永く続くコロナ禍で自分にとって縁遠くなったもの、映画館へ行くことと美術館へ行くことである。DVDも借りなくなった。その代わりにTVを観ることや本を借りて読むことがそれらに置き換わった。結局家に籠ってできることはそういうことなのである。
テレビでは時代劇、旅行もの、過去の名映画、UT(ユーチューブ)の動画、これは音楽が多い、野球、バスケット、ラグビー、大相撲など、ラジオの流し聞き、知人・友人に手紙を書く、電話を掛ける、こういうことに時間を使ってきた。最近はやりのZOOMなどオンライン参加はまだしていない。オンライン参加は今後やってみたい。コーヒーを家でじっくりと時間をかけて豆から粉砕し湯を沸かせて淹れる。コーヒー豆の販売店で幾つかの産地のコーヒーを順番に購入し味わい比較している。これはまだまだ始まったばかりだ。外では大概そのカフェ店のブレンドコーヒーになってしまう。ぜひできるだけの種類を自分で挽いて味わってみたい。失ったものもある代わりに、新しい世界も開けてくるものだ。