は、軍国化へのリスクがあるだけに、投票にバランス感覚が現れるのではないかと思ったが、これも期待でしかなかった。
今年は、少しは景気も良くなるかと期待したが、株価も結局昨年末をわずかに上回る同レベルで終わった。
来年は、欧州での選挙、トランプの政策、米・中・ロの関係、シリアからみの問題等、予測のつきにくい問題ばかりなので、先入観を持たないほうが良さそうだ。