(童話)万華響の日々

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共謀罪(テロ等準備罪)は成立させてはならない

2017-03-11 21:04:35 | 社会診断 政治

「共謀罪」とか「テロ等準備罪」とか、オリンピック開催には欠かせないとの大義で法案通過させようとする現政権、だが、聞けば聞くほどにといっても、政権側の説明は全く不十分だ、メデイア等で知る限りにおいてこんなに危険極まる不気味な法案もまた類を見ない、


心の中で考えたことを根拠に準備していたと解釈されて拘束されるらしい、ニ三人が同じように考えただけでこの犯罪の対象集団になるらしい、当然のこと人の意図・計画を知るために盗聴や密告や相互監視、スパイ行為といった陰湿・陰険な社会が登場しかねない、お互いに相手を疑い、潤いのある人間同士が親密に付き合える社会が消えてしまいかねない、


準備とは何かといっても容易にわからない、「組織的犯罪集団」といっても二人以上で集団と解されよう、ちょっとした立ち話を誰かとしたらそれが読唇術で犯罪準備と解されれば該当する「組織的犯罪集団」となろう、

こんな陰湿な社会はかつて戦時中に特高警察によって何でもない人が拘束された時代を思い起こさせる、基本的人権の侵害に当たる、人のこころの中を探って犯罪準備行為と断ずることは危険である、

しかも「テロ等」の「等」ほどいい加減で国家側に都合のよい言葉はない、なんでも関係させて解釈されるだろう、「組織的犯罪集団」を判定するのは国家側であるから、これもその担当者が思ったように解釈することは明らかだ、過去に3回廃案に至ったこの共謀罪、断じて成立させてはならない


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