テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

三号電話機

2018-11-30 16:10:20 | Weblog

今日の2台目はこれまでも何度か手掛けた3号電話機で送話、受話共に音量が少ないとのお話だった。
実は昨夜届けられたが既に帰宅後で夜間の時間指定が無ければ昨日受け取れた物だった。 この種
の電話機の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

サテ如何に対処するかアレコレ検討してみよう。

12月1日 改造に取り掛かった。

 

上手く組込めたのでご依頼主に電話をしてみたがお出掛けの様だったのでクラブメンバーのNさんに
電話をして送話音量等を聞いてみたが殆ど通常の音量とのことだった。 受話音量も問題無し。

 

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ショートピー発振器 F型

2018-11-30 16:06:25 | Weblog

 今日の1台目は全く経験の無いショートピーと云う電源ラインの状態を診る為の装置の様だった。
サテ何から診て行くか? この種の機器の修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp
にお願い致します。

後部には可成り電流が流せそうなダミーロードと想われる抵抗線が見られる。

回路図が在れば動きは直ぐに分りそうだが何も無いとなると途端に時間を要する。

12月1日 動作原理が分からずまた資料も何も無いので原始的だが半導体個々のチェックを始めた。

一部の半導体は回路から外し、また一部は回路に繋いだまま動作を確認して行った。

調べを進めて行ってアレレとなったのが上下の画像に見られるトランジスタ2SC1815で発熱からと想わ
れるが見事に割れていた。

割れていた2SC1815の負荷側のトランジスタ2SD877を念の為確認したが問題は診られなかった。

同じトランジスタのストックが在ったので交換し、組み上げた。

 

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Sinclair, MTV1A Micro Vision

2018-11-29 11:26:34 | Weblog

今日お預かりしたのは Sinclair, Micrvision  で自分の物を含めるとこれまでに優に10台を手掛けたが
1台として良好に動いた物は無い。 サテ今回の物は可也程度が良さそうだがどうなるか?  この種
のテレビの修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願いします。

USA 3Ch を加えてみた。 これまで音声が出力されたことは有ったが音声も出力されなかった。

若干低い周波数で謎の映像信号が受かった。 2Ch辺りとすると55MHzとなるが一体何なのか?

一応水平、垂直共に同期が取れるのでテレビ信号と想われるが全くの謎の電波。 残念ながら今回の
物も動作しなかった。  Inspection 4320+Shipping 1310=5630

この機種の修理を数年前に試みたことが有るが基板は立体構造と云うかコネクタで3方に組み合わさっ
ていて専用の冶具を用意しないと動作チェックが出来無い物だった。

 

 

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Philco, Predicta G-4654M (Barber Pole, 1958)

2018-11-27 14:12:00 | Weblog

今日お預かりしたのは久し振りの Philco, Predicta G-4654M で動作に付いては不明だが受け取った
物に外観上の大きな問題は診られなかった。 この種のテレビの修理、改造のご依頼はこちらのホー
ムページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

今回の機種の修理依頼を頂いた時から前面のカバー内部の状態はどうなのか気になっていた。
これまで手掛けたこの機種で最も苦労するのが前面カバーの裏側の状態で、多くは淡黄色の粉
をふいた状態になりそれを取り除くのに時間を費やすのだが今回の物にその問題が診られず半
ば拍子抜けしたが、今回の物はこれまでにカバーを分解し掃除した可能性が高そうだった。

前面の調整ツマミ三つの内の二つの色が異なっていた。

キャビネット等を固定するネジが何本か欠落していた。

今回の物にもACコードが無く直ぐに導通は確認出来なかった。 

内部のホコリは可成りだった、まあ当然と云える。 高圧ケージの蓋が欠落している。

遠目にヒューズかと想った物はダイオード(ゲルマニュウム・ダイオード)だった。

電源に導通が無く一番問題となるCRTのヒーターを先ず確認したが導通は有った。

電源スイッチはジャンパーしてあった。 調べを進めたところヒーター回路に入っている上のセメント抵
抗が断線していた。 可也多くの問題をはらんでいる様だった。 (一部はジャンパーされている)

 

11月28日 ヒーター回路のセメント抵抗を交換した。 (上は以前外した同じセメント抵抗の残骸)

ヒーター回路は導通したが全く動作しなかった。

調べを進めたところ+B回路の保護抵抗 (WR5)が外れたのか?無くなっていた。 下は以前外した物

+B回路も動作し出し高圧も出始めたがブラウン管からピシピシと云う放電に伴う音が聞こえ始めた。

ブラウン管のベース部分を見てガッカリ、画像の様に中央部分の排気管が割れており空気が入ったこと
に依って放電して仕舞っていた。 残念! しかし何故カバーの中のこの部分が割れたのか?

カバーを外した際に誤ってブラウン管後部に力(ショック)を加えて仕舞ったのだろうか?

11月29日 ご依頼主にヤット連絡が付き修理不可能のことをお伝えしたが、こちらに在る同一のCRTを
使った機種 Miss America のCRTを移植することになった。 昔ならCRTの再生も可能だったが それが
叶わない現在同一CRTを使っている機種からの移植しか無く、Miss America には河相そうだがこれし
か手は無く近々分解に取り掛かろう(実は分解だけでも可成りの作業量となるがその後の組み立てもあ
るので可成りの仕事となる)。

11月30日 CRT交換の為に分解に取り掛かった。 なにせ足の踏み場も無い仕事場なので大変!

この機種及び姉妹機種のCRTの交換は鋼鉄製のバンドを外さねばならず何度やっても慣れない。

右側のブームを固定するビスが欠落しており代わりに両面テープ?で固定してあった(何ともずさん)。

CRTを固定するネジが片方止められていなかった。 (ネジ位しっかり止めて欲しい)

 

12月3日 CRTを移植し装着した。一部部品を買って来て明日は再度通電してみよう。

12月4日 昨日一部の部品を買って来たので朝一で組み込み動作を診てみた。

高圧は問題なく出てCRTも動作し始めラスタに問題は殆ど診られなかった。

ところが入力している3Chでは中々良好な映像/音声が得られなかった(後からチャンネル・セレクター
の文字板が回転して仕舞っていることが判明した)。

一応映像/音声は出る様にはなったが垂直の直線性、帰線消去、水平/垂直の同期のプルインレンジ
等アレコレ問題が診られた(米国で手が加えられていたので左程難航しないかと想像したが甘かった)

サテ何から取り掛かるか? 道のりは可也遠そうだった。

赤い三角を記したブロック型電解コンデンサ が可也温まっていた。 気付いて良かったがほっておくと
破裂する可能性が有る!

コンデンサ類の交換に取り掛かった。 発熱していたブロック型ケミコンは+450Vのブースト回路、+140
V電源回路、垂直偏向出力のカソードのパスコンを担っているので垂直偏向に大きく影響しそうだった。

次いでヒーター回路以外のペーパーコンデンサを略全て交換した。

部品面に在るペーパー・コンデンサは数個交換されていたが垂直偏向に関係した一つを交換した。

 

サテ今日はここで時間切れとなったので明日朝一で組み込んでみよう。

12月5日 朝一で通電してみたが何故か垂直偏向が機能しなかった。 この部分の真空管10DE7を未
使用の物に交換してみたが変化無し(交換した物にはピンの部分にクラックが入っていた)

真空管を別の物に換え、調整し直した結果垂直偏向も機能し出した。

垂直振幅やセンタリングを調整した。 一応略実用レベルとなった。

どうせならと入力電圧100Vでの運転を開始した。 映像に縞(明るさの違い)が出ているのはカメラのシャ
ッタースピードの問題です。

上、下は通電後1時間経過後の映像。  そのままにして徒歩で25分程の所に食べに出掛けた。

上、下は通電後2時間40分の結果。 途中垂直同期 (Vert.) を少し調整した。 少しCCWに回転要。

 

これまで動作試験はスライダックを使い電源電圧を徐々に上げていたが実際にはいきなり100Vが加
わることになるのでその際に問題が起きないかみてみたがパイロット・ランプが飛んだ。 それ以
外には問題は無かったので夕方から組み込みに取り掛かった。

今回の機種で最も難航するのが下の画像に見られる金色のプラスティック製バンドの取り付けで何
度やっても慣れない。 自転車のWOタイヤ (Wired On) の取り付けに似た構造と言えるかも。

この機種だけでは無いが Philco のトランスレス・モデルには電源にサーミスターが組み込まれており
突入電流を制限しているが今回それが無くなっていた。 徐々に電圧を上げるスライダックを併用す
ればこの問題は回避できるが電源投入時常にこの作業が必要となる。

12月6日 今日は71回目の誕生日を迎えた。 明日の発送を前に今日も2時間程ランニングさせてみ
たがデジカメ用のケーブルを忘れて来たので画像をアップ出来ない。 

12月7日 昨日アップ出来なかったランニング時の画像を改めてアップした。 水平の上部が不完全。

 

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YAMAHA, DJX

2018-11-25 14:46:31 | Weblog

今日の2台目は先日 B&O, Beosound 9000 の修理を手掛けた方からのご依頼で、初めてとなるヤ
マハのシンセサイザー DJX に取り組んだ。 この種の物の修理のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

お話では3つのボタンが機能しないとのことだったが何故かこちらではそれらが動作して仕舞った。

ただ上の画像に在る Live Effector のトグル・スイッチは機能しないとのことだった。

分解に取り掛かったが兎に角ネジが多く時間を要した (何故基板の固定に19本も要するのか?)

上の画像に見られる様スイッチが載った基板のランドの所で何故か半田は殆ど無くなっている。

半田付けだけで無くスイッチその物も壊れており殆ど機能しなかった。

ネットで同じスイッチを探してみたが型番では同じ物は見付からなかった。

部品屋さんで使えそうな物を購入して来た。 (少しシャフトは短くなるが)

基板の穴径を少し大きくし、スイッチの端子も少し削って何とか所定の位置に納めた。

組み込み動作を診てみたが、間違い無くContorolツマミで音質が変化した。

 

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オースチン オートラジオ B132-9500-N-a (松下A-526)

2018-11-25 11:08:44 | Weblog

今日の1台目は数年前に手掛けた松下の A-526 で電源が入ったり切れて仕舞ったりとのお話だっ
た。 この種のカーラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願
い致します。

早速通電してみたが電流は0.3A程しか流れなかった。

調べを進め分かったのは電源スイッチの接点が約40Ωもの抵抗を持っていた。

接点を短絡すると2.2A程の電流が流れ問題無く機能していた

サテ、スイッチ付きで500KΩ+100KΩと云うボリュームは手に入らず如何に対処するか? 

11月26日 ゴーサインを頂いたのでリレーの組み込みに取り掛かった。  動作良好

12月2日 音量ツマミを触って無いと音が出ないと云うことで再度お送り頂いた。 上の画像に見られる
様ボリュームの中央の端子にシールド線の外皮が触っていた。 

 

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【赤坂檜町テキサスハウス】 永 六輔 著、 大竹省二 写真

2018-11-25 11:04:32 | Weblog

先日 Zenith のテレビを修理した方が子供の頃見ていた月光仮面を熱心に観ていると伺い古いテレビ
番組のことが頭にあったせいか数年振りに 永 六輔 さんの【赤坂檜町テキサスハウス】を近くの図書
館で借りて来た。 何と表現したら良いのか分からないがこの本には不思議な魅力があり今回もワク
ワクさせられているが永さんが手掛けたNHKのバラエティー番組【夢で逢いましょう】で司会をしていた
女性の名前が思い出せなかった。 ナカムラ ヒロコ 中村八大さんの妹さんが確か中村紘子さんだっ
たと想うのでこれは違う。 ヒロコは多分合っていそうだがナカムラでは無いとするとサテ....
数時間後ヒョットしてナカジマでは無かったかとネットで探してみることにした。 それとは別に以前NHK
の放送博物館の主催で川口市新郷に在った送信所(現文化放送送信所)に花見に数回行ったがその
帰路NHKアーカイブス?と云った様な施設に寄り、テレビ放送直後の物は無いが古い映像資料が揃
っていると聞いたのを思い出しここに行けば古い映像も見られるハズと考えていた。 サテ、ネットで調
べ始め直ぐにそれが中島(中嶋)弘子さんと分かり、何と当時の映像まで我が家で簡単に観ることが出
来た。 世の中何とも便利(過ぎる)になり、良いのか悪いのか! 何れにしても懐かしく観たがこの時
期既にVTRは導入されていたのだろうか? 導入されていたのだとするとAmpex辺りの2インチ幅の物
だろうか? 確か知人は東京オリンピックの時は国産VTRを使ったと云っていた。

 

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Ford Shoebox (1949) 用 カーラジオ(再)

2018-11-24 11:35:12 | Weblog

今年8月に修理、改造を行った物が動作はするがラジオを受信していない時のノイズ(ハム)が気に
なるとのことでお送り頂いた。 この種の物の修理のご依頼は HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

勿論修理後動作確認をしており解せなかったが早速通電したところ確かにハムは出ていた。

念の為電源のブロック型電解コンデンサに別の物を外付けしてみたが若干ハムのレベルは低下したが
完全に無くす事は出来なかった。 (実際にラジオを聴いている際は殆ど問題にはならないのだが)

11月26日 昨日は電源の平滑用ケミコンだけでは無く、電源入力のパスコンや共振用のブースト・コンデ
ンサも換えてみたが変化は殆ど無い、と云うより寧ろ悪い結果となって仕舞った。

11月26日 何とも納得が行かずヒョットしてと気付いた点を仕事場で回路図を広げ確認してみた。 この
予想が的中すれば状態は可也変わることとなる。 

 

11月28日 昨日は来月で34年目を迎えるCGの集まりが目黒で有る為に夕方仕事場を後にしたが
午後一昨日もしやと気付いた点を確認してみた。 上の回路図で R2 (125Ω) と記されているグリッド
バイアス調整用の半固定抵抗で、ここが大きくなると平滑回路に問題が出ると想像した。

この半固定抵抗の抵抗値は約130Ω (Min) で上の方は数KΩだった。 ここは以前回したことが有りそ
の前に赤く印を付けておいたが結局最小値だった。 念の為1KΩのVRを加え変化を診てみたが何も起
こらなかった。

これ以外に元々の機械式バイブレータでも動作させてみたがこちらも変化無し。 最早打つ手は思い浮
かばず助け舟をMさんにお願いした。  回路図には入力電圧7.2Vでの各部の電圧が記されていたが
整流管のカソード電圧205Vと実測値156V (入力6V) が少し気になる。

11月29日 今日はMさんにお願いして二人で取り組んだ。 先ずバイブレータで発生する矩形波がヒー
ター回路にも載っていることをMさんが見付けて呉れた。 今回何時も使っている直流電源の最低電圧
が8V程なのと突入電流が5A近く保護回路が機能して仕舞うので途中に0.5Ωの抵抗を使っていたがこの
抵抗の負荷側にバイブレータの120Hz成分が発生していた。 そこで電流容量の大きな電源に交換しハ
ムの成分は可成り減少した。 ラジオをご依頼主の車の電圧12Vに改造すれば良いのだが可成り費用も
掛かることなので何とか6Vで使える様にはならないかと更に取り組んだ結果Mさんが出力段6V6のカソ
ードのバイパス・コンデンサを大きな容量の物にすればドラスティックに減少することを見付けて呉れ
た。 イヤハヤ想定していた原因とは大きく異なっていたが好結果が得られやっと胸を撫で下ろした。

 

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B&O, Beosound Century の修理

2018-11-23 17:10:30 | Weblog

先日お預かりした Beosound Century のテープデッキを動作品に交換し連続運転をしていた時に1時間
程経過した時に急に動作しなくなって仕舞い原因を診てみた。 その時は Winding/REW モーターの回
転トルクが低下していて電圧を加えても殆ど回転しなかったが若干手を加え良好に回転する様になった。
ならば組み込んでみようかと改めて動作を診てみたがモーターは良好に回転していたが肝心なテークア
ップのシャフトが回転しなかった(先日は両側とも回転していたのだが)。  何とも解せず原因を探した。

テークアップ側を駆動するか、サプライ側を駆動するかはモーターの回転方向で遊星ギアがどちらかに
移動し、駆動されることになるがここまでは問題無く動いている様だった。

上の画像の左に歯が斜めになっている白いギアがモーターのシャフトに付けられた最初の駆動ギア。

その回転が伝えられたオレンジの大きなギアまでは良好に回転していた。 ところがその上に在る少し
小さなオレンジのギアは全く回転しない。 それと右上に見られる小さなオレンジのギアはどの様に機
能するのか? これらは良好に動作している物で確認するしか無さそうだった。

構造がイマイチ良く分からないが大きなオレンジ・ギアの内側にオレンジのギアの破片が残っていた。 
お預かりしたモデルでは大きなオレンジ・ギアの歯が幾つか欠けていたがどうもギアの材質に問題が
ある様想われる。

 

頼んでいた電源基板内のスイッチング電源用ICが数日前に届いたので交換してみた。

残念ながら動作せず。 可笑しい!

 

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Jaguar, AJ 9500J

2018-11-22 10:54:16 | Weblog

今日お預かりしたのは20年程前のジャガーに使われているモデルで音量が変化してして仕舞うとの
お話だった。  この種の物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致
します。

古い物なら修理に問題は無いが近年の物では殆どデジタル回路となるので通常お請けしていない。

いやはや分解に手間取った。

念の為ボリューム付近の半田付けをやり直したが変化が有るかは不明。 その後の組み立てには分解
以上の時間を要し、3度試みやっと上手く組み込めた。 

 

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松下 RC-6166 時計付きラジオ

2018-11-22 10:49:18 | Weblog

2台目は初めてとなる松下の RC-6166 だが添えて頂いたメーカーの修理報告書に依ると上のボタン
(時、分、めざまし) が効かないとのことだった。 この種のラジオの修理のご依頼はこちらのホー
ムページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願いします。

メーカーの所見では タクトスイッチの不具合が原因ですが修理用部品の入手が出来ませんので未修
理でお返しさせて頂きます とのことだった。 6個使われているタクトスイッチの一つ、ALARM 用の物
が機能していなかった。

以前SONYさんの小型ラジオを修理した際に多めに買っておいた物が何処かに在るハズと探した結果
1個が見付かった。

ALARMのスイッチも動作する様になったが、ダイアルポインターが2箇所で切れて仕舞い裏にテープを
貼ったがそれだけでは弱いので内側に接着剤を薄く塗ってみた。

 

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アーケードゲーム(ブルーシャーク)用20" モニター

2018-11-21 15:46:58 | Weblog

今日お預かりしたのはアーケードゲーム用と伺った20”の白黒モニターで先日急に垂直偏向が停止し
て仕舞ったとのお話だった。 この種の白黒モニターの修理、改造等のご依頼はこちらの ホームペ
ージ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

通電したところお話の様に垂直偏向は停止していて横に1本輝線が出るだけだった。

多分垂直出力を担っているのはこの石だろうとコレクタを診てみたが下の様に偏向ヨークに誘起した
水平偏向の信号が診られるだけだった。 V-Biasを調整した際に輝線が上下に動いたので出力部は
生きている様だった。

資料が在れば簡単だが何も無いとなると勢い回路を追うしか無い。 多分垂直の発振を担っている
のだろうと想像した石のB-C が略同電位だったのでB-C 間のショートかと想像したが外した結果は
ショートはしていなかった。 ただhfeが可成り低かったので駄目元でC945に換えてみた。

結果垂直偏向も機能し出したが、手元にはRS-170/170Aのパターン・ゼネレータしか無く今回の物
の水平/垂直の周波数とは大きく異なっている様だった。

細部に付いては実際の入力信号で調整して頂ける様ご依頼主にお話しておいた。

  

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松下 CR-1612AY

2018-11-20 13:20:28 | Weblog

今日お預かりしたのは時々お世話になっているメーター屋さんからのご依頼でVWに使われている
物とのお話だった。 動作の詳細は不明だった。 この種のカーラジオの修理、改造のご依頼はこち
らの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。 

通電してみたが全く音声出力が無かった。 切り分ける為に検波出力を診てみたが問題は無かった。

音声出力を担っていると想われるパワーICの入力には検波出力が加わっていた。 つまりパワーIC
の問題と想われたが、通電後数秒は出力が出る様になった。

そうこうする内に音声出力が連続して出る様になり、その後3時間程ランニングしてみたが問題は
現れなかった。 何とも不思議だが問題が出ない以上由とするしか無い。

 

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Hacker, RV20, Mayflower II (1962)

2018-11-18 12:17:51 | Weblog

3台目は Hacker, RV20 Mayflower II で動作は不明とのお話だった。 この種のラジオの修理、改造
のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

この機種はFM専用モデルでラインナップは ECC85-EF89-EF80-EF80-EB91-ECL86 (x2)-EM84の
合計8球。 

イヤハヤ凄いほこりだった。

先ずはホコリを払ったがこれだけで30分以上を要して仕舞った。

一応動作し出したがアレコレ細かい問題が診られた。 サテ何処までやらせて頂くか? 

11月19日 ゴーサインを頂いたのでレストアとiPod用入力アダプタの増設に取り組もう 。

11月20日 昨日午後は通院の為に何も出来なかったが先日の続きに取り掛かった。

簡易FMアンテナとiPod用の入力アダプタを用意し終わりとした。

 

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Marantz, 10B

2018-11-18 12:16:36 | Weblog

2台目は Marantz, 10B でCRTが機能せず、R Chが歪む等の問題が有り、またカバレッジを日本バンド
に改造のご依頼を頂いた。 この種の物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
にお願い致します。

11月19日 カバレッジの改造に取り掛かった。 どうせならとR Chの出力で作業を進めた。

カバレッジを日本バンドに改造したが感度も上がった様でR Chの歪は殆ど感じられなくなった。

ゴーサインを頂いたので明日はCRT部分に取り掛かろう。 

11月20日 CRT部分に取り掛かったが先ずIntensityとFocus用のVRは近年日本製に交換されていた。

元々使われていたCRTでも別途購入されたCRTでも状態は変わらなかった。 可笑しい

各電極の電位を診てみた。

カソードの電位-158Vに対してグリッド1の電位は-261Vと100V以上低くカットオフされているのでは。

回路図の文字がハッキリ読めず5番ピンと8番ピンを間違えていた。 サテ何が問題なのか?

 

改めてこのCRTのスペックをみてみたが上の定格だけでは良く分からない。 明日は強制的に発光
させてみるか。 本日は時間切れ、何とも疲れた!

11月21日 グリッドがカットオフになっている様だったのでK-g1間を13KΩでジャンパーしてみた。
上は別途添えて頂いたCRTでの外部入力設定、下は出力設定。 焦点は合って無いが問題無し。

元々のCRTでの上は出力設定、下は外部入力設定。 中央部分が焼けているのか発光しなかった。
それと焦点調整用VRは本来250KΩなのだが30KΩの物に替えられていた(300KΩと間違えた?)

 

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