(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

本ブログを終了いたします

2024-02-20 17:30:26 | 日記

このブログの更新をずっとできずに来ました。訪問して下さった方々には申し訳なく深謝いたします。筆者はブログ継続の熱情を失い、いつの間にか80歳を目前としています。それで中途半端にしておくことはよくないと判断し、このブログを終了させていただくことにしました。記録では4974日続いたことになって、ざっと13年半になりました。 
ブログは削除はしませんでこのままにしておきます。なにかどなたかの役に立てれば幸いです。皆さん、長らくありがとうございました。


バスケット世界大会を見た

2023-09-01 20:42:39 | 雑感・エッセイ

しばらくブログ更新をさぼっていた。テンプレートが真っ白になってしまって驚いた。頭もどうやらぼけてしまっていたようだ。

昨日はバスケットの世界大会を堪能した。日本人も体格的に世界に負けなくなった。背の高い選手はゴール下まで走って得点するが、若干でも背が低い選手はスリーポイントシュートを狙う傾向がある。昨日はヴエネズエラに逆転勝ちした。終了前の10分間でだった。比江島選手のスリーポイントが面白いように決まっていたのが大きい。ヴエネズエラも最後にはシュートが悉く決まらず動転していたようだ。

 


マイナカードの不都合な真実

2023-06-22 20:57:22 | 日本の劣化

マイナンバーカードの不都合な真実が、まだ隠されている。岸田首相は来年の秋には今までの医療保険証を廃止すると息巻いている。なぜそこまでやらねばならないのか。20000円ポイントで釣って7割以上の人がマイナカードを取得した。金の力は恐ろしい。人の心を買うのであるから。そう思っていない人は多いだろう。心は売って居ないと。

今問題になっているのはマイナンバーへの色んなカードの「紐づけ」をやりだしたところ、手違いが発生しだしたことである。例えばマイナ保健証で他人と入違っていた。他人の病歴が分かった。障碍者手帳が他人と入違っていた。ポイントが赤の他人の口座に入ってしまった。医療費がなぜか全額が保険がきかずに請求された。などなど、それも並半端な数でない。まだまだ発生するだろう。消えた年金事件が再発したのか。このようなシステムの出来損ない状態が露呈している。何でもそうだが、試験的運用を経ずにいきなり実行すればこうなる。ワクチンでも臨床試験がアryではないか。いきなり誰にでも打ったわけではなかった。

試運転で問題点を洗い出し、それから次の試運転をするのが技術開発の常識だよ。

だが本質的な不都合な真実がまだ見えていないようだ。それこそ一つの数字に人のマルチな特徴を一切繋ぎこもうとする思想である。それは何を狙っているのか。人を丸裸にして管理するという恐るべき意思であるのではないのか。その意思を独裁者が握ったらどうなるのか。

あるいはAIに握らせたどうなるのか。一元化は危険であると言いたい。デジタルな一元管理の向こうに見えるもの、実に不都合な真相ではなかろうか。一元化が一旦完成したら取り返しが効かない。

いまある行政的未熟さどころではない。学者たちは以前から指摘していた。早く分割的なマイナンバーにすべきである。

 


チャットGPTについて

2023-04-27 21:26:08 | 雑感・エッセイ

チャットGPTなるものが世間を掻き乱しているようだ。ここでも長所と短所が議論されていて、EUの国などでは早速使用禁止とされたようだ。どうもその短所は個人情報を犯したり、著作権を侵害したりする点らしい。一方で余りに物まねが良くできていて写真のような絵を描く。記述も良くできていて頭の良い学生の論文のようだ、とも。こうなると人間がやることがいよいよなくなる。国会等も質問の回答を造らせるという。こうなると議員は頭を使わなくなる。人間の堕落が一層ひどくなるだろう。

さて従来はデーターベース(DB)というものがあって、これを多角的に解析しある問題解決の手段としていた、今でもそうだ。コンピューターの能力が上がり解析スピードも速くなった。DBに情報を入力するのも大変な労力を要した。それが今ではロボットが自動で読み込み、コンピューターが素早く並び替えや抽出を行い問題の解答・結論を出してしまう。このもんだいをだし、と回答を対話形式にしたのがチャットGPTである。しかも音声でしゃべらせる。そのおしゃべりも人がしゃべるのと変わらない。DBを触っていた時代が懐かしい。表計算のソフトと呼ばれていたものがDBの基本だった。チャットGPTもそれを発達させたそれだけのことに過ぎない。まあ、とんでもない頭でっかちの物知り博士と対話する、そんな感覚だろう。

発明は新しい発想であるが、詰まるところ既知の情報を組み合わせ、組み替えて新規な概念を造ることだ。チャットGPTがそれに優れているか否かは今は分からない。チャットGPTの原点はDBの作成と解析なのだ。


原発再稼働、超60年策の異常さ

2023-04-22 17:45:41 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

岸田内閣は原発再稼働するという政策に舵を切り替えた。その骨子は今まで40年で廃炉を60年以上とし、かつ休止中の年数を数えない。

こんな狂ったと言ってよい方針があるだろうか。炉の調子を検査してできれば永久に稼働させたいらしい。

これを決めた政府の人間は自分たちの生きている間は問題が起こらないだろうと高をくくっているのではないか。将来の社会が市民が重大な事故で被るであろう被害をどう思っているのだろうか。何よりも頓珍漢なのは検査等で休止した期間を考慮せずに60年以上という稼働期間を考えている点だ。どんな機器も設備も経年劣化がある。オーバーホールという全点検で一切合切入れ替えたらそれは新設と同じだが、部分的にしか交換しないだろう。それであればそのとき交換をしなかった部品は経年劣化をし続けているわけで、この休止期間を、半年とか2,3年を無視して省き60年の勘定に含めないというのは全く理に即さず理解できない。点検休止は何回もあるので纏めれば10年は少なくともあるだろう。この10年を数えずに60年を計画するとは、・・・・。これぞ異次元の延命策というべきである。政府はもっと議論をするべきである。チャットAIにでも聞いてみたらどうか。

 

 

 


ラジオで聞く声のいい女性

2023-04-01 19:22:51 | 雑感・エッセイ

退職後はラジオを聴くのが癖になっている。大分以前から気が付いていたが最近になってはっきりと思うようになったこと。ラジオの女性アナの声を聞くにつけて、好い声だなあと、ほれぼれするアナが何人かいる。気象予報士、道路交通情報のアナ、ニュースを伝えるアナ。どうも自分にはあるタイプの声の質が心地よく聞こえる。ラジオならではのことで、テレビでは外観や容貌が印象に残る。チャップリンの「街の灯」では目が悪い花売り少女にチャップリン扮する中年男が恋をする。いつも少女に会うと花を買い、顔を見てそれが嬉しい。少女は男を好いている。少女は目の手術をすることになった。少女は目が見えるようになった。そして男は見えるようになった少女と会う。男は何となくおずおずと恥ずかし気に、会うことを躊躇したように。だが、少女に見つかり会う。初めは少女はこの男が誰だか分からない。だが話をしだして、その声で彼女はそれがあの優しかった親切な男だと分かる。見かけはしょぼい中年男、だがその声は少女の耳にに優しく響いた。

声はいかに重要か、分かる。

 

 


「老いてなお花となる 織本順吉」

2023-02-24 20:52:39 | 生と死を想う

先頃NHK-BSで放送された「老いてなお花となる 織本順吉」には驚嘆させられた。実の娘が織本の死までの老後をドキュメンタリー記録映画にした。いぶし銀のような名わき役だった。最後まで自分(役者)を貫き隠すことなく曝け出した、ありのままの記録。本ドキュメンタリーはその正に主役を演じたもの。死を前にして老いの苦しみの中で「自然の摂理に任かせる」という。有りのままでそうするほかないという心境。最後に、実娘に「ありがとう。こんな素晴らしいドキュメンタリー記録を作ってくれて」と伝えた。2019年3月、92歳。

 

 


ダビデの罪について

2023-01-06 20:08:32 | 雑感・エッセイ

ダビデはなぜ神に赦されたのか。十戒という神が与えられた神との契約がある。モーゼがエジプトからユダヤ民族を率いてカナンの地に向かっていた時のことだ。シナイ山に留まりモーゼはこの山で神から十戒を授かった。その中には姦淫するな、隣人の妻を奪うな、という戒律がある。ダビデはこの十戒をよく知っていた。既にミカルを娶っていたがバテシュバを見て肉欲にとらわれてしまった。彼女を奪い夫のウリアを戦死させた。 すなわち神の前に罪を犯した。神はこれを赦さず彼の最初の子を死なせた。だが次の子はソロモンでありダビデに次ぐ英知溢れる王となっている。神はソロモンを愛したのである。ダビデも赦された。十戒はユダヤにとって絶対的な掟である。姦淫した女は石を投げられて死刑になった。江戸時代においても姦淫(密通)は罪が重く死罪に処せらえたという。
 何故ダビデは赦免されたのか。これは不思議というほかない。聖書における罪の赦しという問題を深く突き詰めないと分からない。罪人の自分が徹底的な悔い改めと反省をしなければならない。それでも十分にはほど遠い。赦すことができるのは神であって人ではない。神のご判断は不可解なのであり、人の知恵の及ぶ範囲にはない。

 

 

 


原発回帰のなぜ?

2022-12-30 20:43:54 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

政治に一言。原発政策は再稼働、60年の長期運用、新型原子炉の建造など従来の原発廃止を完全に覆す決定に進みつつある。それもこれもウクライナ戦争による天然ガスの不足に由来するエネルギー危機に由来する。岸田首相の側近が原発推進派だという。この男による説得が大きいと言われている。近代日本において幾つかの産業が衰退していった。繊維、造船、アルミ製造、鉄鋼だ。最近では白物家電、音響機器、などなどだ。かつては、これら重厚長大産業が消え軽薄短小産業即ち半導体とか回路などにシフトしてきた。それすら韓国、中国などにとって代わられてしまった。いま国が求めているのは重厚長大の仲間である原発回帰である。原発こそ重厚長大の最たるもので衰退の運命にあるものなのである。

ところで原発の基本的な問題点は解消したのか?テロの標的となる危険性、(ウクライナではこれが現実となった)、過酷事故での放射能漏れの危険性、(日本では地震、火山噴火、大津波などの危険性が高い。)さらに使用済み核燃料の処分方法と処分地は曖昧のままだ。使用後灰中のプルトニウムの処理方法はどうなるか、原爆の原料になるので日本は原爆を保持しているように取られかねない。冷却水の処理も問題である。特に福島原発の事故後の冷却水は海中へ流すしかないようだ。風評被害は今も続く。いったん事故が起きた場合の避難方法だって曖昧のままではないか。それに電気代は極めれ高い。以上のような課題を積んだまま原発回帰はないだろう。

危機の時に過去へ戻るか将来に歩を進めるか、それが今問われたのである。政府は過去へ舵を切ってしまった。エネルギー危機の問題は技術革新のまたとないチャンスでもある。それは全くの白紙から始めるのではなく、既に技術者が開発研究してきたものを国として又は産業としてどう採用するのかという問題でしかない。

既に自然エネルギーとして開発されたものは凄く多い。太陽光、風力、波力、地熱、この中で地熱発電がなぜ取り上げられないのか訳が分からない。日本は火山国だしもっとも有利ではないのか。また、送電網の整理が進んでいない。3・11の電力不測の時にあれだけ電力会社が融通しあったではないか。こういうことに力を入れることが本当の国防というものではないのか。東日本大地震復興予算を防衛費に回すというたわけた考えはどこから来るのか。避難者が今も仮設暮らしをするというのに、・・・・政治家や財界人はもっとしっかりしろといいたい。


シャーロック・ホームズ「背の曲がった男」から読み取れるクリスマスの意味

2022-12-24 21:41:42 | 雑感・エッセイ

シャーロックホームズの回想  アーサー・コナン・ドイル作

「背中の曲がった男」

この物語は旧約聖書サムエル記に書かれているウリアの妻バテシバを奪い自分の妻とし、ウリアを戦場に送って戦死するようにして殺した話が基になっている。

イギリス軍のロイヤルマローズ陸軍連隊に属する二人の男が連隊の仲間の娘に惚れた。二人は同僚でありかつ上司と部下の関係にあった。上司のジェームス・バークレイ大佐はやりての軍人であり、部下のヘンリー・ウッド伍長は極めつけの男前であった。上司はインドでの反乱軍に襲われたときに孤立し、部下に援軍に会いに行ってくれるように頼み詳しい地図を与えた。部下はその地図に従い歩いたが敵に見つかり捕縛された。拷問に遭い二目とみられぬ障害を負った。だが、その拷問の間に敵が実は上司と企んで自分をだましたことを知る。何とか死を免れ逃亡した。彼の背は曲がってしまっていた。

ジェームスはインドからイギリスに戻り意中のナンシーと結婚して暮らした。平穏な暮らしを送って何十年か経った。ヘンリーは故郷が恋しくなり、イギリスに戻って、偶然にナンシーと再会した。その彼女の後をつけて家の部屋へ入ったが、ジェームスと出会った。ジェームスは錯乱し気絶して倒れ暖炉の角に頭をぶつけて死んだ。その場にいたヘンリーは下手人として疑われる羽目となる。

そこへホームズが現れ事件の解明に臨む。夫人が夫と言い争って非難の言葉を発する。それが此のドラマのポイントである。「デイヴィッド」と夫人は叫んでいた。それはジェームスでもヘンリーの名でもなかった。この謎をホームズが解く。ホームズの質問に対してヘンリーは自分は殺していないと言い、ジェームスが神の裁きによって死んだのだと言った。
事実検死の結果、ジェームスの急死はショックによる脳卒中によることが判明したのである。

サムエル記下11章にはダビデ王が部下の兵士ウリヤの妻バテ・シュバを見て欲情し床を共にした。そして彼女は子を宿した。ウリヤは戦場にいたが呼び戻され、ダビデと共に食事をし家に帰って休むように言われた。しかし彼は家に入らなかった。ダビデは部下に命じてウリヤを最も闘いの激しい最前線に送り戦死させよと命じた。その通りにウリヤは戦死した。妻のバテ・シバは喪に服した。喪が明けてダビデは彼女を呼び妻とした。バテ・シバは子を産んだが神はダビデを善しとせず罰した。ダビデは死なず、子は死んだ。だが、次に生まれた子を神は祝し、ソロモンと名付けられた。このソロモン王からエッサイと続き、ヨセフに継がれその妻マリアによって聖霊によって神の子イエスがお生まれになった。

「背の曲がった男」ではヘンリーを殺すように仕向けたジェームスは急死させられた。一方ダビデは同じ罪を犯しながら子を失いはしたが神に祝福されたソロモンをもうける。そしてこの子孫がイエス・キリストなのである。

聖書にはこのように人間の善悪の判断・倫理観とは相いれないことが他にも多く見られる。コナン・ドイルはダビデという名前に「非難」という意味を込めた。そして罪びとジェームスを天罰の形で裁いたのだ。これが人情から出たものと思われる。神の思い(善悪の判断や倫理観)と人の思い(善悪の判断や倫理観)は違うということではなかろうか。究極的に人の罪は赦されるということが基本的に意味されているように思う。

メリー・クリスマス!!!


モーツアルト レクイエム ニ短調 K626

2022-12-05 15:20:47 | モーツアルトの楽しみ喜びそして感謝

モーツアルトは1791年12月5日に亡くなった。35歳、若すぎた天才の死だ。没後231年となる。最後の作曲がこのニ短調レクイエムK626 であった。しかも未完成であり弟子のジュスマイヤーが補完したと言われている。

12月5日はモーツアルトの命日だからこのレクイエムを毎年聴いてきた。今日もNHK FMで放送してくれた。補完されたとはいえ全曲にモーツアルトの切迫した緊張感がみなぎっている。北極星の彼方から響いてくるような凛とした清らかな調べだ。

モーツアルトが最後に残してくれた安らぎの調べであった。

 

ケフェ星雲


モーツアルト ピアノ協奏曲第1番ヘ長調K37番

2022-11-26 17:25:51 | モーツアルトの楽しみ喜びそして感謝

スヴャストラフ・リヒテルのピアノ

ルドルフ・バルシャイ指揮

新星日本交響楽団 1994年サントリーホール

モーツアルト11歳の時の作曲である。

 

モーツアルトに対して、如何に若い時の作曲といえどもモーツアルトであることに変わりはない。天才は生まれながらにその片鱗を見せるのだ。あの明るさ、透明さ、軽やかさの輝きは明白である。しかし、20歳代になってからのものとは明らかな違いが感じられる。このCDは他に2曲が入っている。年代順に聴くことができ、おのずとそれらの違いが分かる。20分足らずの曲だがモーツアルトの明るく軽やかな響きに打たれる。

ピアニストのリヒテルは1915年ウクライナ生まれで1997年に84歳で亡くなった。今のウクライナのことを思えばさぞかし悲しむことであろう。

 


匂いも花粉も除去された百合が意味するもの

2022-10-15 16:28:49 | 雑感・エッセイ

かみさん(家内)が花を買ってきて活けた。幾つかの花があったがその中に百合がある。だいぶ昔から百合が大型のカサブランカになった。ほかの種類もあるが、百合にあの特有の強い匂いがない。聞けば品種改良で匂いを減少させたものだという。人によっては百合の匂いが嫌いだという。また百合の匂いは強すぎるから嫌だという人もいる。私は百合には匂いがあってこそ百合だという立場である。まあ、それでも仕方ないと我慢してきた。ところが更に驚くことが起きた。なんとまあ、雄蕊の花粉が無いものが出回って来た。かみさんに言わせると、百合の花粉は落ちるし、服などに付着する。そうすると着色してなかなか落ちないのだそうだ。それでかみさんは蕾が開いて花粉が見えだすとすかさず取り去ってしまう。これも私には我慢ならない。雄蕊の花粉は百合の美しさの重要な部分である。絵に描いたり写真に撮ったりするとき、雄蕊とその花粉は百合の花の花たる重要な特徴だ、ポイントである。それが品種改良でなくしてしまった。これは改良などではない。改悪である。去勢である。薔薇からとげを無くしたら薔薇であろうか。朝顔から蔓を除いたら朝顔であろうか?どうにも、人間の勝手が過ぎないか。
 自然に手を加えて人間に都合よくするにはルールが必要だ。これは自然に対する冒涜、ハラスメントになる。人間優位の思想である。こういう勝手を止めないととんだしっぺ返しを受けることになる。例えば外来種の動物を国内に入れペットにしたところ、大きくなりすぎて川や池や野に放ってしまった。その結果国内の種を駆逐し大いにはびこりとんでもない悪さをしている。かみつき亀、草魚、ザリガニ、・・・・いくらでも例がある。どうするのか。この付けを誰が払うというのだ。環境破壊の一種である。

 


ポイントが好きな政府

2022-10-10 20:54:52 | 社会診断 政治

政府はポイント付与が好きだ。マイナーポイント、節電ポイント、旅行ポイント、などがある。いずれも申請者にのみ与えられる。
一方で減税はしない。今こそ消費減税をすれば物価高にあえぐ庶民が助かる。消費税は深刻ではなく、兎に角、物を買うことに寄って税金が自動的に加算され政府の懐に入る仕組みだ。ポイントは申告者にのみ与えられるから、申告という面倒な手続きを必要とする。これが政府には都合がよい。申し出ない者にはポイントは付与されない。政府は金をださないで済む。つまりは、庶民に苦労させて、政府、自分たちは楽ができる。一方減税では庶民が楽ができるし、生活が楽になる。国はもっと庶民のことを考えるべきだ。

企業がポイントで客を呼ぶのは、企業は自分で減税できないし、物価の無駄を削るのは非常に困難だ。固定費、変動費などを操作し切ってぎりぎりの価格で売っている。企業間の競争に勝つために価格はぎりぎりまで削られている。ポイントだけが競争に打ち勝つ手段となり、3倍日だの5倍日だのとポイントで客を呼ぶ。客はポイントの高い日に買い物に行く。そして企業が儲ければ儲ける程、税金が国に入る。国は競争せずに企業の売上に乗っかって税収が多くなる。こんなバカなことがまかり通っている。ガソリン税に手を付けなかったのも同じ理由だ。原油の値上がりでガソリン価格が上がった。国はガソリン販売業者に値上がり分を補填するように補助金を出して販売価格を抑えている。輸送業者やガソリン販売業者は一時的に楽になろうが、原油はあらゆる産業にエネルギーや原材料として使われている。これが物価高の一因となっている。消費税を下げることですべての産業を苦境から救うべきなのである。それが出来ないのはなぜか。余程使いたい予算対象があると見える。
国がポイントでその場しのぎで庶民をごまかすのは本筋ではない。

 

 


円安物価高に今こそ消費税を半分以下にすべきだ

2022-09-26 20:42:27 | 社会診断 政治

商品の値上げがじわじわ続いている。更に10月には6000品目以上が値上げ予定だ。まさに値上げ台風が日本を直撃する。電気、水道、ガスなどは値上げされている。これらの原因はコロナ禍の経済活動ダウンを始め、ウクライナ戦争で小麦などの輸入ストップ、ロシアの制裁対抗の天然ガス輸出ストップ、併せて円安の進行などである。庶民はたまったものではない。
政府は何をしているのだろうか。企業の内部留保は20年間で500兆円以上。更に経済効果のない東京五輪開催で無駄遣い、スポンサー契約がらみの贈収賄事件の起きる醜態、最近は海外渡航者の数を増やした。観光・旅行に再び力の入れ初めだ。円安には日銀の為替介入。こんなことで庶民の生活苦は救われるのだろうか。円安で値上がった物価には相変わらず10%の消費税がかかっている。円安物価高で国の税収は莫大なものになる。国が太ってどうするのだ。国葬にかける税金を物価高で稼ごうというのであろうか。消費税減税こそ今なすべき処方箋である。待ったなしである。