想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

THE BE BOP ERA  (Victor VRA-5009)

2012-01-07 11:25:12 | 音楽

ビ・バップ・エラ  モダン・ジャズの夜明け

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オペラ・シティへ、「ウインナ・ワルツ・オーケストラ」のコンサートを聴きに出かけた。

新春には、ウイーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートにならって、いろいろなウインナ・ワルツのコンサートが催されている。

このコンサートは、以前にも聴きに行ったことがあるが、とても楽しいコンサートであったので、このコンサートを選んだ。

ウインナ・ワルツだけでなく、バレエ、オペラのアリア、ハープとチェロの二重奏と多彩で、新春にふさわしい華やかさで、アンコールでは、「カンカン」も飛び出す大サービスで、実に楽しいコンサートであった。

ただ、「美しく青きドナウ」「雷鳴と電光」「南国のバラ」といった、ウイーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートでおなじみの曲が演奏されたが、聴き比べると、ウイーン・フィルの伝統の音色というのは、さすがと感心させられた。

今年はドビッシーの生誕150年、画家のクリムトも生誕150年、どんな催しがあるのだろう。

いろいろなところで、今年の見通しが取り上げられている。

去年がひどかったので、期待を込めて、年後半には、光が差すとの経済見通しが多いが、客観的に見ると、甘い見通しは立てにくいのが、実体である。

ここ2,3年、おみくじを引いていないのだが、気まぐれに、引いてみると、「大吉」であった。「大吉」は、あまり引いた記憶がないが、中身をよく読んでみると、喜べるほどのことはない。当然のことだが、自分の前向きな気持ちが大事ということらしい。

昨年は、検診と歯科以外、病院へ行っていない。薬は薬局で買い求めたが、特に、常用薬はない。

これだけで、充分満足すべきなのだろう。今年も1年、病院へ行かないことを目標にしよう。

1940年代に入り、それまでのジャズとは、リズム、メロディ、ハーモニーの3要素に亘って、革新的なジャズが生まれ、ビ・バップと呼ばれた。今日のアルバムには、1946~49年におけるバップ後期の傑作が収められている。

新しい時代を期待して、このレコードを選んだ。