想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

「アルファ碁」の対局内容を振り返る

2016-08-04 17:55:14 | 囲碁

人工知能ディープマインドの「アルファ碁」が、囲碁界第一人者のイ・セドル九段と対戦して勝利したことは、囲碁界だけでなく世界中を驚かせた。
しかし、碁の内容については、充分に判らなかったが、「囲碁、将棋チャンネル」で、すべての対局が、王銘苑九段の解説で放送されている。
対局前から、かなり実力は上がっているとの評判だったが、まさかイ・セドル九段に勝つとは思わなかった。
解説を聞きながら、対局内容を振り返ると、とても強いことが良くわかった。
1,2,3局とも、序盤からリードしての逃げ切りで、多少の疑問手があるものの、優勢のまま勝ちきっている。
一旦優勢になると、終局から逆算して勝つ手を打たれたのではどうしようもない。
第4局で、イ・セドル九段が一矢を報いたときは大騒ぎであったが、イ・セドル九段は満足していなかったらしい。
さすがのコンピューターも過去のデータにない手を打たれて困ったようだ。
多くのプロが、アルファ碁が打った手を対局で試しているそうだ。
次に対戦するとき、どこまで進歩しているのだろう。