芸術の秋、絵画展の秋というわけで引き続いて鑑賞したのがパナソニック汐留ミュージアムで開催中の「ゴーギャンと
ポン=タヴァンの画家たち展」である、12/20まで開催中である、ゴーギャンの名前にひかれて行ったわけだが74点作
品中ゴーギャン作品は11点であった、他はポン=タヴァンの画家たちの作品ということで自分にとっては馴染みが薄い
画家たちであった、ゴーギャンといえばタヒチ島に行ってからの多数の代表作品があるが今回のはそれ以前のものであ
り至って大人しい印象、「玉ねぎと日本の版画がある静物」は浮世絵が描かれていて興味深い、ポン=タヴァンというの
はブルターニュ半島にある小村だそうだ、風光明媚で多くの画家たちの創作意欲を引き付けたところ、「二人のブル
ターニュ女性のいる風景(ゴーギャン)」には犬や牛が女性とともに描かれている、「昼寝(ジャン=ベルトラン・ペゴ=ト
ジエ)」は男が昼寝をするユーモラスな風景だし、「ブレストの港(モーリス・ドニ)」には船が停泊する港風景がのどか
である、というわけで新しい発見があったのです、なお、この美術館にはルオーギャラリーがあって数作品が展示されて
います
私も『ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち』展を見てきましたので、興味を持って読ませていただきました。ゴーギャンといえばタヒチの女性の絵画をイメージしていましたが、印象派時代からタヒチの絵に至る過程で「ポン=タヴァン派」というグループの中で輪郭線に囲まれた色面による装飾性と象徴性、神秘性に結び付く絵画を描いていたことは、興味深くゴーギャンの絵画に対する理解が深まりました。
私もブログに過去の美術展などで見たゴーギャンの傑作も含めて、ゴーギャンの絵画の流れを整理し、ゴーギャン芸術の本質を考えてみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただける感謝致します。
コメ、ありがとうございます
展覧会へ行った時の観た印象を
思い出しました
もう大分たちましたが、おっしゃる通りの黒い輪郭に
平坦なあっさりした色彩でした
あれがタヒチでのゴーギャンの出発点だったのだと気が付かされました