想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

組み手争いに終始する柔道

2016-08-14 09:07:23 | スポーツ

柔道男子は、すべての階級でメダルを獲得するという近年にない成績だった。
気になる試合を選んで時々見たが、参加国が随分増え、国際化したものだ。
しかし、残念ながら、試合内容はあまり面白くなかった。
どの選手もメダルを持って帰りたい気持ちはわかるが、こんな試合ばかりになれば、ルールの改正が必要かもしれない。
その典型は、頂点の100kg超級の決勝戦で、お互いが組み手争いに終始し、柔道らしい闘いはほとんどなく、指導で勝負が決するという結果である。
とてもナンバー1を決める試合とはいえない内容であった。
全般的に、ポイントでリードすると、偽装攻撃で時間を稼いで逃げ切るパターンが目立ったが、準々決勝以上は、指導の1ポイント差だけの場合、時間無制限の勝負にすれば、もう少し、積極的なゲームになるのではないだろうか。
これでは、柔道人気も衰退するのではと気になる。