折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

「梅雨入りしたとみられる」そうです。

2009年06月09日 23時18分50秒 | 芒種
                  □ 紫陽花もぼちぼち。。。

◇ 天気予報は確率とわかっていても、公的に「逃げ場」のある責任のない世界?
  最初から「姑息」とも取られかねない「梅雨入りしたとみられる」なんて…。
  予報が100%当たると思いませんし、梅雨入りって済んだ事実の一表現では?
  「梅雨」って、この季節の「日本付近の気圧配置」のことのはずでしょう。

     
      □ 庭の紫陽花は、あくまでもゆっくりと色づいています。

◇ どこまでも灰色は空だけで十分、予報・宣言の類いに灰色は一掃して下さい。
  「梅雨前線に伴う雨がご覧のように降って、いま六月だから梅雨入りです」
  気象予報士の山本志織さんが言わずとも、万人が納得されるでしょう。
  表現の「正確性」を期すと逃げ腰に見える、気象学って不思議な「科学」です。

     
   □ メドウセージ、てっぺんの濃い部分は、雛鳥のくちばしのよう…。 

     
                  □ ………。

◇ こんな些細なことを「言いたくもなる」私もなんですが、トシのせいかも。
  往生際が悪い、口を開けば言い訳ばかり、自分に優しく他人に厳しい…嫌い。
  そういう性分なので、天気予報・気象情報も「言い訳」めいたのはどうも…。
  くどいのも大嫌いですので、これくらいで切り上げましょう。

     
      □ アイスバーグ(Iceberg/F/1958/R.Kordes/Germany)
             さしもの勢いもそろそろお仕舞い。
           この際、ウドンコ病は「愛嬌」ということで。

     
                □ レディ・ヒリンドン
      (Lady Hillingdon/T/1910/Lowe & Showyer/England)
         この時季、あっという間の開花、二番花です。

     
                □ クレア・オースチン
          (Clair Austin/S/2007/D.Austin/England)
             しばらくじっと見入ってしまいます。

◇ まあ、つぶやきながらも、一度切りの今年のこの時季のバラを楽しみます。
  考えてみれば、バラの返り咲き性、これほど貴いものはありません。
  一方で一季咲きのバラ、映画「みじかくも美しく燃え」の儚さ、美の極致です。
  どこまでもバラに憧れるのなら、自分なりに感性を磨く必要がありそうです。

     
                               2009年6月8日
    □ マリア・カラス (Maria Callas/HT/1965/Meilland/France)

     
                               2009年6月9日
          □ ふくよかな「半剣弁高芯咲き」だそうです。
コメント (2)
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