日本では昔からそうなのかもしれないが、メディアの情報ばかりに接していると、現在の日本に良いところなど無く、これからますます悪くなっていく一方だ、というような印象を受ける。悲観的に現状を嘆き、「昔は良かった」とする考え方が主流であるようだ。しかし、本当にそうなんだろうか? 確かに経済が右肩上がりであった時代は世の中が安定していたかもしれないが、本当に何でも昔が良かったのだろうか。今の日本だって、昔に比べて良くなった点も多いはずだ。例えば私が少し考えて思いついたのは、以下の点である。(IT関係など技術面の発展を除く)
・女性差別や民族差別など、目に見えるあからさまな差別は少なくなった。
・個人主義が理解され、各個人の自由で多様な生き方を容認できるようになった。
・外国人(白人)に対して変に物怖じすることがなくなった。
・日本人が外国へ旅行に行っても、スマートに振る舞えるようになた。
・文化(特に音楽)が豊かになり、人々のセンスも良くなった。
まだまだあるような気がするが、すぐには思い出せない。20年ぐらい前(バブル最盛期)に比べて日本が良くなった点について思いつかれた方は、ぜひコメント欄に書いていただくようお願いします。