重要法案を成立させるため国会の日程延長を決めたが、審議は充分に尽くされていないようだ。
特に、ＴＰＰについては、充分に審議できる猶予が取れる情況になったので、国民や関係者にメリット、デメリットが充分に理解されるよう審議する姿勢が求められる。
国会日程が窮屈な中で、突如、「カジノ法案」を強行採決しようという動きが出ている。
国民の間で賛否が分かれ、充分な情報の開示がないままで、どさくさに成立させようという自民党の動きには注意せねばならない。
このところの審議を見ていると、多数の傲慢さが度々見受けられる。
いろいろ知られると不味い点が明らかになるので、その前に、強行成立させてしまおうという姿勢がうかがえる。
安保法制のように、成立させてしまえば、後は何とかなるという考えであろう。
韓国では、連日デモが行われているが、日本とはだいぶ国民性が違うようだ。
どの議員が利権とつながっているのか、よく見ておく必要があるだろう。