折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ、雨上がりの土曜日の風に。

2009年06月06日 22時28分19秒 | 芒種
                  □ クレア・オースチン
            (Clair Austin/S/2007/D.Austin/England)
             クリーム色がかって、エレガントなバラ。
               魅力あふれる「好み」の花です。

◇ 金曜日の午後から雨は上がり、今日は晴れて気温も上がりました(27℃)。
  日陰では、強い風が半袖の腕にに冷たく感じるような、六月最初の週末です。
  庭のバラはほとんど一番花が終り、少しずつ二番花の登場といったところ。
  陽気で華やかな一番花のパレードの後、静かで落ち着いた二番花を待ちます。

     
                           (2009年6月5日夕方)
          □ 一番花、それも初咲き、昨日雨の中を。

     
          □ もう一輪、明日の朝に支柱を立てます。

◇ 「静かで落ち着いた」というのは、一番花を楽しんだ後の気持ちの余裕。
  二番花は二番花で、それなりに華やかさも兼ね備えているのは当然です。
  それでも六月の二番花は、季節を映してか、静かに悠然と咲き始めます。
  一番二番は、同系色の花の品種の違い程ではないだけに、味わいがあります。

     
                 □ ドミニク・ロワゾー
         (Dominiqu Loiseau/S/2003/Delbard/France)
           かすかにピンク色した花びらの白いバラ。
           しべの黄色が愛らしくて、大好きです。

     
                           (2009年6月5日夕方)
             □ フローランス・ドゥラートル
        (Florence Delattre/S/1997/Guillot/France)
           うちの庭では、格調さえ感じるバラ。
          長く楽しめた一番花も、これでお仕舞い。

     
      □ 大鉢にクレマチスと寄せ植えの紫陽花、爽やかです。

◇ バラの大方の一番花が、思い返せばあっという間に過ぎ去ったようです。
  この一月から二月の上旬にかけて、植え付け、植え替え、寒肥え遣り…。
  それぞれのバラに期待、夢、憧れ…すべてのバラに花咲いてほしい。
  すべてのバラが咲いたわけではありませんが、期待どおりの一番花でした。

     
                           (2009年6月5日夕方)
                □ ジャック・カルティエ
       (Jacques Cartier/P/1868/Moreau-Robert/France)       
         「押しくらまんじゅう咲き」…と言う訳ありません。
          咲き方もポートランド系オールド・ローズの魅力。
            上品な香りは、庭で一、二を争います。

     
               □ ワイルド・エドリック
          (Wild Edric/S/2006/D.Austin/England)
           マゼンタ・ピンクの花は、早くも二番花。
            蕾の間に、若干雨に傷んだようです。

◇ そして早いものは二番花を付ける季節に、ようやく遅れてきた一番花。
  待ち望んだ期待のバラ、花が遅すぎて心配したバラ、それぞれに思いを重ねて。
  やや疲れ気味の身体に一番の薬、時節のバラの花がリズムを作ってくれます。
  明日は日曜日、いつもの液肥を施す午後、合わせてゆったりと花殻摘みも…。

     
                 □ マリア・カラス
         (Maria Callas/HT/1965/Meilland/France)
               理由がよくわかりませんが、
                 ようやく一番花の蕾。

     
      □ 向こうは、庭で一番勢いのあるバラ「ノック・アウト」

     
          □ 紫陽花「夢花火」 季節を彩ります。
             山野草の達人にいただきました。
  
コメント (4)
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