(童話)万華響の日々

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大介護時代は荒れ放題のけもの道にみえる

2014-05-20 13:28:45 | 看取りと介護道

朝日新聞の特集「大介護時代(5/16)」を読んでいろいろ考えさせられました、

介護者が働きながら苦しみ悩んでいる実態を知りました、ある47歳公務員の

女性は母がガンと認知症で病院に入院中、父は要介護2でありながら自宅で居住、

アルコール依存症だという、週二回は実家に帰り父母の様子を見る、その父を連れ

て入院中の母に合わせるというのです、こんな生活を12年も続けているというのです、

また介護施設で働く54才の男性は80代の両親が2時間ほどの距離のところに住ん

でいるが遠からず老人ホームに住む意志があるが、施設では慢性的な人手不足で

寝たきりの老人の世話が十分にしてもらえるのかその道の専門家だけに気になる

そうです、こういうニュースを知るたびに実にしんどい気分になります、誰もが避けて

通れない人生の最後の通路はまさに荒れ放題で動物も通れないとは云わぬまでも

障害物が多く存在しており無事に通過できそうにありません

わたしもいまは両親の介護に苦労しておる身ですが、たちまちにして今度はすぐに

自分たちの順番になってしまいます、もうすぐそこに自分たちが哀れにもうろうろ

している姿が見えるようです


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4 コメント

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そら恐ろしくなります。 (ふりかけ屋)
2014-05-21 11:49:02
ほんとにそうですね。
今日をやりくりすることに精一杯で、これではいけないと思いつつも、自分自身の老後の事には、何の準備も出来ていません。「準備」イクオール、まずは「お金」ということであるならば、当方、お先真っ暗です。まさかの坂が、2つ~3つ、やってくれば、当初の計画なんて、あっという間に狂ってしまいますしね。若い時と違って、絶対的な時間の無さと、世間の中の自分自身の立ち位置に、冷や汗、油汗が出るばかりですよ。

まあ、そうは言っても、生きてゆかなければならない訳で。とどのつまり、あまり考えすぎないで、なんとかなると自分に言い聞かせる、という、何の解決にもならない結論にたどり着いてオシマイ!
せつないです!
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名前の意味を知った (わさび)
2014-05-21 20:27:53
ふりかけ屋さん
生きるということの恐ろしさを思いますよ
若かったころは前しか見ずに、その日その日を生きてきた
のですが、いまは前を見ても横を見ても侘びしさと寂しさしか
見えない感じです
まさに侘び寂の世界(わさび)、感心している場合じゃありませんな
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明日はわが身 (あんず)
2014-05-22 09:36:38
介護、知れば知るほど深刻になってしまいます

先日、タレントさんが父親の終の棲家を探すという番組をやっていたので見てました
昨今、シニアマンション等が多く建設されてますが入居するだけで数千万円も掛かり、それに毎月払う費用多額、目の前が暗くなるばかり、、、
長生きも考えさせられます
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一句ひねりました (わさび)
2014-05-25 21:03:59
あんずさん
いつまでたっても生きるための悩みは尽きないです
年を取ったら少しはのんびりゆっくり気楽に暮らせるかと
おもっていたら、とんだ思い違い、
長生きが悩みに変わるこの世かな
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