リオ・オリンピック陸上の最大の番狂わせに世界中が驚いたことだろう。
４人のメンバーに、９秒台の選手がおらず、１００ｍのファイナリストもいないチームが銀メダルである。
最も、リレーは、バトン・パスの上手さで逆転のチャンスがあることは、過去の大会でも実証されている。
メンバーのタイムを見ると、ジャマイカのトップは別に、アメリカ、カナダ、トリニダード・ドバゴ等に見劣りし、メダルは厳しいかと思われた。
ただ、アメリカは過去にもバトン・ミスで何度も失格しており、チャンスはある。
見事なレースだった。
これで、ボルトは、３種目、３連覇の前人未到の記録の達成である。
ボルトに始まり、ボルトに終わった大会になった。
一方、女子は、１コースの不利を跳ね除けて、アメリカがジャマイカに勝ち、意地を見せた。
１６００ｍリレーが残っているが、リレーは興奮させる。