安倍前首相の国葬が決まったようであるが、報道の調査ではこの国葬に反対する人が51%だという。理由はいろいろだが、国葬には法的根拠がない、国税を使う、本人の歴史的評価がまだなされていない、もろもろの政治上の汚点があり未だに解決もされていない、などがあろう。
私は思うに、岸田首相はとんでもない勇み足、暴挙をしたと思っている。独断と偏見で考えたところによれば、その理由は彼があの銃撃事件の直後まさに咄嗟に「国葬だ」と言ってのけたことである。あのとき国葬を閣議決定で決めたと言った。時の首相が独断で国難に当たる、いわゆる非常事態と同じことをやったのである。権限の乱用である。今回の事件は非常事態なのか、???、そうであるなら非常事態宣言が必要なのではないのか。にもかかわらず、前例にないような国葬宣言をしてのけた。これはもう、法律・憲法違反もいいところだ、そうではないのか。まず、国会を開きそこで論議すべきことであったのだ。にもかかわらず未だに聴く耳持たずでのままである。これは歴史的な汚点である。これだけでも辞職に値するのではなかろうか。
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