折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

庭の今昔つぶやき物語

2007年05月30日 23時51分48秒 | 小満
               □ ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)

◇ 長いお話というよりつぶやきですので、適当にどうぞ。
  本文と画像はまったく合致していません。

     
                 □ ハクチョウソウ

◇ うちの庭(と言っても、猫の額に毛の生えたようなもの)も、
  南側と東側はずいぶん変わってきました。
  やはり、薔薇の株鉢が増えたこと、そしてミニでも、
  チビまるこでも花壇を二つ造った影響が大きいようです。
  これまではプランターやポーチポットにハンギングがほとんどでした。

     

     

     

◇ 地植えは、水仙と百合が主で(百合は勝手に猛威を振って広がりました)、
  あとは鉢から移植したジャスミンと、鉢をブチ破って大木になったローズマリーくらい。
  水仙と百合は、毎年北側の日当たりの良くないところばかりに植えました。
  私のことですから、当然何を植えたかすぐに忘れてしまうのでした。

     

◇ カサブランカも好きで植えていました。
  高校生に上がったばかりの娘が、カサブランカの成長する様を見て、
  大好きな「とうもろこし」だと勘違いして、早く黄色い実が成らないかなあと、
  首を長くして待っていました。

          

◇ そしたら、どでかい真っ白い花が咲いたので、
  きれいなんだけど「とうもろこし」じゃなかったと知って、
  ホントにがっかりした表情をしたのを、昨日のことのように覚えています。

     

◇ プランターは、秋植え球根のチューリップ、パンジー・ビオラくらい。
  ポーチポットなら、パンジー・ビオラか、春植えの「ほふく性」のペチュニア
  (サフィニア・エミネニア・ドレスアップ・ミリオンベル等々)
  ばかり楽しんでいました。

     

     

◇ ハンギングも鉢植えも、だいたいプランターと中身はいっしょでした。
  毎日水遣りは欠かさない程度で、あとはあまり肥料等使った憶えがありません。
  ああ、そうだ、夏は朝顔を楽しんでいたのでした。
  冬は定番のシクラメン。
  これはいつもあまりうまくいきません。

     

◇ 室内では、これは家内の守備範囲ですが、ずっとずっと昔からスパティフィラム。

           

  それから、天井まで届くドラセナとベンジャミン、パカラがよく登りました。

           

◇ スパティフィラムは25年もの、ベンジャミンが20年もの、
  ドラセナが15年ものという古株でばかりです。
  ドラセナは去年とおととしだけ、甘ったるい香りの
  淡いクリーム色の花を咲かせました。

     

◇ そんな私のどちらかと言えば、庭に対する「自由放任主義」が一変したのが、
  一つは一昨年の秋の薔薇との出会いでした。
  それもイングリッシュ・ローズ(William Shakespeare 2000)を
  最初に見たものですから、その衝撃が大きくて、
  いわゆる「追っかけ」になったようなものです。

     
            □ ジュード・ジ・オブスキュア(ER)

     
          □ ウィンチェスター・キャシードラル(ER)

◇ そのうちに四国に住んでいた頃の家の薔薇を思い出して、
  オールド・ローズにも興味を持ちました。

     
          □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)

◇ 当然ですね、「アルバ・セミプレナ」や「ロサ・ケンティフォーリア」に
  ずっと憧れていて、薔薇と言っても名前はそれしか知らないで、
  これらがオールド・ローズのカテゴリーに入るって知ったのが、
  その一昨年の秋頃ですから・・・無知。

     

     

     □ 子供たちの小学校入学祝いに学校からいただいたつつじ
      (上)息子 1986年 (下)娘 1991年 どちらも今日の夕方

◇ 薔薇も一株だけはありました。
  でも朽ちたプラポット(10号くらい)に、
  名も知らぬ、燃えるようなオレンジ色の品種。
  イングリッシュ・ローズの大苗をいくつか揃えて植付けするときに、
  その昔からの一株も植え替えました。
  何度も言ってますが、クリスマス・シーズンに必ず花をつける
  「クリスマス・ローズ」です。
  本当の名前はまだわかっていません。

     

◇ もう一つの出会いは、やはりブログでの実に様々な方々との
  花を介したコミュニケーションです。

              

     

◇ 他人が育てられている花々を見ては、
  第一印象で直感的に気に入ったらすぐに園芸店に走っていました。
  ジューンベリーやクリスマス・ローズがその最たるものです。

     
          □ ジューンベリーの赤い実がふた~ぁつ

     

◇ 園芸店に走ると当然のことながら、目からうろこ!
  白と淡い色の大好きな私には、
  文字どおり幸せの花園が広がっているのでした。
  値札だけは余計ですが・・・。

     

◇ それからは、去年の1月からのブログのとおり、
  新しい苗を次々と買い求めたり、花が咲いては喜んで、
  縦から横から斜めから、写真を撮ってはベッタベッタと貼り付けてみたり、
  他人の詩や俳句は載せるは、和歌は歌わなくとも、歌は歌うは、
  あげくの果ては本人もわからないダジャレで・・・みんなはシラー・シベリカ。

   

     

◇ そうこうしているうちに、鉢やポーチポットやプランターでは
  どうにも限界になりまして、花壇を造ることを思いついたのです。
  もっとも一番の理由は、あっちこっちに鉢やプランターが
  ゴロゴロしているのに我慢ができなくなったのです。

     

           

     
          □ ミニ花壇№2とその後ろ(北側)のローズマリー

◇ つまり、好きな花をできるだけその習性と、季節感や景観を合わせて
  楽しんでみたいなあと思ったということです。
  思ったところで知れているのですが、
  今までその存在すら知らなかった花にめぐり合えたこと、
  それがまだまだ続いて行くであろうということが、
  これからの私にきっと心の安らぎを与えてくれるでしょう。

             

     

◇ そして、もっと大切なことは、このブログで知り合えたお友達と
  花の話題を中心にいくらでもおしゃべりをできること、
  その花をお互いに愛でること、
  そのことで話題が広がること、
  そんな話のキャッチボールができること…。

     

◇ つまりは名前も顔も知らないのに、
  お互いの心の琴線に触れられることが、
  日々の生活に少なからず潤いを与えられていることに気づきます。

     

◇ プラス、私には何より、みなさんの花の咲かせ方や組み合わせ方、
  庭のレイアウトやあんなこんなのエトセトラ・・・で、
  模範とすることがとても多いということです。

     

◇ これほど若くても?男性でしかもおっさんがやることだから、
  無粋ですし、美的感覚にホンマに疎いので、
  なかなか個別にも全体的にまとまっても、ちっとも美しくできないんです。

           

◇ まずモノマネから始めよ。
  何でもそうですね。
  自分の気に入ったことを真似ることも大事なことかもしれません。

   

   

◇ 薔薇と草花の日々、それが続く限りブログも続けて行くんだなあ。
  明日も明後日も、ずっとずっと無理をせず、
  できる範囲で花日記を続けられたらと思います。

             
                 □ シャルロット(ER)

     
              □ ピンク・マシュマロ(Min)

     
               □ スカボロフェア(ER)

◇ …で、週末から忙しいのと来週出張とかでしばらくお休みします。
  更新するのが、少し無理なよう感じがするからです。

     
              □ グラミス・キャッスル(ER)
コメント (4)
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